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2016.01.12

思い出すのは夜のことばかり

幻冬舎plus編集部

思い出すのは夜のことばかり

12月24日
夜、クリスマスイブにまったくそぐわない映画「死ぬほどセックスしてみたかった」(バクシーシ山下監督)をアップリンクへ見に行く。ビデ倫の審査に通らず幻の作品と聞いていたもの。今日一日だけの上映なので、勇気を出して、行くしかないと思う。
あらすじ等は省略するけれども、想像以上に強烈だった。死なないで、と思い、生きるってなんだろう、と思い、この作品を撮った監督の胸中を想像して混乱した。
去年は、クリスマスイブに同じアップリンクで「劇場版テレクラキャノンボール2013」を見てショックを受けて、ヨレヨレした気持ちで一人お酒を飲んで帰ったのだけど、今日はお酒を飲む気にもならず、会社に戻って仕事をした。
「死ぬほどセックス~」は、「テレクラキャノンボール」を見たあとで知った、バクシーシ山下監督『セックス障害者たち』(幻冬舎文庫から出ていた!)の最後に出てくる作品。映画を見たあとにあらためて本を読むと、私の想像力が全く追いついていなかったことに気づかされた。
高橋源一郎さんによる『セックス障害者たち』の文庫解説には、「バクシーシ山下のAVを見ていると、ぼくたちの頭の中の遠近法が狂ってくる」と書いてある。私が、会社に戻って仕事をしたのは、遠近法を、平常心を、取り戻すためだったのだと思う。

12月25日
夜、九龍ジョー氏が一日店長を務めるバー「九龍城」へ。九龍氏は、この日記にも何度も登場しているけれど、仕事以外で今年いちばん会った人だと思う。知り合った当時(2000年くらい?)は、彼はもちろん九龍ジョーでも何者でもなく、フリーターみたいな人で、日韓ワールドカップのときは調子にのってフットサルチームを作り(ちなみに、チーム名は「ジャスミンティ」)、一緒に練習したり試合をしたりしていたのだよ、ということをまわりにいた人たちに何度も話す。あまりに何度も説明したので、ここにも書いておこう。
幻冬舎plusでは、今日から特別企画「言っておきたい!!2016」がスタート。

12月26日

夜、ゲンロンカフェの忘年会へ。今年は、東浩紀さんの「弱いつながり」が紀伊國屋じんぶん大賞を受賞したり、秋には、小林よしのりさん、宮台真司さん、東さんの鼎談新書「戦争する国の道徳」を出させていただいたり、とたくさんお世話になりました。2016年1月末には「ショッピングモールから考える」を幻冬舎新書から出させていただく予定。今年一年の締めのご挨拶をしたり、お久しぶりの方にお会いしたり、はじめての方とお話したり。会田誠さんもいらしていたので、ここぞとばかりに特別企画の原稿の念を押す(すみません)。

12月28日

会社最終日の夜は、何年も同じメンバー三人で忘年会。今年は一人が出産したばかりなので、ナシかな? と思ったけれど、出産した本人からやろう、ということだったので例年通り。一年に一回、元気に会い続けることに意味があるのだと思う。

12月29日
午後、昨日までに納まりきれなかったデザイン打ち合わせをひとつ。

12月30日

朝から、貫井徳郎さんとドラマ『悪党たちは千里を走る』の撮影見学へ緑山スタジオに。撮られていたのは、ムロツヨシさん、黒川芽以さんおふたりのシーン。ムロさん演じる主人公の作り込まれた部屋に貫井さんともども感激する。
お昼は、緑山スタジオ食堂名物だというワンタン麺をいただく。
夜は、十条での前野健太さんのライブに行く予定だったけれど、行けなくなったのでチケットを別に譲り、私は打ち上げだけ参加。その後、終電で帰れなかった友人が家に泊まりくる。

12月31日
夕方、HMVで前野健太さんライブ。昨日行けなかったので。一年の最後に聞けてよかった。帰宅して、日暮里の「川むら」で年越しそば。10年以上変わらない習慣。


1月1日~1月4日

新年は東京の空気がきれいになる。初詣で。年賀状作り。箱根駅伝。原稿読み。一度もお化粧しないどこにも行かないお休みだった。特別企画が気になり、ツイッターばかりしていた。

1月5日
仕事始め。夜、ユーロスペースに「劇場版501」を見に行く。ビーバップみのる監督のセルフドキュメンタリーというのか、混沌とした映画。登場する人たちの、有名になりたい、表現したい、というアピールに途中息苦しくなるも、最後は爽やかな気持ちに。エンディングの曲「やさしいスポンジ」がよかったな。

1月7日

「会場の決まってないジャパンツアー」連載中のどついたるねんの一筆書きで日本一周するジャパンツアーが今日からスタート。この日、全国の会場が全部決まったよう。ライブは「どついたるねんって、こんなにかっこよかったっけ?」と思うほど、めちゃくちゃよかった。楽曲の幅も広いうえに、メンバーの悪っぽさとひたむさきが渾然一体となったところに惹きつけられる。
ライブ後、救援物資として、小分けの虎屋の羊羹(日持ちして食べやすい)、『バンド臨終図巻』(どこからでも読める)、『水木サンの迷言366日』(同じくどこからでも読める)をお渡しする。連載原稿もメンバー全員に書いてもらいたいと思っているので、あらためてみなにお願いする。

1月8日
夜、神楽坂で食事。
本を持つことの意味、ネットで読むことの意味、をもっと因数分解して考えようと思った。


1月9日

夜、高円寺パンディット「恋愛できない国ニッポン?~イマドキ中年童貞のリアル~」へ。中村淳彦さんがご登壇されており、私は、『ルポ中年童貞』『職業としてのAV女優』を販売する。
イベント全体に、恋愛に奥手な人たちを肯定する雰囲気が漂っていて、客席からの意見や質問が活発。自身について語る人も多かった。「中年童貞が本になったことでネタにされたようで不愉快だ」とおっしゃっていた方もいたけれど、可視化されたことで、こういうイベントが催されたり、話ができたりするのはよいことなのではないかと思った。

1月12日
午後、文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」にはあちゅうさんがゲスト出演するため浜松町へ。お相手は、大竹まことさんと倉田真由美さん。
事前に台本を渡されるも、本番は、まったく違う内容だった。
『かわいくおごられて気持ちよくおごる方法』はモテ本というよりも、『気遣い』の本である」とはあちゅうさんは最初に述べたあと、「おごられる女性」にいまいち納得のいかない倉田さんを説得するような展開に。ポッドキャストでも聴けるよう。
夜、日記を書いている。去年のことは、もう夜のイベント的なことしか思い出せない。(竹村)

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