まるで銀細工のようなプラチナコガネ、日本の伝統紋様さながらに多様な柄のカタゾウムシ、虹色の輝きが美しいアトバゴミムシ……。
甲虫の中でもとくに金属光沢が美しいもの、珍しい模様を背負っているもの、色合いが芸術的なものを厳選して紹介する写真集
『きらめく甲虫』(丸山宗利・著)が刊行になりました。
 第2回は、チリオサムシの写真を紹介。カラフルなものから地味な一色のものまで、様々な色の種類を持つチリオサムシをお楽しみください。

 


 オサムシはユーラシア大陸と北米大陸北部、北アフリカに大きな一群が生息し、オーストラリアと南米のチリ周辺にそれぞれ特産の一群が分布している。チリオサムシはチリの山岳地帯に生息し、各地でさまざまな種に分かれている。赤と青の派手なものから、茶色一色の地味なものまで、同じ種でも驚くほどの色のちがいが見られる。

 

 チリオサムシ
学名:Ceroglossus chilensis latemarginatus 採集地:チリ 大きさ:29mm
荒涼とした地に映える鮮やかな虹色光沢。

 

チリオサムシ
学名:C. chilensis mochae 採集地:チリ 大きさ:25mm
敢えて地味路線で主張する。

 

チリオサムシ
学名:C. chilensis solieri 採集地:チリ 大きさ:30mm
宇宙から見た地球のような青。 


 

チリオサムシ
学名:C. chilensis colchaguensis 採集地:チリ 大きさ:27mm
地色の青と茶、2色の配色が印象的。

 

次回のチラ見せは、7月25日(土)を予定しています。
色と模様の多様性が楽しいゴマダラカミキリを紹介します。

この記事をシェア
この連載のすべての記事を見る

★がついた記事は無料会員限定

関連書籍
 

丸山宗利『きらめく甲虫』
→書籍の購入はこちら(Amazon)
→電子書籍の購入はこちら