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2015.08.07

ここはだれの場所~書かねば忘れてしまう

幻冬舎plus編集部

ここはだれの場所~書かねば忘れてしまう

7月31日

清澄白河の東京都現代美術館「ここはだれの場所?」展へ。数日前に、現代美術家の会田誠さん、妻で同じく美術家の岡田裕子さん、中2の息子の岡田寅次郎さんによる「会田家」の展示に撤去要請が出ているというので話題になっている。早めに見ておこうと思ったのだ。平日午前中の美術館はとても静か。

ゆったりとした気持ちで見た、「ここはだれの場所?」展はどれもすばらしかった。ヨーガン・レールの「地球はだれのもの?」は、夢のなかにいるみたいな美しく、でも、その美しさを構成するものたちが何かを考えると胸がぴりりとする。
岡崎乾二郎「美術館はだれのもの?」の芸術を斜に構えてみる大人たちへの皮肉。
会田家「社会はだれのもの?」のユーモアあふれる提言。おかしくて声を出して笑ってしまう。展示は話題になっていた「檄文」だけではないし、全体を覆うのはもっとワクワクする感じ。

帰りにミュージアムショップに寄ると、会田誠さんの文庫『カリコリせんとや生まれけむ』がない。どうしたのだろう? と思い店長さんに伺うと、すごく売れていてなくなってしまったとのこと。追加もしてくださったとのことでほっとする。
『カリコリせんとや生まれけむ』には、息子・寅次郎くんの教育のこと、学校との折り合わなさの苦労などが率直につづられていて(ときに岡田さんが会田さんの代わりに筆をとり)、「会田家」の展示とセットで読むともっと楽しめると思う。

午後、「会田家」はそのまま問題なく展示されるとの発表。よかった。


8月4日

LINE社さんを訪問。『ぼくは愛を証明しようと思う。』に推薦コメントもくださった田端信太郎さん(LINE株式会社上級執行役員)と藤沢数希さんの対談。田端さんのコメント「営業マン必読。恋愛工学とは営業工学でもある。」のとおり、恋愛工学と営業がいかに近いかと話や就活のことなど、これまでの対談とは異なるビジネス寄りの話題がとても新鮮だった。ダイヤモンドオンラインに掲載される予定です。写真は、LINE社から見渡す東京18時のすばらしい眺め。

8月6日
現代ビジネスさんを訪問。これまで5年間、どんなことをやってこられたかをplusスタッフ4人で話を聞く。思った以上に少ない人数で運営されていることに驚き、おおいに刺激を受ける。私たちも人力のなさを言い訳にしてはいけない。そして、細部にきちんとこだわること。結局、本をつくるときと同じなのだと思う。
はじめて入った講談社さんの社員食堂(私は社員食堂のある会社で働いたことがないので、すごく羨ましい!)のスイカジュースが美味しかった。


8月7日
明日から始まる幻冬舎plusの戦後70年特別企画「あの戦争を知る10のこと」の自分担当部分を調整。読み応えのあるものが出来ている。plusスタッフ相馬の細やかな編集力の賜物。手を抜かないことの威力を昨日聞いた話とともに思う。多くの人に読んでほしいな。

その後、ずっと放置していた「編集部日記」を書く(いま!)。あいだがあけばあくほど書きづらくなることを実感。ペースを取り戻そう。短い夏だからこそ、書いておかなければ忘れてしまう。(竹村)

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