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2013.03.28

2013年3月26日

2014 FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選 第6戦 日本 vs ヨルダン

ヤシキ ケンジ

2014 FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選 第6戦 日本 vs ヨルダン

 サッカー日本代表 サムライブルー マッチインフォメーション

SAMURAI BLUE vs ヨルダン
2013.3.26 King Abdullah International Stadium
 
 
 カナダ戦の後、このままW杯出場が決まると面白くないと書いたが、まさかヨルダンに負けるとは正直言って微塵も思っていなかった。ライブハウスで声をかけてきた女と上手い具合で話が進み、ホテルでシックスナインをしようと股間に顔を近づけたら見覚えのある竿が眼前にたちはだかっていた……という位に予想しなかった展開である。
 ちなみにその予想だにしないエピソードはとある先輩の体験談だ。その後どうしたのかは教えてもらえなかったが、あまりのショックでその後しばらく不全になったそうである。
 
 最終予選初黒星。 試合終了後、ザックは相手選手にキレていた。 
 相手選手が首切りの挑発ポーズをしていたからだというが、中東の人のそーゆーパフォーマンスは怖すぎです……。 
 実況アナウンサーはテンパッているのか、「グループBは大混戦に!」なんて煽っていたけれども全然混戦ではないし、スタジオの川平慈英と香取慎吾は互いにハイタッチして慰めあったりしていた。黒星に動揺を隠し切れず、それぞれおかしくなっていた様子。 
 そんななか、香取慎吾の横で言いたい事をグッとこらえているように黙って座っていた辛口コメントのセルジオ越後の顔が、雄弁に試合の出来を物語っていた。 
 その後の代表の試合を振り返る番組では、セルジオは辛らつなコメントを発していた。 
「あんなに興奮してるザッケローニははじめてミタネ。途中からメガネはずしてタケド、見えるんだったら最初からはずしといたらいいんジャナイ?」 
 かなり的を得た発言だと思う。 
 松木も「もっと遠くからでも(シュート)打った方がいいと思うんですけどねー」と、まともな発言をしていた。TV視聴者も「そうだ! 珍しく松木の言う通りだ!」と松木支持にまわっていたと思われる。あの松木が支持される側になるなんて、最終予選は何が起こるか分からないものだとしみじみ。 
 
 敗因はザッケローニの言葉を借りれば「サッカーのゲームというのは、いくつかのエピソードで成り立っている」というように、振り返ると敗因の要素はいたるところにあった。 
 そして、案の定出てくる「本田・長友がいたら結果は違っていたはずだ」というのは、当たり前だが希望的観測である。 
 がしかし、仮に次のオーストラリア戦でも本田・長友の両選手が不参加だとしたら、ちょっと勝てる気がしない。 
 次のオーストラリアもオマーンも勝ち点を考えると日本以上に1試合も落せない。両国共に今回のヨルダン以上の気迫で日本戦に望んでくることは明白である。 
 ヨルダン戦で「気持ちが負けていた」と評される向きもあった日本代表だが、そんな事を言っていると気持ち負けで残り2試合だって落す可能性だって充分にありえるともいえるわけなのだ。 
 こんな風なことを書いていると警鐘を鳴らしているように思われるかも知れないが、そうではない。 
「下手したらこのまま残り2試合も危ないんじゃね?」という、怖いもの見たさである。
 残り2試合が消化試合ではなく否応なしに盛り上がる真剣勝負の按配になってきたことが非常に嬉しい限りである。
 おそらくゴールデンタイムで放送するであろうオーストラリア戦は、初のホームでW杯出場が決まるかもということで30 %、いや40%近くまで視聴率が見込めるわけであり、スポンサー各位は鼻息荒くなっていることだろう。
 そして、これからの日本代表の日程が凄まじいことになっている。 
 次のオーストラリア戦の5日前にブルガリアと強化試合。オーストラリアと戦った1週間後、最後にアウェーでイラクと戦って最終予選終了。 
 で、その5日後にはブラジルとコンフェデ初戦を行い、そこからは中3,4日でグループリーグ連戦という、鬼が組んだようなスケジュール! 
 およそ1ヶ月以内で真剣勝負が6試合。仮にコンフェデでグループ突破を果たしたとしても、それ以上の試合数をこなさなくてはならない日本代表……。 
 W杯予選突破という命題とプレW杯で実力試しという、「つい先日W杯出場決まったばっかなんで、ちょっと待ってもらえないすかね」なんていう小休止も許されない日本代表。……た、たまらん!!
 しかし世界のトップレベルの選手たちは、そういうハードなスケジュールもこなしながら活躍を続けてきているわけであるからして。 
 当初描いていた「最終予選の残りは悠長に新しいオプションを試して」云々ではなく、ベストメンバー(プラス新戦力が加われば良)でどう地獄の6月を乗り越えるのか。
 それが一番の代表強化になることは必至なのである。
 
 

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