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2001.03.01

表現する仕事がしたい

松村 潔

表現する仕事がしたい

■占ってほしいこと

 表現する仕事がしたい。
 そう思い始めたものの、ジャンルが定まらず迷っています。
 私の今までの人生は「中途半端」の一言です。興味を持つと飛びつき、ある程度で満足して終了、の繰り返し。
 今、演劇とHPに日記を「書く」ことをやっています。

 自分の人生を仕事にしたい。
 その為に、自分のことをもっと知りたい。自分の中の闇も光もドロドロした部分も、とにかく全てを見てみたい。
 自分の天職/使命を生きたい。
 その思いが、占い関係に全く興味がない私を「オーラソーマ」へと向かわせました。「何が知りたいの? なるべく具体的に教えて」と言われ、仕事、恋愛等思い浮かんだのですが口にした言葉は「自分の事を知りたいんです」だった。
 オーラソーマでは、 「過去に忘れてしまった記憶がある」と言われました。自分にとって忘れたいほど強烈な過去があって、それ以来自分の気持ちに蓋をしている、と。
 その言葉を、丸ごと信じているわけではありませんが、今、私はどんな方法でもいいから、自分を知りたいのです。

 占星術で見た自分のことを教えていただきたいです。
 よろしくお願いします。

お名前:witch
生年月日:1972年04月12日
生まれた時間:午前10時50分
生まれた場所:山形県南陽市


■回答

●究極的な問題を考えやすい資質

 占星術で使われる12サインは、人間の成長のストーリーのように組み立てられています。つまり、『牡羊座で生まれ、魚座で死ぬ』という構造です。WITCHさんの太陽と月は、牡羊座と魚座という、生まれと終わりという両極端にあります。太陽は新しい自分を作るための未来的な意志。月は過去(実際には人生の初期の7歳くらいまでの幼少期)に育成された資質を示しています。
 人生を形成する上でもっとも重要な太陽と月という主軸を成すものが、それぞれ12サインの始まりと終わりという辺境部分に配置されているので、究極的な問題を考えやすい資質だといえます。
 幼少期の7歳くらいまでの体験領域を示す月は、魚座の27.06度。これは人間社会から離れて、もっと宇宙的な原理に直接接触する度数で、宇宙的な原理の根本的な生産力、ヒンドゥなどでいうところのカーリー神とか、プラクリティという受容原理に接触する可能性のある度数です。つまり人間の世界での母でなく、宇宙的な意味での母原理に関係したものに接近するのです。
 ホロスコープの中ではこの月は、第9ハウスという思想、宗教、哲学、学術などに関連するハウスにあるため、精神的な問題として、こうした宇宙原理をとらえることになるのですが、なにせこの月には他の天体のアスペクトの援護がありません。つまり情緒的に安定しないためにいつまでも安心できないのです。なおかつ、根底的な力を示す冥王星が、この月に180度の干渉をしているので、オーラソーマで言ってるように「忘れているものがある」というのは事実なのでしょう。わたしはオーラソーマのティーチャーの人たちに、カバラを教えているので、オーラソーマって、割と出やすいことは知ってます。
 たとえば月というのは、幼少期の感情とか情緒を育成するための体験を意味しているのですが、冥王星は極端性を表します。情緒とか感情が決して受けとめることのできない極端性や「闇」の部分があって、そこだけ月にクレーターが開くように、記憶の空白を作り出すのです。あまりにも強すぎる体験は記憶から封じる、という構造はあると思うのですが、そういった感じです。その記憶をはっきりさせると、日常的な人格としての情緒が破損されるのです。人格形成において、その印象を「分類不可能」にしておいたほうが良いというような記憶があるということなのです。
 そうした記憶はかならずしも具体的記憶とは限らないのですが、取り戻した時にはどうなるかというと、月の本来の本性が目覚めて、すでに説明したヒンドゥでいうカーリー神のような資質が表れて、強烈無比な激しい感情が表出することになります。
 WITCHさんの日常的、つまり現世的な意味での母親イメージはかなりひずんでいて、毎日気が変わりますし、嵐のように流動する傾向を持っています。これを扱える人はほとんどいません。日常的な生活を安定させるにはデメリットですが、逆に、もっと根元的な宇宙的な原理のようなものを探求するには、適しています。


●ドロドロというか、塔を建ててもすぐさま壊れるようなホロスコープ

 現世的な、つまり社会的な活動としての能力として使えそうなのは、第11ハウスの土星、金星、火星の群の部分です。第11ハウスというのは、友人関係とか、自由な立場で仕事をするとか、クラブとかですが、表現力は多彩です。演劇みたいなものでもいいし、芸術的な方向性なども適しています。男女が集まる華やかな場に関わるようなところでの仕事です。ただし、ここでも土星と海王星という、堅さと柔らかさの要素の躁鬱的なシーソー運動があるので、行動は矛盾に満ちています。なんでも開放的かと思ったら、まったく閉鎖的になったりと、感性の開け閉めが交互に起こるのです。恋愛面ではこれは態度がころころ変わるので、相手は振り回されることになりますね。
 だいたい職業的な方向性を示すMCは、牡羊座の08度で、これはまだ明確な自我が形成されないということなので、職業的に、自分はこんな仕事に向いています、というような明確なフォーマットは固まっていません。漠然としすぎているのです。勤務を示す第6ハウスの木星は、この職業的な位置を示すMCと、スクエアになっているので、だいたいどんな仕事でも適応できるけど、すぐに脱落するというか、枠からはみ出してしまいます。
 だから、どこかに立場を固めるということを初めから考えず(どうせ考えても固まらないので)、生活に必要なものを得るためだけに、一時的に仕事をするなどというやりかたを繰り返してみてはどうでしょうか。本質的には、自由な状況で、もっと自己の存在そのものを表現するような方向を探索していくと良いと思います。
 世間的に型にはめる必要なんてないし、これだけ地球上に人類はたくさんいるのですから、ひとりくらい規格外れで生きていたとしても不具合があるわけではないです。
 型にはめにくい流動性は、良い面としては、人生の型の中に眠り込まないということであって、人間を職業で見たり、生活で見たりするような怠慢なものの見方をしない点。「自分の中の闇も光もドロドロした部分も、とにかく全てを見てみたい」ということですが、なかなかにドロドロというか、塔を建ててもすぐさま壊れるようなホロスコープです。

●気力が出るのは、2003年5月あたりから

 時期的なことをいうと、いま一番気力のない時期です。
 気力が出るのは、2003年5月あたりからです。このころから明確に技術を必要とする分野で、取り組み始めると思います。それは非常に長期的に続きます。これまで続けていたことをいったん終結させて、新たに希望の出てくるような方向ですね。でもこれもどこかに帰属するという意味ではなく、自由な立場で、磨いていく方向です。
 過去に忘れているものは、放っておいても出てきます。三十代、四十代になるにつれて、自分の本性がどんなものか、明確にわかってくるはずです。すべての人が自身の神経症を持っていて、そしてそれを自覚すると、それはその人の個性の出発点となります。それを発見できない人は偽物の人生を歩みます。WITCHさんの場合には、人生途上でおかしなことになる体験を人より多めにするかもしれませんが、そういう体験も理解を得るために非常に役立ちます。 

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