毎日を1%ずつ新しく生きる! 刺激と感動のマガジン&ストア

★がついた記事は無料会員限定

2014.05.28

映画「捨てがたき人々」完成記念対談

大森南朋×三輪ひとみ
「ハードで、追い詰められて、引きずって……衝撃だった撮影の日々」

大森南朋×三輪ひとみ

大森南朋×三輪ひとみ<br />「ハードで、追い詰められて、引きずって……衝撃だった撮影の日々」


 人間の欲と深い業を描いた問題作——奇才・ジョージ秋山原作による『捨てがたき人々』(幻冬舎文庫)が、待望の映画化に!
 監督は榊英雄、脚本はジョージ秋山の実子である秋山命が手掛け、原作のコアなエッセンスに独自のモチーフを加えて新しい映像ドラマへと再生させた。
 主演は繊細な演技力と大人の色気を併せ持つ個性派俳優、大森南朋。金も仕事もなく、外見も内面も底辺を這う男「狸穴勇介」のむき出しの感情を体現。ヒロインは三輪ひとみ。過酷な運命に翻弄されながらも善良さを失うまいとする女「岡部京子」を体当たりで熱演。
 衝撃の役どころ、新境地に挑戦している2人であるが、実際の現場はどうだったのだろうか。今作に込めた2人の熱い魂を感じてほしい。

 

——原作のマンガ、もしくは脚本を読んだ感想。それぞれの役を演じるにあたって。

大森南朋(以下:大森):正直、最初に原作を読んだときは、キツイなと思いましたね。かなり太ってますよね? 僕が演じるのか……と(笑)。
三輪ひとみ(以下:三輪):私はむしろ原作を読まないで現場に入ってくださいって言われて。読んでたら、かなりビビってたかもしれない(笑)。

大森:あれは誰もがビビってしまいますね(笑)。読みながら、僕が狸穴勇介を演じる以上に、京子を演じるほうがキツイだろうなと思ったので。僕自身は少し太ったり、髪型とかできるだけ近づけたつもりですけど、さすがに原作そのものの勇介まではなれなかった(笑)。まあ、でも、僕がやれることはやりました。
三輪:撮影は一言でいえば、とにかくハードでしたよね。
大森:肉体的なこともそうですし、撮影も長回しだったり。しかも、すごいネガティブな人の役でしたので、精神的にもかなり疲れましたね。
三輪:私も完全に疲れきってました。
大森:三輪さんもだいぶまいってるという噂を聞いていたので、大丈夫かな? って心配していました。

三輪:噂通りの状態でした(笑)。
大森:長崎県の五島列島での撮影で、約20日間監禁状態だったので、そのぶん、集中することはできたんですけど、終わってからちょっと(役柄を)引きずりましたね……なにしろ大変な役でしたので…… (笑)。
三輪:私も相当ひきずりました。映画が出来上がったって聞いても、しばらく観られなかったですから。最近になってやっと観られるようになったんですけど。

大森:ということは、2年かかったってことですよね?(編集部注:撮影は2年前)
三輪:そう、私には2年の月日が必要でした(笑)。
大森:結構引きずりましたね。
三輪:20日間の撮影を2年ズルズルと(笑)。
大森:それは相当でしたね。

三輪:あまりにもいろんなことが衝撃的すぎて。まあ、もともと自分を追い込むのは好きなのかもしれないけれど、それ以上に追い込まれた感がものすごくありましたね。とにかくケガの絶えない現場で。意外と裸になって抱き上げられると、それだけですごい痣ができるんですよ。しかも、嫌々と逃げるシーンが多いからいろんなところを擦ったりして、気づくと「なんでこんなところに痣が」って。あとで聞いたらあかね役の美保(純)さんもすごい痣だらけになったと。
大森:美保さんは僕を叩くところを本気でしたから、それで腕が痣だらけになってしまったみたいで。
三輪:もう、みんなあざだらけ(笑)。
 

★がついた記事は無料会員限定

会社に行くのが嫌になっちゃった人へ
『捨てがたき人々』試し読み も公開中!


 

関連書籍

電子書籍はこちら

書籍はこちら(Amazon)


電子書籍はこちら

書籍はこちら(Amazon)

記事へのコメント コメントする

コメントを書く

コメントの書き込みは、会員登録とログインをされてからご利用ください

この記事を読んだ人にはこんな記事もおすすめです
  • 0万部突破のメガヒットへと導いた天才クリエイターが語る
  • 胸に迫る、慟哭必至の医療ミステリ。
  • 読む者すべての胸を打ち、揺さぶる衝撃のミステリ!
  • 最新脳研究でわかった「疲れない人間関係」のつくりかた
  • これは日本の悲劇でもある。
  • 今度こそ話せるようになる、すべての英語を学びたい人へのバイブル!
  • 清々しく満ち足りた幸せを手にするための、心の持ち方、暮らし方。
  • 実家に久しぶりに帰った姉が、引きこもり中の弟に大事な相談を持ちかける
  • 美人かどうかは目元で決まる。
  • 自然の力とバリの魅力に満ちた心あたたまる物語。
これは日本の悲劇でもある。
最新脳研究でわかった「疲れない人間関係」のつくりかた
電子オリジナル書籍レーベル“幻冬舎plus+”
今だけ!プレゼント情報
かけこみ人生相談 お悩み募集中!