『父親が息子に伝える17の大切なこと』 森浩美 双葉社刊

 

 大人から子供に伝えておきたい生き方指南書。これがとって読みやすくて、ちょっと新しい形式の「小説」になってて面白かったです。
 形式は小説となってますが、書かれているのは、父親と子供の会話のみ! 今は何時で、私は何所にいて、何を見て、どう感じているか……といった文章は一行もなくて、いきなり親子の会話がどんどと綴られていきます。ある意味小説よりも想像力が膨らんじゃうこの感覚が新しく感じられたし、このスタイル、なかなか良いな~と思いました。挿絵もかわいかったし、雰囲気をつかむ参考になりました。
 これは大人から子供へのメッセージですが、大人が一人で読んでも学ぶものがあって勉強になりました。生活をしていく上での当たり前な事や大切な事を、身近な人間関係を通じてもう一度見直してみる。そして机上でなくて、実践してやってみる。そうすると、自分も周りもハッピー!! テーマごとに繰り広げられる親子の会話から、何か言葉が自分の心に響いたり、状況は違えど当てはめられたりするので、この本は基本は父親から息子へですが、父親の方だけではなくて、これはどなたでも読める本だと思います。
 是非、読んでみて下さい!

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