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2014.10.20

キリンチャレンジカップ
VSジャマイカ/VSブラジル

ヤシキ ケンジ

キリンチャレンジカップ<br />VSジャマイカ/VSブラジル

「自分の限界がわからない」
 日本戦後のネイマールのコメントである。
 なんでも1試合で1人で4得点を決めたのは、ロマーリオ以来の14年ぶりだそうで、さすがネイマールと思ってしまうが、日本の選手もこれからはそう言える立場にいけるはずだ。
 そう、来年の1月からはじまるアジアカップでのことである。
 そこで戦うのは、一応は格下とされるアジア勢ばかり。
 W杯以降、なにかと薄暗い日本代表ではあるが、対するアジアのどこか弱い国から得点を量産し、余裕の発言を誰かの口から聞きたいもんである。
 アジアカップでそれくらい活躍してくれる若手選手が出てこないと、日本はずっと横ばいのままのような気がする。
 ブラジルからすれば日本なんて弱小国である。
 世界から見れば弱小国の日本を相手に、4点決めてチョーシこいたことをぬかすネイマールだし、日本もアジアの弱い国をボコボコに叩いてチョーシこいたことが言えるほどに、圧勝を見せて欲しいとしかいまは願えない。
 そんなブラジルもW杯ではドイツに1-7と、たこ殴りにされていたりするわけだから、スポーツは分かりやすく抑圧委譲の世界だなとしみじみとした。

 しかし、日本は弱い。W杯で充分思い知らされ分かってはいたが、ネイマールにあんなにスルスルと抜かれていく日本のDF陣を見ているともどかしくて仕方がない。
 体をぶつけるとか足を削るとか生温い、「殴ってでも止めろ」と。
 そういう意味では、ウルグアイのルイス・スアレスはとてもいい。
 マークに付くDFに頭突き、噛み付く等の闘争心の剥き出し具合はぜひとも見習って欲しいと思う。
 なにがなんでも、という強い気持ちを持っているかどうか。そしてそれを出せるかどうか。持っているだけじゃ足りないんだなと思う。
 ザッケローニも言ってたじゃないか、日本にはマリーシア(ずる賢さ)が足りないと。

 ブラジル戦でスタメンを大幅に入れ替えてフレッシュなメンバーにしたのも、どれだけ出来るか。それをアギーレは見たかったはずだ。
 それはプレーのみならず、ブラジルを相手にしても「闘える姿勢」があるのかどうかを見たかったはず。
 ブラジル相手に闘う姿勢を出せるのなら、アジアカップでも多いに期待できるという計算だったに違いないハズだ。
 よく指摘されるところの「代表のユニフォームに袖を通すこと」と「国の代表として闘う姿勢を出せるかどうか」は同じであると思う。
 今回のブラジル戦のスタメンを見たとき、ニューフェイスの中から誰かヒーローになる選手が出て欲しいと思った。
 この試合で点を取って活躍できれば、代表スタメンの座はほぼ確定だったはずである。
 しかし誰もそうはなれなかった。ブラジル戦が予定調和な結果で終わってしまったのが淋しいし、久しぶりに招集されたハーフナー・マイクがDF以外の選手としてこの2試合に一度も試合に出れなかったことが、秋の淋しさの色を濃くしていた10月の代表戦であった。

 

 

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