まるで銀細工のようなプラチナコガネ、日本の伝統紋様さながらに多様な柄のカタゾウムシ、虹色の輝きが美しいアトバゴミムシ……。
甲虫の中でもとくに金属光沢が美しいもの、珍しい模様を背負っているもの、色合いが芸術的なものを厳選して紹介する写真集
『きらめく甲虫』(丸山宗利・著)が刊行になりました。
 第3回は、色と模様が個性的なゴマダラカミキリの写真をご紹介します。
 

 体つきが頑強で触角が長く、実にカミキリムシらしい一群である。日本にも数種が生息する。東南アジアでは地域ごと、島ごとにさまざまな種が見られ、その多くの種は細かな水玉模様や帯模様に彩られて、色と模様の多様性が楽しい。しかし、幼虫が生きた木を食べるものが多く、街路樹や果樹の深刻な害虫となっているものもいる。

 

 レツモンゴマダラカミキリ
学名:Anoplophora asuanga 採集地:フィリピン・レイテ島 大きさ:36mm
胡麻の部分が大きい。

 


キモンゴマダラカミキリ
学名:A. horsfieldii 採集地:台湾 大きさ:36mm
模様が顔のようにも見えてくる。

 

 

ハデツヤオオゴマダラカミキリ
学名:A. albopicta 採集地:台湾 大きさ:48mm
堂々と風格のある姿。触角の根元も太くしっかりしている。

 

次回は7月29日(水)を予定しています。
『きらめく甲虫』刊行記念イベントの様子をレポートします。

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