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2015.05.25

個室ではなかった/フラッシュバックメモリーズ他

幻冬舎plus編集部

個室ではなかった/フラッシュバックメモリーズ他

5月20日

夜、書籍用の対談収録。しかし、予約していた喫茶店の個室が、完全個室ではないうえに、BGMも聞こえてくる状態だったために、急遽、会社へ移動。HPだけを見て決めてしまったことを大反省。いつも使う場所にすればよかった。もっと細かい点を確認すればよかった。対談後、食事に行き、26時半に解散。


5月21日 

レイトショーで松江哲明監督のドキュメンタリー映画「フラッシュバックメモリーズ3D」を見る。事故で高次脳機能障害になり、過去の記憶も現在の記憶も残らなくなった、ミュージシャンGOMAさんを撮った作品。3Dと音楽によって、事故を境に人生も身体も変わったGOMAさんの体感をなぞるような不思議さがあった。上映後には松江監督とGOMAさんのトークもあり。自分がミュージシャンであることは忘れているのに、楽器の演奏は、体が覚えていたそう。不思議な脳と体の関係。
 

5月22日 

夜、東浩紀さんと速水健朗さんのトークイベント「“観光”は世界をどのように書き換えるか」を聴きに池袋へ。遅刻し、東さんがシャープの家電を買って失敗した話の途中から。ルソーとヒュームの話や、「合理性、効率性だけで世の中うまくいくと思ってはいけない。人間の屈託や鬱屈はなくならない」という東さんの言葉に大きく頷く。「かつて文学や芸術がその屈託や鬱屈を受け止めていたのに、いまはそれさえもなくなっている」と。私は、いまでも自分の実存的な居場所を小説や音楽に求めてしまうのだけれど、ほかの人はどうしているのだろう? たくさんメモをとった。東さんは「村人よりも観光客のほうがかっこいいと思っている」ともおっしゃっていた。
東さんが、『弱いつながり』が紀伊国屋じんぶん大賞を受賞したときに書いてくださった、受賞のことば「哲学とは一種の観光である」にも通じる内容だった。
 

5月24日 

オンシジュウムを先日のトルコ桔梗に加える。ユリ科。ゲラ読みが終わらない。大草直子さんの新刊『わたしのたしなみ100』ダイジェスト連載にあった「たしなみ1『黒を着ない』1週間を過ごす」に影響されて、明日からの1週間は黒を着ないつもり。(竹村)

 

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