某人気ドラマ公式サイトにある「こじらせ女子の特徴」に当てはまる人、必見!

「ミナさん、一回、やらせて下さい」などと、飲み会で年下男子に言われたりすると、私は、思わず立ち上がり、「本当にありがとうございます。そのお気持ちだけ、ありがたくいただいておきます」と、お礼を言いながら、深々とお辞儀をしてしまう。

 私を女性と認知し、性の対象と思っていただけた事に、感謝の念を深く感じてしまうのだ。

 まさに、私はこじらせている。女を。深く深く。こんな年になってもまだ。

 妹と私は、同じ親から生まれたのに、全く違う顔をしており、性格も似ていない。色白で目がパッチリして小柄な妹は、若い頃、「嵐のように男にモテた」と言って憚らず、妹の大学生の長女が、「お母ちゃま、男の人にモテるにはどうしたらいいの?」と聞いたら、「黙って、ニッコリ笑ってればいいのよ」と答えたと言う。私も、四十をだいぶ過ぎたが、これを姪から聞いて、久しぶりに「バカヤロー、妹」と思った。

 母は、二十代の女性としての悩み深き私に、「ミナちゃん、男の人は追いかけちゃいけないのよ」と、言った。「追いかけるんじゃなくて追わせるのよ」と言いたかったらしいが、私は「???」と思った。母に、「ねえ、でも、誰も追って来なかったら、どうするの? 追いかけて行かなきゃ、周りに男の人が誰もいなくなっちゃうんだけど」と、言ったら、母は、そういう経験をした事がないらしく黙ってしまった。「ああ、母も妹も、女性としてのカーストが、私より、ずっと高い所にいるんだなあ」と思った瞬間であった。

 それでも、たまに、私を好きだと言う男が発生した。そうすると、私は、「こいつ、何、企んでいる」と思い、下ネタを連発し、茶化して逃げた。

 私の若い友人I澤も、女をこじらせている。I澤と知り合ったのは、フェイスブックがきっかけであるが、これに載せているI澤の写真がすごかった。「風邪ひいてます」とコメントしてあり、自分の横顔のアップの写真なのだが、片方の鼻の穴から、鼻水をたらしているのだ。一センチ位。

 もう、女をこじらせにこじらせ、男に、「近づくなよ、私に」と言っているような見事な写真であった。すぐに友達リクエストさせていただいた。

 

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