東京オリンピック開催の効果はすでにあらわれている 

 2016年のスポーツ界、なんといってもビッグイベントはリオデジャネイロ・オリンピックだ。2020年の東京オリンピックを控える日本にとっては、その試金石という意味でも、重要な大会になる。
 私自身、驚いているのは地元開催による「影響力」だ。
 東京大会の開催が決まってから2年あまり、すでにその効果は出始めている。特に団体競技ではオリンピック切符を獲得するチームが続出。女子バスケットボール、男女7人制ラグビー、水球、女子ホッケーが出場権を得て、今後は男女バレーボールにも期待がかかる。
 2月29日からは女子サッカーのアジア予選が行われるが、なでしこジャパンの佐々木則夫監督は、
「他のチームスポーツがどんどんオリンピック出場を決めていく中で、我々としてもプレッシャーがかかります。みなさん、『なでしこ』と聞けば金メダルを期待されるでしょうが、強化の現場としてはまず、オリンピックの出場権を絶対に獲得しないといけない使命を感じています」
と話す。
 4年後の地元開催で結果を残すには、リオデジャネイロの出場が不可欠。その意識が全体のレベルアップにつながっている。


ハーフ選手の台頭が目立つ

 また、個人競技にも新たな波を感じる。

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