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2015.05.21

いざという時のセカンドオピニオンの選び方

石井 光

いざという時のセカンドオピニオンの選び方

いざという時のセカンドオピニオンの選び方

 「セカンドオピニオン」とは、直訳すると「2番目の意見」となります。

医療現場でセカンドオピニオンというと通常がんと診断されたとき、他の医者の診断をあおぐ事を指します。

がんと診断されると、がん拠点病院で専門医のセカンドオピニオンをあおぐのですが、実はそこに問題点が潜んでいます。がん拠点病院というのは言うまでもなく保険診療の病院です。そこでは、標準治療という名のもとに、手術、抗がん剤、放射線の三大療法をおこないますが、先端医療は一切おこなわないのです。したがって、標準治療としてのセカンドオピニオンはもらえますが、他の治療選択肢は一切提示されません。要するに金太郎飴のようにどこで切っても同じ意見が出るのです。

患者は、標準治療では生存率が低いと感じて、他にもっと先端治療の選択肢があるだろうと思って相談するのですが、前の病院の医師と同じ答えが返ってくるだけです。これをセカンドオピニオンと呼ぶのはおかしくないでしょうか。真のセカンドオピニオンは、患者の生きたいという意思を尊重して、標準治療と先端治療の併用の選択肢を提示すべきです。しかし、そのような相談に乗ってくれる医療機関はありません。

私は、患者さんの立場に立った真のセカンドオピニオンを提供する組織として、2014年4月に「一般社団法人がん治療設計の窓口」を立ち上げました。そこでは、標準治療と先端治療を組み合わせて完治を目指すためのアドバイスをおこないます。がんは免疫力が低下して発症します。特にナチュラルキラー細胞(以下、NK細胞)の活性が低下すると発症するのです。

がん患者のNK活性はおしなべて低いです。がんの手術をして抗がん剤を投与しても転移再発が後を絶たないのは、もともと低下しているNK細胞活性を抗がん剤でさらに低下させてしまっているからです。

がんには、「がん幹細胞」があることが近年分かってきました。がん幹細胞は増殖しないので、どんなに抗がん剤を投与しても標的に反応することはありません。そのため、抗がん剤を投与しても転移再発を防ぐことが困難なのです。

2人に1人ががんになり、3人に1人が亡くなるという統計があります。しかし、それは早期がんも進行がんも含まれた統計です。進行がんで遠隔転移があるがんは、5年生存率が平均して10%に満たないのです。要するに、10人中9人は5年以内に亡くなるのですが、それは、標準治療を前提とした場合の統計です。

私のクリニックでANKというがん免疫療法を10年行っていますが、遠隔転移があっても、ANKと標準治療の併用で命が助かる例は稀ではありません。実例があるのでご紹介しましょう。

次の画像は、前立腺がん・骨転移(73歳男性)のPET画像です。赤丸で囲んでいる右腸骨が、転移のある部分です。

 

 

ANKを2クール投与したところ、骨シンチグラフィー(骨の代謝異常を写してがんの骨転移などを診る画像検査)ではスポット(集積像)が見えず、転移がんが消えています。

 

 

標準治療というのは、国民の誰もが受けられる治療ですが、標準治療自体に限界があるのです。治療の限界を打ち破りたくてセカンドオピニオンを求めても、標準治療の範囲内だけで治療を模索しているような病院や、がん拠点病院のセカンドオピニオンでは、先に掲載した画像のような劇的な改善は望めません。

 

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