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2014.08.18

人生のチャンスは準備ができている心と体にやってくる!

第3回 ランニングを辛い記憶にしない

武田 真治

第3回 ランニングを辛い記憶にしない

武田真治さんの美しい肉体がいかに作り上げられたか――? 実は、この肉体、コスト0円のきわめてシンプルな方法によるものなのです。武田さんの新刊『優雅な肉体が最高の復讐である。』の刊行を記念して、本書から一部抜粋してお届けいたします。 (写真:HIRO KIMURA スタイリング:伊藤伸哉 ヘア&メイク:酒井啓介)


理想の肉体に近づきたいなら「無駄」に立ち向かうしかない

 縄跳びしていて最低限、目眩(めまい)や動悸がしないこと、膝に痛みがないことを何度も確認できたら、ランニングに挑戦してください。

 最もハードルの高い運動としてランニングをあげる人も少なくないでしょう。確かに通信や交通手段が発達している現代社会の中では「走る」ことは無駄とさえ言えるかもしれません。

 しかし健康や理想の肉体を手に入れたいのなら、その「無駄」に立ち向かうしかないのです。

 ただ、無理はしないでください。初めから速く走ろう、長く走ろうと欲張らないこと。身の丈以上の目標を掲げると挫折のリスクが高まります。

 僕の場合、神宮外苑を1周することから始めました。距離にして1・5㎞弱。皆さんもご自宅近くでそれくらいの短いコースを探してみましょう。きっとどこかにあるはずです。

 途中で足が止まると、また走り出すときに膝だけではなく精神的な負担になりますから、信号ができるだけ少なくてノンストップで走り続けられるコースを見つけてください。

 初めのうちはこの1・5㎞を走ることを目標にします。どんなに遅い人でも10分ちょっとで走れるはずです。

 おそらく走り始めて数日であっという間に1分くらいはタイムが縮められると思います。それまで何もやっていなかったビギナーのほうが伸び代は大きいでしょう。

 1か月も続けると8分前後で走れるようになる人もいると思いますが、それ以上はスピードを追求しないようにしてください。タイムを求めすぎるとランニングが辛い体験として体内にインプットされてしまいます。人は自ら進んで辛い体験に繰り返し向き合おうとはしません。

「今日は随分速く走って疲れたから、しばらく休んで来月から仕切り直そう」などと、やらなくていい理由にして、先送りの精神に打ち負かされてしまいます。先送りの精神は運動習慣の大敵です。決して介入させてはいけません。

 なので、短い距離を息を上げながら速く走るのではなく、むしろ長い距離を心拍数をなるべく上げずにゆっくりと走る方向に努力してみてください。

 僕と同年代のかたなら1・5㎞を週に3日くらいで2~3か月かけて身体を慣らしていって、その後ゆっくりとでも45分ほどを週2回走れるようになれば、随分スッキリした体形を保てるはずです。

 

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関連書籍

武田真治著『優雅な肉体が最高の復讐である。』
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