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2015.02.20

第3回

大阪良いとこ一度はおいで

田辺 青蛙

大阪良いとこ一度はおいで

前回の指定図書:「熊が火を発見する」(テリー・ビッスン)(『ふたりジャネット』所収)

 夫からの課題図書は「熊」と「作家で夫婦」の作品ということで佐藤友哉の『デンデラ』が来ると思っていたのだが外してしまった。
 まあ、本を選ぶ基準は相手から指定された本からの連想でというルールはないので、勝手な思い込みによる予想だったが、熊に関連したものを選んだという点では当たっていたので良しとしよう。

 『ふたりジャネット』(テリー・ビッスン著 中村融訳)に収録された短編「熊が火を発見する」のレビューを書く為に、近所の書店に向かったが在庫はなかった。 
 仕方なく電車に乗って幾つかの書店を梯子して回ったのだが、そこでも本を発見する事が出来ず、仕方なくオンライン書店を頼ることとなってしまった。

 最近、翻訳本が売れないという記事をどこかで見かけたので、書店も扱う数を減らしているのだろうか。
 海外の小説は国内の作家が書いたものとはまた違った味わいがあるので、勿体ないと思うのだが、アメリカでも翻訳された小説は、売り込みが難しいというような話を書店員から聞いたので、どこの国でも似たようなことが起こっているのかも知れない。

 数日後に、郵送で届いた本を手に取り課題となっている短編を読んだ。

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