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「専属奴隷の者ですけど……」

 女王様がライブに来てくださった日から半年後。僕の携帯電話に懐かしい人からの連絡が入りました。

 あのライブの後、僕には一つ気がかりなことがありました。ライブのネタとはいえ、専属奴隷さんが、女王様が乗ったボートを人力で引かされていた話を、当人の目の前で語ってしまったことです。

 もちろん個人を特定できないように配慮していますが、専属奴隷さんを傷つけてしまったのではないか、それがずっと心に引っかかっていました。

 ライブに足を運んで頂いたお礼を述べた後、そのことを告げると、専属奴隷さんは言いました。

「いえ。嬉しかったです! 僕って変態でしょ。皆に笑われて……感じちゃいました」

 変態は奥が深い……。

 ところで、なぜ久しぶりに連絡をくれたのか。尋ねると彼は遠慮がちに言いました。

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