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2014.10.09

毒きのこ通信②キララタケ

新井 文彦/白水 貴

毒きのこ通信②キララタケ

 

秋といえば、きのこの季節。と同時においしいきのこにまぎれこむ「毒きのこ」にも要注意の時期。いま巷を騒がせている猛毒の「カエンタケ」(写真左)に始まり、食べちゃだめ、触っちゃだめ、のフシギな43種の毒きのこの生態を紹介した『毒きのこ 世にもかわいい危険な生きもの』(新井文彦:写真/白水貴:監修/ネイチャー&サイエンス:構成・文)。

本書の刊行を記念して、内容の一部をダイジェストでお届けします。


彩りも、立ち姿も魅惑的、森の妖精、毒きのこ。
さて2回目にご紹介するのは名前もかわいい「キララタケ」。かわいくって美味しそう……でもご注意あれ。

倒木の上に生えることが多く、これも、コケむした倒木に生えていた。   

 

キララタケ
ララ」は、キラキラと輝き薄くはがれる鉱物、「雲母(うんも)」のこと。学名の micaceus も、「雲母」の意です。傘にある雲母のような鱗片(りんぺん)が名の由来。この鱗片は、成長すると落ちてしまいます。ヒトヨタケ(本文P32)に近い仲間で、成長すると、傘はしだいに溶けて液化します。
幼菌ならば食べられるともいわれますが、酒と一緒に食べると悪酔い状態になるので、酒のつまみには禁物です。 

 

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data
漢字表記 :雲母茸
学  名 : Coprinellus micaceus (Bull.) Vilgalys, Hopple & Jacq. Johnson
生える場所 : 広葉樹の倒木や切株
生える時期 : 夏~秋
傘の直径 : 1~4cm
柄の長さ : 2~5cm
中毒症状 : 幼菌は可食といわれているが、酒と一緒に食べると、悪酔い状態に。



 

 

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