前回は世界選手権の日程(11月16日~24日)を手帳に書き込んでいただいたが(書き込んだよね?)、その前にもうひとつ、日程をお知らせすべき一大イベントがある。6月28日と29日の2日間、味の素スタジアムで開催される日本選手権大会だ。正式には「第13回 アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」という(※)。全国各地から12チームが集結し、日本チャンピオンを決める重要な大会である。今年は、観戦者にとって「世界選手権の予習」という意味もあるので、絶対に見逃してはいけない。ブラジルW杯の真っ最中だが、どうせ昼間は生中継していないから、味スタまで出かけても問題ないはずだ。ここに多くの観客を集められれば、世界選手権の満員化にも目処が立つ。そこで今回と次回の2回に分けて、日本選手権の見所をお伝えしよう。

 世界選手権の予習として何よりも重要なのは、日本代表候補選手たちのプレーをチェックすることだ。彼らはみんな、どこかのチームの主力として日本選手権に姿を見せる。たとえば、たまハッサーズの黒田智成(5番)と田中章仁(7番)。この2人は代表チームにも欠かせない中心的な存在だ。ブラインドサッカーはパスによる連携が難しいので、攻撃は個人のドリブル突破が中心になりがちだが、彼らは常に「スルーパスからのダイレクトシュート」的なコンビネーションプレーによるゴールを狙っている。

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