幻冬舎の新聞広告は、担当編集と社長の見城が作り込みます。一度作ったものが全ボツになることも。OKが出てもそれで終わりではなく、改良につぐ改良を重ねて、作品の魅力を凝縮させていきます。『土漠の花』の新聞広告はどう作られて、どう変わっていったのでしょうか。

①単行本発売直後

10段広告。書籍の帯コピーを流用して作成しました。発売前約3ヶ月にわたって書店員の方にゲラを読んでいただいたのですが、その時にいただいたコメントを掲載させていただき、作品の魅力が伝わるようにしました。


②発売から3週間後

全5段広告。作品を読んでくださった方から感想をいただくように。トークライブアプリ「755」で秋元康さんがコメントしてくださり、一気に広がりました。そこで、秋元さんのコメントを使わせていただき、新たな広告を作成しました。「男泣き小説」であることを強く押し出し、作品が内包する人間ドラマが伝わるような言葉を考えました。社長の見城は一字一句を吟味します。出力したものを持っていくたびに赤字が入り、それを修正。計5~6回のやり取りを経て完成したのがこれです。


③発売から1ヶ月後

全5段広告。弊社社長見城徹の推薦文入り広告です。「自衛官は何と戦うのか」というコピーを「自衛官は何を守るために戦うのか」に変更したり、「一人の女性の命を守ることは自分たちの国を守ることでもあった」というコピーを太字にしたり、細かい修正を経て完成したのがこれです。

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