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2013.06.17

2013年6月15日

FIFA コンフェデレーションズカップ ブラジル 2013 groupA 日本 vs ブラジル

ヤシキ ケンジ

FIFA コンフェデレーションズカップ ブラジル 2013 groupA 日本 vs ブラジル

 サッカー日本代表 サムライブルー マッチインフォメーション

SAMURAI BLUE vs ブラジル
2013.6.15 Brasilia
 
 
 
「優勝を目指すとか言ってきましたけど、腹抱えて笑われるようなレベルだと思います」
 長友はブラジル戦後、反省を越えて自虐的ともいえる発言をしていた。
「でも、やっぱり優勝目指してるんですけどね」と個人的にはボケて欲しかったが、そんな余裕もない程にショックだったのだろう。悲哀すら感じるコメントだった。
 アジアのぬるま湯から出た日本が、世界レベルの冷水をぶっかけられた試合である。
 先月末に行なわれたブルガリア戦後、長友は「このままだと世界では戦えない」と言っていたが、そこから特に変化もない横ばい状態なのだろう。
 最近の日本代表を観ていて気づくのは、試合後のコメントがいつも変わらないというコト。
 反省を口にして、課題も見つかったというのだが、その課題をいつまでもクリアできていない(ように見える)ことが最大の問題じゃないのだろうか。日本人特有の曖昧さ、お茶を濁して、なあなあ感覚の先延ばし。
 前回のブラジル戦といい、我々アジアの中の蛙である日本は、パンパンと拍手(かしわで)を打ちながら王国ブラジルの世界レベルのサッカーをありがたく拝ませていただくのが礼儀正しい観賞法だと思い知らされた。
 
 どんなことでも頑張れば上手くいく。というような口当たりの良い言葉は嫌いだ。詭弁だと思う。
 なんとかならない事が多いのが現実である。
 純愛だと猛烈アプローチを続ければストーカーだと云われ、仕事を頑張っても成果を挙げなければ、陰で役立たずと呼ばれ、愛想よく振る舞っていると年下には舐められて、嫁からは小遣いを減らされる。卑近な例を挙げるだけでもやるせない。
 頑張ってもどうしようもないことがある。
 腹を立てても泣いても喚いても叶わないことがある。
 現実は残酷なものだと思い知らされる。
 だけども、もがくことは大事な事なんだろう。いまより陽当たりの良い場所へいこうとあくせくすることをしなくなったら、終わっていくだけなんだろう。
 頑張ったから良くなるかなんて、誰にも分からない。ダメかも知れない。なんともならないかも知れない。だけど、やるしかない。少しでも良くするために。
 
 この先も、イタリア(欧州選手権準優勝)、メキシコ(五輪金メダル)と世界最高峰レベルの2連戦が待っている。どんな結果になるのかは誰も分からない。
 仮に3戦全敗でコンフェデ杯から去ったとしても、とにかく前を向いて舵を切っていくしかないのである。
 日本代表はもう既に来年の本大会に向けた航海に出てしまったのだから。
 
 

 

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