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2015.11.08

11月12日、写真集発売!

「ゲンバ男子」プロジェクトは
どのようにして始まったのか?

幻冬舎 編集部

「ゲンバ男子」プロジェクトは<br />どのようにして始まったのか?

11月12日に発売を迎える写真集『ゲンバ男子』。この写真集は「Bplatz」編集部の熱い情熱に支えられて形になりました。彼らの「ゲンバ男子の魅力を伝えたい」という情熱は感動的でした。なので、「ゲンバ男子」プロジェクトの仕掛け人にして、「Bplatz」編集長の山野千枝さんに「書籍のあとがきを書いてください」とお願いしたのですが、これが、とても胸を打つ素晴らしい文章なのです。「ゲンバ男子」プロジェクトがどういう経緯で始まったのかがわかる内容でもあるので、是非ともお読みください!
(本特集は全五回を予定しています。次回更新は11月10日です)

 


 ゲンバ男子の取材を始めたきっかけは中小製造業の採用難でした。

「Bplatz」は、町工場を取材することが多かったんですが、数年前から、「若手が採用できない」という社長さんの声をたびたび聞くようになりました。中には「企業の存続にも関わる深刻な問題」と仰る方までいて、地元の情報紙として何かできることはないかと考えたのです。

 でも、真面目な情報発信では肝心の若い世代に届かない。情報が届かなければ関心を持ってもらえるはずがない。であれば、変化球で勝負しようと。「町工場で働くイケメンを探せ」という、やや卑怯なコンセプトのもと、実際に町工場で「オトコマエに」働く若者をゲンバ男子と名付け、プロのカメラマンが撮影した写真を一堂に集めた特設サイトを開設しました。製造業にまったく縁がない若者たちの関心を集めることが目的です。

 そして、町工場での撮影で、私たちは彼らのかっこよさを再確認することになります。コンマ数ミリの作業に集中する目力、昨日より今日の技術を高めようとする職人魂、人々の暮らしを支える製品をつくっているという誇り。そして、撮影中、若手社員の話をしながら涙ぐむ社長がどれだけ多いか! 日本のものづくりはこんな人たちに支えられているんだと、胸が熱くなる瞬間が何度も何度もありました。

 謙虚でシャイな人たちが多い業界に土足で踏み込んだ感は否めません。でも、私たちが「ものづくりはかっこいい!」と言い切って大々的に盛り上げることで、製造業の皆さんがこっそり秘めていた仕事への誇りをアピールしやすくなったり、若い人が活躍できるよう受け入れ態勢を整えたり、そんな会社が増えることで採用難も少しずつ解消されるんじゃないか。そう信じて現場に足を運んでいます。

 日本の競争力の礎だった、製造業で技術を究める人々がリスペクトされるカルチャーを復活させたい。今、その思いを共有した人々が立ち上がり、全国各地のものづくりの町でもゲンバ男子の企画が始まろうとしています。そして、この本を手にしたあなたの町にも、ゲンバ男子はいるはずです。彼らの存在に一瞬でも思いを馳せていただけたら、この本をつくった甲斐があります。

 彼らの最高の一瞬を捉えるために過酷な撮影を続けてくれた福永カメラマン、ゲンバ男子の世界観をつくり上げてくれたデザイナーの小山さん、取材で一緒に汗をかいてくれたリサに濱ちゃん、撮影サポートに出動してくれた畑さん、ゲンバ男子を盛り上げてくれたチアーズGのみんな。そして、父上も元職人で、大阪の弱小編集部に写真集発行の機会をくださった幻冬舎の有馬さん。この本は、ものづくり職人への愛と敬意に溢れる人々の力で完成しました。本当に本当にありがとうございました。

                         2015年11月 編集長 山野千枝

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