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2014.07.22

第七回ゲスト 安藤玉恵さん「ちゃきちゃきっとしててせっかちで、江戸っ子ですね」

糸井 幸之介

第七回ゲスト 安藤玉恵さん「ちゃきちゃきっとしててせっかちで、江戸っ子ですね」

 女優の深井順子さんが主宰する「FUKAIPRODUCE羽衣」の座付作家・演出家の糸井幸之介さん。彼が生み出す世界観は唯一無二の「妙ージカル」。そんな糸井さんが、小劇場の美人女優さんたちの魅力を引き出します!
 第七回目のゲストは、安藤玉恵さん!
【公演情報】第4回ひた演劇祭参加作品「橙色の中古車」(作・演出・音楽:糸井幸之介/出演:深井順子)2014年8月23日(土)、24日(日)@ContemporarySpace CMVC(大分県日田市)

 

香川県からご挨拶

公開対談のゲストは、安藤玉恵さん! 糸井さんが少し緊張している様子がなんだか面映ゆかったです。

 読んでくれてるみなさん、こんにちはこんばんは。
 僕は今香川県にある四国学院大学というところに来ています。ここに一か月滞在して演劇専攻の学生さんと舞台を作っているのです。
 学生さんは授業がありますから、お芝居の稽古は夜からになります。だから朝昼はのんびり稽古の準備をしたり、サイクリングして豊かな自然を感じたり、うどんを食べたりして過ごしています。ゆったりとした気持ちでお芝居作りだけに集中できる素晴らしい環境なのです。でも、ゆったりし過ぎてこの原稿の締め切りを忘れていました!慌てて書き始めます。

「小劇場の美しい女優さん」第七回目のゲストは、安藤玉恵さんです。安藤さんは演劇にとどまらずテレビや映画でも大活躍されている女優さんです。僕は安藤さんとはご挨拶くらいしかしたことがなかったのですが、いつかこの連載に出てくれないかなぁとずっと願っていました。今回快く引き受けてくださってとても嬉しかったのです。連載にかこつけて憧れの女優さんとお茶してお話しできるのですから、本当にありがたいことです。ありがとう幻冬舎plus!
 そして今回は、吉祥寺シアター内にあるカフェで公開トークという形で行いました。お集まりいただいたみなさん、ありがとうございました!初めてのことだったので上手く進行できなかったりしましたが、安藤さんのサービス精神溢れるお喋りに助けられ、そして優しく見守ってくれたみなさんにも助けられ、無事に終えることができました。私事ですが、この日は誕生日だったのですが、思い出に残る良い誕生日になりました。でも正直なところ、せっかく憧れの安藤さんとお話できるのだから、二人っきりでお茶したかったという気持ちもあります(笑)。

 

【ゲストプロフィール】
安藤玉恵 Tamae Ando
1976年生まれ、東京都出身。早稲田大学第二文学部卒。演劇ユニット「ポツドール」で2007年の退団まで活動。「夢売るふたり」(西川美和監督/2012年)では第27回高崎映画祭最優秀助演女優賞を受賞した。
近作にTV「あまちゃん」(NHK)、「植物男子ベランダー」(NHK-BSプレミアム)、映画「私の男」(桜庭一樹原作、熊切和嘉監督)などがある。

 

どんな子どもだった?

お父さんのお話は場内大爆笑でした!
photo by 糸井幸之介

 ではでは、そんな公開トークの模様を振り返って行きたいと思います。この日は吉祥寺シアターで僕の公演があり、安藤さんもその公演を観てくださった後のトークでした。芝居が3時間もあったのでお疲れじゃないか心配だったのですが、安藤さんは「全然疲れてないですよ。」と言ってくれます。そしてビールを美味しそうに飲んでいます。余談ですが僕はビールを美味しそうに飲む女性にめっぽう弱いのです。自分がビール好きというのもありますが、女性がビールを美味しそうに飲んでいるとそれだけで嬉しい気持ちになります。この気持ちはいったいなんなのでしょう?(笑) さてさて、それでは安藤さんの幼少期のお話などから伺っていきます。

「生まれも育ちも東京の荒川区なんです。ちゃきちゃきっとしててせっかちで、江戸っ子ですね。よくお店屋さんの娘っぽいと言われるんですけど、ほんとに実家は荒川のとんかつ屋なんです。私が子どもの頃から、父と母は夫婦漫才みたいに一緒にお店で働いていました」 

江戸っ子の人情深さなのでしょうか、安藤さんとお話ししていると、なんだかとても安心する包容力みたいなものを感じます。

「保育園の頃は、人前で面白いことをするのが好きな子でしたね。だけど、母にはべったりでした。保育園に行ってしまえばみんなの前でワイワイ楽しくやるんだけど、行く前は母と離れるのが嫌でずっと泣いていました。何回か保育園を脱走したこともあります。先生の手を噛んで、その間に逃げるんです。未だにそうですけど、甘えん坊で。母から離れられない子どもでした」 

 お父さんのことも伺います。

「父はほんとに面白い人で、私の友達が家に遊びに来ると、階段から落っこちて来るんですよ。わざと2階から転げ落ちて出迎えるんです。あと、『いらっしゃいませ!』って言って思いっきり柱に頭をぶつけて、額から血を流したりしていました。本当にいつでも面白くて、死ぬ直前まで面白かったんです。亡くなる3日くらい前に、ベッドで酸素の呼吸器を付けていたんですけど、みんなが心配して、『大丈夫?』『大丈夫?』って言ってたら、呼吸器を口から外して目にかぶせて、『苦しい!苦しい!』って言って、病室内大爆笑。命懸けのギャグでほんと面白かったなぁ(笑)」 

 公開トークに来てくれたみなさんを楽しませようと、面白おかしくお話しをしてくださる安藤さん。そのサービス精神はお父さん譲りなのかもしれません。 引き続き子ども時代のお話を伺います。 

「小学校では楽しく遊んでいましたね。活発で友達も多くて。私、後に中学に入って裏番(裏番長)になるんですけど(笑)、そういう、裏でみんなを取り仕切るっていうのは小学校高学年くらいから始まりました。色々事件がありますでしょ、学校の何かが盗まれちゃったとか。そういうのもすぐ犯人がわかって、正直に先生に言うように説得するんです。裏でクラス全体を見て、取り仕切っていくタイプでした」 

 気になる中学時代、裏番のお話も聞いてみました。 

「10歳頃から外交官になりたいなって漠然と思ってたんです。それで勉強をするようになって、中学ではけっこう勉強ができたんですね。 ほんとに悪い不良、先生を殴っちゃったりするような子たちに、高校に行けるように勉強教えたりして、すごく仲良くなってた。私は悪いことはしないんだけど、お祭りの時なんかは一緒に集まって遊んだりしてましたね。だから不良たちにも一目おかれてました(笑)」

 

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