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2015.06.28

第21回 

看護師
…ここでだけ、ちょっとだけ甘えたい人。

壇蜜

看護師<br />…ここでだけ、ちょっとだけ甘えたい人。<br />

 ここ最近、入院している祖母への見舞いや自分自身の体調不良などが続き、病院へ行くことが数回ありました。お陰さまで祖母も私もどちらも大事なく、今ではぴんぴんしているのですが……まったく悪運の強い家系です。

 病院に行くと、必ずお世話になるのが看護師さんですが、呼び名をはじめ随分と印象が変わったような気がします。パンツルックもナースキャップがない姿も、時には手術着で作業をされていることも、小さい頃のいわゆる「看護師さん」にはないイメージでした。
 私は女性なので今の看護師さんも昔の看護師さんのスタイルも、「デキル女」の象徴のひとつとして憧れる気持ちは変わりなく、むしろ、今の動きやすくてジェンダーフリーになった姿は、更に頼もしく見えたりもします。

 子供の頃は「弱っているので甘えてもよかろう」という気持ちを全開に、掛かり付けの病院にいる看護師さんにあれやこれや話しかけてきゃっきゃとしていたのですが、大人になった今ではそうはいかないものだと、勝手に線引きしていました。彼女らも仕事だ、無駄にちょっかい出して妨害してはいかんね、とすら思っていたのですが、最近お世話になった彼女らは今でも優しく、どう見ても年上の私に対しても「お熱はかりましょうね」「お薬吸い込んでください。吸ってー吐いてー、はいよくできました」「(薬に「おえ」となった私に対し)ねー、おえ、ですよねぇこれ」という対応。昔とあんまり変わらないじゃない……とすら思わせてくれました。

 私の「自分が弱っているときに(妨害しない程度に)すこーしだけ甘えてたしなめる→そして元気に」というプレイを許してくれる方々に、心から感謝した次第です。



<今月、壇蜜が気になったモノ>

撮影/壇蜜

 

とあるレストランの男子トイレ看板。「俺は漢だ!」感が伝わりすぎです。


出典:『GINGER』2015年1月号より 

 

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