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泣きたくなる旅の日は、世界が美しい

2016.07.29 公開 ツイート

【再掲】

旅作家が本気で選ぶ!心に残る世界の街並5選 小林希

世界を飛び回る旅作家、小林希さん。訪れた国は50カ国、著書も多数ある旅のプロが選ぶ、今まで出会った中で5つだけオススメの美しい街並みを紹介するとしたら……? 
思わずため息が出てしまうくらい素敵な街の数々です。


No.1 インドのブルーシティ

インドのブルーシティと呼ばれるジョードプル。青色に塗られた壁の家が多く、高台のフォートから眺めると絶景ものです。
大国インドの中を街から街へと長時間かけて移動して、ようやく辿り着いたジョードプルの街で、旅人を歓迎してくれる青の街並は泣きたくなるほど感動的でした。


No.2 スペインのバルセロナのクリスマス

スペインはバルセロナの可愛らしいイルミネーションをした街並み。華やかではないけれど、優しくて、シンプルなイルミネーションがとてもこの街らしいと思い一瞬で好きになった光景です。クリスマスから1月中頃まで毎年見られるそうです。
 

No.3 マルタ共和国のヴァレッタ

マルタ共和国の首都ヴァレッタは道が碁盤の目状につくられ、また坂道が多いため、こういった街並に出くわします。真っすぐな一本道の先は海と空だなんて、ロマンチックです。
 

No.4 クロアチアのドゥブロブニク

クロアチアのドゥブロブニクの街中。美しく魔女の宅急便の舞台だとも囁かるほどの街並だけど、街中は紛争跡地が残り、そこに再び生命の息吹を感じさせる草木が生えて、ちょっとした遺跡のようでもあります。ただの美しい街というわけではなくて、過去の傷を背負い、人間の辿った悲劇を記憶にとどめさせる場所として印象に残っています。
  

No.5 ハイチの住宅郡

中米のカリブ海諸国で唯一の黒人独立国家ハイチ。かつて豊かで穏やかな国だったと聞くハイチも現在は無秩序で強盗事件が多いという噂ばかり耳に届きますが、現地で知り合った日本人女性とともに街歩きをして出会った街並に圧巻。色彩をもつ家々と色彩のもたない家々がハッキリと別れて山間にそそりたち、ミステリアスな雰囲気を醸し出していました。

関連書籍

小林希『泣きたくなる旅の日は、世界が美しい』

仕事を辞めて日本を飛び出し5年。世界50カ国を旅し、数々の人間ドラマを目の当たりにしてきた小林さん。色々な国の人達との些細な、でも忘れられない出会いのストーリー22編を掲載しています。小林さんと一緒に笑ったり泣いたりしながら、「この世界もなかなか捨てたもんじゃないな」「人と人との関わりって、温かいんだな」と思える一冊です。旅の一瞬を切り取った美しい写真もオールカラーで掲載しています。

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泣きたくなる旅の日は、世界が美しい

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小林希 旅作家

一九八二年東京生まれ。旅作家。元編集者。出版社を退社し、世界放浪の旅へ。1年後帰国して、『恋する旅女、世界をゆくー29歳、会社を辞めて旅に出た』(幻冬舎文庫)で作家に転身。旅をしながらネコの写真を撮り続ける。また、執筆活動の傍ら、瀬戸内海の島にゲストハウスをオープンするなど島おこしに奔走する。著書に『泣きたくなる旅の日は、世界が美しい』(幻冬舎)など多数。現在五十五カ国をめぐる。『デジタルカメラマガジン』(インプレス)で「世界のネコに恋して」を連載中。
◆インスタグラム&ツイッター:nozokoneko

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