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2014.04.15

第五回ゲスト 熊川ふみさん「なんだかわけがわかんないことにチャレンジしてみたくなるんです(笑)」

糸井 幸之介

第五回ゲスト 熊川ふみさん「なんだかわけがわかんないことにチャレンジしてみたくなるんです(笑)」

 女優の深井順子さんが主宰する「FUKAIPRODUCE羽衣」の座付作家・演出家の糸井幸之介さん。彼が生み出す世界観は唯一無二の「妙ージカル」。そんな糸井さんが、小劇場の美人女優さんたちの魅力を引き出します!
 第五回目のゲストは、熊川ふみさん!
【糸井幸之介さん公演情報】FUKAIPRODUCE羽衣10周年記念「耳のトンネル」2014年6月7日(土)&8日(日)@AI・HALL(伊丹)/2014年6月13日(金)~22日(日)@吉祥寺シアター(東京)


●励ましの一言をお待ちしながらご挨拶

第五回目のゲストは熊川ふみさん。 4月19日から27日まで東京芸術劇場シアターイーストでお芝居に出演されます。

 読んでくれてるみなさん、こんにちはこんばんは。

 春ですね。
 僕の息子も保育園に通い始めました。一日、一日、お兄さんになっていきます。

 「小劇場の美しい女優さん」第五回目です。
 僕はこの連載、個人的には500回くらいやりたいと思っているので、五回目なんてまだまだ始まったばかりなんですが、もう旬な話題じゃなくなっちゃったのか、「読んでるよ!」とか「面白いね!」とか、言ってくれる人が減ってきました。どうぞみなさん、僕に会ったりした時は励ましの一言お待ちしてます!

 さてさて、今回のゲストは熊川ふみさんです。範宙遊泳という劇団に所属する、美しい女優さんです。

 今回は熊川さんと、国際ホテルのラウンジでお茶しました!
 ホテルのラウンジ、僕のこれまでの人生に、こんなにも関係なかった場所はないんじゃないかというくらい、完全アウェーな雰囲気です。国際ホテルですから、外国のビジネスマンや旅行者が朝のひと時をくつろいでいます。僕が場違い感を漂わせながらキョロキョロしていると、熊川さんがやってきました。
 この日は朝からお茶したのですが、熊川さんの美しさは、朝から、涼しげで爽やかです。夜が似合う女優さんはたくさんいますが、熊川さんは朝が似合う女優さんです。

【ゲストプロフィール】
熊川ふみ kumakawa fumi
俳優。範宙遊泳所属。1987年生まれ。千葉県出身。桜美林大学総合文化学群演劇専修卒。在学中、舞台美術の勉強をする傍ら2008年より範宙遊泳で俳優としての活動を開始。2012年よりA.C.O.Aの鈴木史朗氏に師事し、以降地域創造への活動に力を入れている。主な外部出演作に、柿喰う客「露出狂」(作・演出:中屋敷法仁)、キャラメルボックスアナザーフェイス「ナツヤスミ語辞典」(作:成井豊作/演出:中屋敷法仁)、ナイロン100℃ 39th SESSION「デカメロン21~或いは、男性の好きなスポーツ外伝~」(作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、FUKAIPRODUCE羽衣「女装、男装、冬支度」(作・演出・音楽:糸井幸之介)、TVCM「モイストダイアンシャンプー~ボリューム&スカルプ編」「とらばーゆ~セーラームーン編」などがある。「露出狂」で佐藤佐吉演劇賞最優秀主演女優賞受賞。

【次回出演作】
eyesplus範宙遊泳
うまれてないからまだしねない
作・演出 山本卓卓
4月19日~27日@東京芸術劇場シアターイースト

【アクセサリーショップ】 FUYOU

 

●始めは俳優ではなく、舞台美術担当!?

子供の頃に独学で油彩を描いていたという熊川さん。やはり、「ものづくり」への思いは強かったのですね。
photo by 糸井幸之介

 僕はホットコーヒーを、熊川さんはストロベリースムージーを注文します。ガラス張りのラウンジは朝の光が差し込み、そんな中ピンク色の飲み物を飲む熊川さん、一言で言えば「可愛い!」です。しかし、うっとりばかりもしていられませんので、お芝居を始めた頃のお話なんかを聞いてみます。

「高校で演劇部に入部したんですけど、その学校が結構な演劇の強豪校だったんです。私はそのことは全然知らずに入部したんですけど、厳しさや稽古のやり方なんかにカルチャーショックを受けました。なんで演劇部に入ろうと思ったのかはあまり覚えてないんですけど、俳優ではなく舞台美術をやりたくて。高校時代は大道具一筋でした。俳優は絶対にやりたくなかったです、稽古は恐いし、恥ずかしかったし」

 熊川さんは、お顔はとても端正ですし、スレンダーですし、トンカチを叩いたり重い物を担いだりといったイメージは全くないのですが、トンカチを叩かせればその辺の男性よりはるかに上手いそうです。個人的な話ですが、大工仕事もできる美人、というのは僕の理想の女性像です(笑)。

 高校に入るもっと前の、熊川さんの少女時代のお話も聞いてみました。

「子どもの頃から絵を描いたり物を作るのが大好きでした。家で油絵を描いていて、祖父がそういうのをどんどんやれって言ってくれる人で油彩の道具も揃えてくれて。自分の部屋でそこら中散らかしながら絵を描いてました。何かを見て描くんじゃなくて、自分の頭の中のことを、本を読んだりして広がったイメージなんかを子どもなりに絵にしてました。だから全然外には遊びに行かないで家でずっと何かを作っているという、はたから見たらちょっと暗い小学生だったかもしれません。中学校では美術部がなかったので剣道部に入りました。剣道は動きも速くて見ててもいつ技が決まったのか全然わかんないし、防具も奇妙なデザインだし、とにかく見た目のヘンテコさとか、わけわかんなさに惹かれて入ったんです。高校で演劇部に入ったときもそうですけど、なんだかわけがわかんないことにチャレンジしてみたくなるんです(笑)」

 俳優は絶対やりたくなかった熊川さんが、どんな経緯で女優業に進み始めたのか聞いてみます。

「大学も舞台美術がやりたくて、演劇の学科のある学校に進んだんです。舞台美術家を志すなら照明も音響も俳優も一通りのことを学んでおこうと思って。最初はやっぱり人前に立って実際に何かをやってみるというのは抵抗もありましたけど、でも役について想像力を膨らませて考えてみたりっていう中には舞台美術を作ることとの共通点みたいなものがあることにも気づいて、徐々に楽しさを感じるようになりましたね」

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