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2014.09.08

『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』文庫化記念

やりたいことを応援してもらう方法③
〈信頼と期待値をあげる〉

はあちゅう(伊藤 春香)

やりたいことを応援してもらう方法③<br />〈信頼と期待値をあげる〉


まだ女子大生だった はあちゅうさんが、単なる個人的な卒業旅行に、25社も協賛させてしまった秘策とは? 『わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか?』の体験から導き出された法則を紹介。仕事にも役立つヒントが満載!! 


   この人できるかも、と思わせる下準備を
 世界一周のルートも決まり、いくつか協賛企業が決まっていったものの、大企業に旅企画のプレゼンをしに行くときは、「世界一周って危険なんじゃないの?」という安全性の保証を求められた。

 私が無事に旅を終えて帰ってこられる保証はどこにもない。ケガや事故で緊急帰国することもあり得る。行方不明になればそれこそ大問題。

 ニュース沙汰になれば協賛企業には多大な迷惑がかかる。私の通う大学名と共に、協賛企業名が週刊誌にセンセーショナルに書かれる可能性も考慮しなければ。電車の中吊り広告に不名誉に掲載されることだけは絶対にあってはならない。

 その後、はじめに企画をプレゼンしに行ったところでお世話になった世界一周旅行専門旅行社「世界一周堂」の角田社長が、私のルートを「大学生に安心してお勧めできるルート」として記したウェブページをわずか1週間くらいで作ってくれて、プレゼンが俄然しやすくなったけれど、自分自身でも各国の安全情報はきちんとチェックして、何か言われたときにすぐに返せるようにした。

 たとえばイスラエルは紛争問題から危険なイメージが強い。そこで、イスラエルの観光に触れている記事をたくさん集めて持ち歩いた。同時にそれらを写真に撮ってちゃんとブログにも載せた。また、大学の友人を全旅程の同伴者につけることや、各地で待ち合わせ企画を検討中であることも企画書に付け足した。毎日メール&電話のやりとりをいろいろな機関や会社や人として、気が遠くなりそうだったけれど、それは快感でもあった。夢に近づくプロセスは楽しいということを知った。

                   

 カラ元気で「大丈夫です、できます」と周囲に言っても、自信がなければ突っ込まれた時に態度に出てしまうもの。私は楽観的な部分もありましたが、応援してもらう人を納得させられるだけの準備は、やっぱり必要ですよね。

 

 

 

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関連書籍

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