毎日を1%ずつ新しく生きる! 刺激と感動のマガジン&ストア

★がついた記事は無料会員限定

2015.04.05

第5回

詩人、女性の暮らしに迫る

文月 悠光

詩人、女性の暮らしに迫る

  ここで働く人、ここを愛する人、ここで生まれた人、ここに流れ着いた人…。
ドバイにいると、否応なく自分のルーツを探ることになる。逆にルーツを持っていないと、膨大な外国人労働者たちや、リーダー意識の強いエミラーティたち(UAE人)に埋もれてしまうから。
 中でも強烈だったのが、UAEの女性たちだ。私は当初、中東女性が自由を奪われ、権利を制限されていると思い込んでいた。真っ黒なアバヤを着用し、スカーフで頭や顔を覆う姿がそのような印象を強めたのだろう。
 だが、私自身アバヤを身に着けて現地の女性と話す内に、その印象は覆されていった。予想とは全く違う角度から、私たちは驚かされることになった。まさかアラブの女性がこんなに「美しい」なんて。

2015年1月20日
 ドバイ滞在2日目のこの日、バスタキア地区(アルファヒーディ)の〈シェイク・モハメド・文化センター〉を訪ねた。この施設では、観光客が伝統料理を楽しみ、UAEの文化や習慣について、エミラーティの解説を聴くことができる。宗教にまつわる質問も歓迎されている。

見知らぬ観光客とマジリスに円形に腰かけ、食事をとる。

 アラブ風のお座敷・マジリスでのランチはセルフサービス。カレー、ライス、サラダ、揚げ団子のおやつ。とても食べきれる量ではないが、山盛りの食事を客に並べることが、アラブ流の「おもてなし」なのだ。

各自で料理を取る日本の作家たち。 現地の料理を食べるときも、このときはまだスプーンを使っていた。

 ランチを終えた私たちの前で、若い女性ガイドが快活に英語で話し始めた。

ログイン

ここから先は会員限定のコンテンツ・サービスとなっております。

無料の会員登録で幻冬舎plusを更に楽しむ!会員特典をもっと見る

会員限定記事が読める

バックナンバーが読める

電子書籍が買える

イベントに参加できる

★がついた記事は無料会員限定

記事へのコメント コメントする

コメントを書く

コメントの書き込みは、会員登録とログインをされてからご利用ください

この記事を読んだ人にはこんな記事もおすすめです
  • ひたむきにあがき続ける女性を描いた、胸が締め付けられる短編集
  • 心に「ない」を抱える人々を痛いほど繊細に描いた代表作
  • 愛する父母との最後を過ごした“すばらしい日々”
  • 日本人よ、挑戦に身を投げろ!
  • 今まで明かしてこなかった「若さを保つ」ための整体の知恵を惜しげなく公開!
  •  終電族のみなさん、おつかれさまです!
  • 俺はまだ、神に愛されているだろうか?
  • 二人は運命を共にし、男を一人殺すことにした
  • 激動の戦後政治を牽引した田中角栄の、生き様
  • 全五巻構想、大河小説第一弾!!
心に「ない」を抱える人々を痛いほど繊細に描いた代表作。
ピクシブ文芸、はじまりました!
エキサイトeブックス
今だけ!プレゼント情報
かけこみ人生相談 お悩み募集中!