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2015.11.08

早稲田大学の382号室で事件が!?
長蛇の列の先に、本格ミステリ作家がずらり

幻冬舎plus編集部

早稲田大学の382号室で事件が!?<br />長蛇の列の先に、本格ミステリ作家がずらり<br />

 11月第一週の週末。高田馬場、早稲田、西早稲田…各駅からあふれ出る人の波が向かうのは、早稲田大学で開催されている早稲田祭2015。その戸山キャンパスの奥の奥、382号室ではさらに大きな事件が!?

 イベント開始前から並ぶ長蛇の列の先に見えたのは、ワセダミステリクラブ主催の「本格ミステリ作家クラブ創立15周年記念イベント」の文字。本格ミステリ作家がずらり登壇し―――綾辻行人氏、有栖川有栖氏、北村薫氏、辻真先氏、法月綸太郎氏————トークショーが開催されたのだ。後半のサイン会では、麻耶雄嵩氏、皆川博子氏もかけつけ、400人ほどがギュウヅメになった会場はおおいに沸いた。

 トークは、司会の杉江松恋氏が話をふる形で、15年前に発足された本格ミステリ作家クラブの経緯、その興味深い歴史が、代々の会長たちの口から語られた。各先生方の飾らない言葉や、初めて聞くウラ話、正直な気持ちの吐露の数々に、笑いの絶えない1時間半に。“本格”の人気の根強さと、観客のミステリ愛が伝わってくるイベントだった。

盛大な拍手のなか、見送られる先生方

 


 サイン会も熱気が覚めやらず
 トークショー後のサイン会も、人はまったくはけず。好きな先生たちの著作をもって並び、自分の番を今か今かと待つファンたち。

「『本格ミステリ作家クラブの設立の趣意書を書け』と言われたので書いたら、初代会長になっていた」という有栖川有栖氏のところにも、たくさんのファンが並ぶ。その7割ほどの人が手にするのは、先頃、待ちこがれるようにして出た新刊『鍵の掛かった男』(幻冬舎刊)だ。

 



 

 

有栖先生、大忙し。サインのスピードが速い!このくらいの速さで原稿が上がったら…とよこしまな気持ちを抱いた(かもしれない)編集者たちも周囲に。

 

 この火村英生シリーズは、実写ドラマ化が決定し、斎藤工(火村)×窪田正孝(アリス)のバディで来年1月からスタートすることが報道されたばかり(「臨床犯罪学者 火村英生の推理(仮)」日本テレビ)。本格ミステリファンの楽しみが、また一つ増えた。

 そして今後は、また来年5月に向けての第16回本格ミステリ大賞の選定が始まる(選評は『ジャーロ』(光文社)毎年6月発売号に掲載)。常に「何かやってやろう」という熱量が渦巻く本格ミステリの世界に、これからも注目だ。(S)

リニューアル!!→本格ミステリ作家クラブ HP http://honkaku.com

 

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