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2015.11.17

第1回

えっ!! カロリー制限はしないほうがいいって本当?

山田 悟

えっ!! カロリー制限はしないほうがいいって本当?

1食あたりの糖質量を、一定の値に抑えて食べる「ロカボ」が、これまでの徹底的な炭水化物抜きやカロリー制限とは違い、“おいしく楽しく食べて健康になれる食事法”として、大変注目されています。

詳しくは『糖質制限の真実』(山田 悟著)を読んでいただくとして、この食事法で一番気になるのは、どれほどのダイエット効果が期待できるのかということではないでしょうか。

結論から先に言うと、「ロカボ」の食事法は、高血糖による糖尿病の予防はもとより、健康的に、きれいに痩せられるダイエットの効果が非常に高いのです。しかも、これまで私たちが行っていたダイエットは、多くの間違いや危険さえはらんでいることも明らかに……。この驚きの事実について、山田先生に直接聞いてみました。(聞き手:佐藤誠二朗)

 

カロリー制限は体に悪い?

———先生、さっそくですが、私はこれまで「太りすぎだな」と思ったときはまず、カロリーの表示を気にして、なるべく低カロリーの物を探して食べるように心がけてきました。でも今回、先生が書いたご本の中では、カロリー制限を否定していると聞きました。カロリー制限は、間違いなのですか?

山田 間違いではないですよ。今でも日本糖尿病学界が正式に認めている食事療法は、カロリー制限のみです。

———あれ? そうなんですか? 今日は「カロリー制限は間違っている」というお話なのかと。

山田 いえいえ。カロリー制限はもちろん、体重を減らす効果が高いですよ。

———そうなんですね。では、ダイエットをするには、やっぱりカロリー制限がいいんですね。

山田 ここで少し、立ち止まって考えてみてください。あなたはこれまでカロリー制限でダイエットをして、体重はどう変化しましたか? ちょっと見た感じでは、今も少し、お腹に余分なお肉がついているようですが。

———……はい。実は最近もカロリー制限でダイエットをして、一時期は3~4キロ落とすことができたのですが……。結局、元に戻ってしまいました。いわゆるリバウンドというやつだと思います。

山田 問題はそこなんですよ。ではもう一つ、私から質問していいですか? カロリー制限をしている間、どんなことを考えていましたか?

———いつもお腹が空いていて、食べ物のことばかり考えていたような気がします。でも、痩せるためだと思って、一時期はなんとか我慢できていたのですが。

山田 ついに我慢できなくなってしまって、どか食いしてしまった?

———その通りです。先生、さすがですね!

山田 大したことじゃありません。これは美容のために痩せようと、カロリー制限を実施したほとんどの人が陥るパターンなのです。

———なるほど。でも、日本糖尿病学界はカロリー制限を推奨しているんですよね?

山田 きちんと管理されたカロリー制限であれば、病的に太っている人の減量法としては、今でも有効です。肥満のために糖尿病になってしまった人が、治療の目的で摂取カロリーを制限し、まず体重を減らすということは否定しません。

———でも、病気ではない人がやるのは良くないのですか?

山田 その通りです。

———どこに問題があるのでしょう?

山田 カロリー制限はおいしくない・量が少ない・楽しくない、と、苦痛が多く、続けるのが非常に困難なものです。その上、「これだけのカロリーに抑えて食事をしよう」と考えても、人が「これだけ食べている」と思ったカロリーは、実際の60~80%と少なく見積もってしまう傾向にあります。だから健康な人のダイエットの方法としては、あまりおすすめできないのです。

———でも、カロリーの摂りすぎは、心臓病のリスクも高めると言われていますよね?

山田 最近の研究では、どうやら、それも疑わしいのです。動物実験ではなく、人間のデータでカロリー制限の効果が実証されたことはありません。2013年に行われた研究では、10年間「腹八分目」程度のカロリー制限を続けた結果、体重は確かに平均6~7キログラム減少したけど、残念なことに心臓病はまったく減らなかったということが明らかになりました。

カロリー制限をしたグループとしないグループの心臓病発生率

———で、でも、やはり体重が減るのなら……。

山田 と、思うでしょう。でも、カロリー制限をすると、体重だけではなく、人間の体のもっと大事なものも減らしてしまうのですよ。短期的に見ると、カロリー制限をすると、筋肉が削られることによって基礎代謝率が減り、体脂肪が燃えにくくなります。カロリー制限でダイエットをしていると、最初は調子よく体重が減るのに、ある段階で急に体重が落ちにくくなると思います。筋肉が削られて、脂肪が燃えにくくなってしまった証拠です。そしてもう一つ。

———もう一つ?

山田 骨です。カロリー制限を行うと、骨密度が減少するというデータがあります。カロリー制限することによってアンチエイジングになるどころか、筋肉も骨も少なくなり、将来、寝たきりになるロコモティブシンドロームの要因となる可能性まで指摘されているのです。

カロリー制限と骨密度の減少

———そうなんですか! 分かりました。では、カロリー制限がだめとなると、痩せるにはどうしたらいいのでしょう?

山田 緩やかな糖質制限=ロカボの食事法です。この方法であれば、お腹いっぱいまでおいしい物を食べられて、しかも筋肉も骨も削らず、内臓脂肪を落とすことから痩せられて、しかもリバウンドの心配もありません。

———本当ですか? それが本当なら夢のようですが……。では先生、その「ロカボ」について詳しく教えてください。

山田 おっと、残念ながら今日は時間となってしまいました。この話はいずれまた。早く詳しく知りたい方は、是非『糖質制限の真実』を読んでください。

———それがいいと思います! 次回もよろしくおねがいします。

 

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