「回る回るよ時代は回る」

 2015年はこの歌詞を実感した一年でした。というのも今年に入ってピタッとネタができなくなったんです。もっとも今までも、湯水のようにおもいついたわけではないけど、それでも体験ノンフィクション漫談をやるようになってから、ネタは増えました。ちなみにこの体験ノンフィクション漫談とは、所属するワハハ本舗の社長であり演出家の喰始(たべ・はじめ)から出されるテーマを体験取材して、そこで起こった出来事を笑いをおりまぜ語るというもの。

 例えば「宗教」の時は宗教団体の集会に潜入、テーマ「ゲイ」の時は新宿二丁目のゲイバーに勤務。テーマ「お葬式」の時は会ったこともない方の葬儀に参列してきました。

 そんな一風変わった芸風をコツコツやり続けてきて13年目の今年、ネタができなくなったんです。

 “もう一生ネタができひんのちゃうやろか”

 元来ネガティブな僕は不安にかられ、喰さんに相談した。すると「ネタができなくなったのは自分の型を決めてしまったから。今にすがるのではなく未来を見すえるのなら、自分の型を捨てなさい」

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