毎日を1%ずつ新しく生きる! 刺激と感動のマガジン&ストア

★がついた記事は無料会員限定

2016.01.02

<とまらない貧困スパイラル>

本当に恐ろしい「奨学金」という時限爆弾

今野 晴貴

本当に恐ろしい「奨学金」という時限爆弾

 このところ若者を使いつぶす「ブラック企業」や、学生を過酷に働かせて搾取する「ブラックバイト」が大きな社会問題となってきた。これらの問題は日本社会で生きる若者の将来を脅かすものとして、衝撃を与えたことだろう。

 だが、本当に恐ろしい事態が労働問題の陰に潜んでいる。日本の労働社会には今、「奨学金返済の問題」という新たな危機が抱えているのだ。
 

「奨学金制度」の実情

 そもそも、日本においては、厳密な意味での奨学金制度が実質的に存在しない。日本では、学資を貸与する制度が「奨学金」と呼ばれている。しかし、世界的には「奨学金」とは給付型(つまり、返さなくてよい)のみを指すため、日本育英会を引き継いだ日本学生支援機構(JASSO)の提供している貸与型奨学金は、「教育ローン」に分類される。

 後で返済が求められ、しかも、6割以上「利子付き」であるにも関わらず、奨学金を借りる学生が増えている。その理由の一つが、…

ログイン

ここから先は会員限定のコンテンツ・サービスとなっております。

無料の会員登録で幻冬舎plusを更に楽しむ!会員特典をもっと見る

会員限定記事が読める

バックナンバーが読める

電子書籍が買える

イベントに参加できる

★がついた記事は無料会員限定

関連連載

今野晴貴<就活の「新常識」>


関連書籍

今野晴貴『ヤバい会社の餌食にならないための労働法』
→試し読み・電子書籍はこちら
→書籍の購入はこちら(Amazon)

関連書籍

集中連載“言っておきたい!!2016”を電子版限定で書籍化!
→試し読み・幻冬舎plusでの購入はこちら(ポイント50%還元中!)
→Amazonでの購入はこちら

政治・経済から国際社会に裏社会、恋愛、アートや相対性理論まで、各分野で活躍中の総勢28名が執筆。本作品はTwitter、Facebookなどで多くの反響があったこれらの記事が、まとめて読める電子書籍です。
新しいニュースは日々起こり、時代は動いていきます。そんな中で、本質を射抜く言葉は、流されやすい私たちを支える大きな力となるはずです。日本が凝縮されたこれら28個の視点を、前に進むとき、考えるときの指針にしてください。

記事へのコメント コメントする

コメントを書く

コメントの書き込みは、会員登録とログインをされてからご利用ください

この記事を読んだ人にはこんな記事もおすすめです
  • 俺はまだ、神に愛されているだろうか?
  • 二人の“ハル”が、あの3月11日、東京で出会った——。
  • 希望が芽吹く傑作長編
  • 「上から目線」の憲法を、思わず笑い転げそうになる口語訳にしてみました。
  • 数字の苦手な人でも飛躍的な成果を上げられるノウハウを開陳!
  • 矢三郎の「阿呆の血」が騒ぐ!
  • 麻生幾、浦賀和宏、小路幸也らによる書き下ろしミステリー小説が100円で発売!
  • 「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」
  • 夫との最後の日々が教えてくれた、人生の真実。
  • あの子は、私の子だ。 血の繋がりなんて、 なんだというのだろう。
麻生幾、浦賀和宏、小路幸也らによる書き下ろしミステリー小説が100円で発売!
希望が芽吹く傑作長編
エキサイトeブックス
今だけ!プレゼント情報
かけこみ人生相談 お悩み募集中!