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2014.10.15

毒きのこ通信【最終回】スギタケ

新井 文彦/白水 貴

毒きのこ通信【最終回】スギタケ

 

秋といえば、きのこの季節。と同時に美味しいきのこにまぎれこむ「毒きのこ」にも要注意の時期。いま巷を騒がせている猛毒の「カエンタケ」(写真左)に始まり、食べちゃだめ、触っちゃだめ、のフシギな43種の毒きのこの生態を紹介した『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』(新井文彦:写真/白水貴:監修/ネイチャー&サイエンス:構成・文)。
 本書の刊行を記念して、内容の一部をダイジェストでお届けします。

彩りも立ち姿も魅惑的、ミステリアスな森の妖精、毒きのこ。
最後のご紹介は、乾いてささくれ立った姿も美しい「スギタケ」です。

川岸に生えている姿は、とてもおいしそうなのだが。   
 
立木に生えた幼菌。樹皮の下には菌糸が広がっているはず。この木の命も長くはないだろう。   

スギタケ
別名「粗滑子(あらなめこ)」。ナメコやモエギタケに近い仲間ですが、こちらはまったくヌメリがなく乾いて、表面にささくれがついています。英名はshaggy scalycap(毛羽立ったウロコ傘)。
食用にする地方もありますが、近年、中毒の報告が多く、体質によって中毒を起こすようなので、注意が必要です。とくに、酒と一緒に食べると悪酔い状態になるといわれています。

 

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data
漢字表記 : 杉茸
学  名 : Pholiota squarrosa (Vahl) P. Kumm.
生える場所 : 広葉樹の切株や倒木
生える時期 : 夏~秋
傘の直径 : 5~10cm
柄の長さ : 5~12cm
中毒症状 : 体質により、腹痛、下痢など胃腸系の症状。
      酒と一緒に食べると悪酔い状態に。

 

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