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2014.03.26

第四回ゲスト 石村みかさん「女優って、何度も作っては壊してっていうすごい地道な作業なんです」

糸井 幸之介

第四回ゲスト 石村みかさん「女優って、何度も作っては壊してっていうすごい地道な作業なんです」

 女優の深井順子さんが主宰する「FUKAIPRODUCE羽衣」の座付作家・演出家の糸井幸之介さん。彼が生み出す世界観は唯一無二の「妙ージカル」。そんな糸井さんが、小劇場の美人女優さんたちの魅力を引き出します!
 第四回目のゲストは、石村みかさん!
【糸井幸之介さん公演情報】FUKAIPRODUCE羽衣10周年記念「耳のトンネル」2014年6月7日(土)&8日(日)@AI・HALL(伊丹)/2014年6月13日(金)~22日(日)@吉祥寺シアター(東京)


●花粉にまみれてご挨拶

第四回目のゲストは石村みかさん。子育てしながら女優業を続けていらっしゃいます。すごい!

 読んでくれてるみなさん、こんにちはこんばんは。
 花粉舞う季節です。ティッシュを鼻に当てながら、これを書いています。

「小劇場の美しい女優さん」今回は第四回目です。
 みなさんに読んでいただき、この連載も軌道に乗ってきた気がします。ありがたいです!
 今回は、銀座のビルの地下にある喫茶店で、美しい女優さんとお茶しました。
 僕の人生、こんなゴージャスな喫茶店に入った経験はありません。きっと、高級クラブのホステスさんと同伴の待ち合わせとかで、お金持ちの紳士が使う喫茶店です。しかし僕も負けてません! 何故なら、美しい女優さんと待ち合わせなのですから。

 今回ご一緒した女優さんは、石村みかさんです。
 石村さんは小劇場から大きな劇場まで幅広く活躍を続ける女優さんです。現在は、てがみ座という劇団に所属しています。もう何年も前になりますが、僕の作るお芝居に出演してくれたこともあります。数年前にご結婚されて、お子さんも生まれ、現在は子育てしながら女優業をしています。
 石村さんとは年齢も近いですし、僕にも小さな子どもがいるし、なんだか同士のような親近感を勝手に感じているんです。
 

【ゲストプロフィール】
石村みか
1995年 青山劇場10周年記念『銀河鉄道の夜』に出演。以降、劇団大人計画、新国立劇場、MODE、二兎社、THEガジラ、世田谷パブリックシアターetcのプロデュース公演に参加。劇団東京乾電池の劇団員を経る。2013年2月に女子を出産。産後3ヶ月より『空のハモニカ』再演の稽古に挑む。現在育児をしながら、てがみ座新メンバーとして活動を開始。ノックアウト所属。

 

●お芝居のスタートは、高校での英語劇部入部

英語劇への違和感が今の石村さんを作ったのだとしたら、やはり疑問を持つことって大事なんだなと思います。
photo by 糸井幸之介

 コーヒーがくるのを待っていると、
「糸井さんとお茶してると、演出家と稽古場にいる気がする」
 と石村さんは言います。そして、
「あらたまると、なんだか可笑しくなっちゃいますね」
 と笑います。気さくで、ちょっと照れやで、美しい、石村さんの魅力に惹きこまれます。

 ほどなくしてコーヒーが運ばれてきて、演劇を始めたきっかけを聞いてみます。
「高校で、英語劇部に入ったんです。演劇部が、どうもあんまり格好良くないなと思って、英語劇部を選んだんです。そうしたら、ほぼミュージカルだったんですよ。ニューヨークのブロードウェイとかオフ・ブロードウェイの台本を使って、英語でやるんです。音楽が盛んな高校だったので、同級生からバンドのメンバーを集めて、生演奏でミュージカルっていうのを3年間やってました。
 でも、普通の台詞喋ってない! 日本語を喋ってない! この先ずっと英語でお芝居するわけにもいかないぞ、日本語! 日本語! と思って、大学でも演劇を専攻して、日本語のお芝居をやるようになりました(笑)」

 大学を卒業して、本格的に女優の道を歩み始めた石村さん。当時の生活はどんな感じだったのですか?
「大学を出たら、どうしても一人暮らしがしたくて、それで下北沢に行きました。下北界隈で10年間暮らしました。今はだいぶ綺麗になっちゃいましたけど、あの辺の雑多な感じが大好きで。毎日ワイワイしてましたね。色々、人生を楽しみましたよぉ。今考えると、すごい生活だったなぁ……(遠い目)」
 乱れてたってことですか!? すかさず僕は質問します。
「(笑)乱れてたってほどではないけど、不摂生は日常茶飯事だったわ」
 か、かっこいい、石村さん! 舞台女優の矜持を感じます。
「それはさておき、20代はオーデションばっかりの日々でしたね。劇団には入らず、プロデュース公演とか色々なところを渡り歩いていました。受かっても駄目でも、オーディションを受けることが楽しくって、たくさん受けては色々な舞台を経験させてもらいました。
 それと平行して鍼灸の学校にも行ってたんです。芝居をやって、朝まで飲んで、お酒の臭いを漂わせながら学校に行ってました(笑)。3年間通って、国家試験も受けて、鍼灸師の資格を取ったんです。今、副業で女性限定のオイルマッサージの仕事もしています」

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