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2001.07.15

高校を卒業後ひとり暮らしを初めましたが、より住み易い所をと20回近く引っ越しをしました

松村 潔

高校を卒業後ひとり暮らしを初めましたが、より住み易い所をと20回近く引っ越しをしました

■占ってほしいこと

 高校を卒業後ひとり暮らしを初めましたが、より住み易い所をと20回近く引っ越しをしました。現在は夫とN県に住んでいますがここも安住の地という感じが いたしません。両親は別居しそれぞれが 賃貸アパートに住んでいるため実家というものもありません。もう引っ越しのな い落ち着いた暮らしをしたいと思っているのですが、どこの場所を選び、どのようなことに気をつければ安住の地(終の棲家)を見つけることができるでしょうか?是非教えていただきたいのですが。

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お名前:shizuko
生年月日:1960年1月15日
生まれた時間:午後10時2分
生まれた場所:東京県港区市


■回答

 西洋占星術のホロスコープで、住処というのは第4ハウスを表しています。
 そもそも東の地平線のアセンダントを起点とする第1ハウスは個人の発祥を表しますが、これに対して90度の否定を表す第4ハウスは、個の否定、すなわち「死」を意味しています。
 日本で4の数字を死(「し」)と読んだりしますが、家というのは、個人の死の場所なのです。個人が死ぬことで、個をこえた集団意識にとけ込む。集団意識にとけ込むには、個人は死ななくてはならず、これが大きな意味では生と死の輪廻なのです。第4ハウスは家を意味しますが、みんな、家に戻って、夜眠って、短く死ぬのです。また第4ハウスは、幼年期、晩年をも表します。それぞれ死の境界に接近している時期です。
 shizukoさんの第4ハウスには、天体が4つもあって、家とか生活に対して、非常な思い入れがあることを表します。4つも天体があるというのは、幸運も不幸も表すことはなく、そこに対する興味の強さとか、興味の強さ故に、いろいろと試行錯誤をすることを示しています。幼少期は、その人のパーソナリティを示す月で見ますが、shizukoさんの月には分離の天王星が合していて、しかも親戚とか、あまり情感的に密接な関係を表さない第11ハウスにあります。すでに幼少期の段階で、家族的な和の中で安心を感じるという体験を奪われてきたのが分かります。お母さんが社交的で、よく家を空けるとか、好きなことにはまって、子供をあまり見なかったとか、そういうイメージです。
 8歳以後の子供時代を表す水星は、家の第4ハウスにあるのですが、アスペクトがありません。つまり根付かないのです。16歳以後を示す金星は、放浪空間を表す第3ハウスにあって、かなり手広く移動してきたことを示します。26歳以後を示す太陽は、また家の第4ハウスに戻りますが、これも水星と同じくアスペクトがないので、着実な充足感というか実感がありません。36歳以後、つまり今の年齢を含む45歳までを示す火星は、やはり第4ハウスにありますが、ここでは野心的に(山羊座0度)環境を探す行動になるでしょう。第12ハウスの冥王星と120度ができているので、つまり、やっと第4ハウスの天体にアスペクトができ、住居に関して良好な状況と言えることは言えるのですが、野心と根性がありすぎる度数であり、アスペクトなので、そっと穏やかに眠る住居という感じではないようです。気合いの入りすぎた不動産業者みたいな度数というと分かりやすいかもしれません。
 46歳以後、56歳までを示す木星は、思春期の16歳から25歳までを示す金星と同居しているので、思春期の時期のように、また手広く移動する可能性があります。
 結局穏和に落ち着く時期とは、57歳以後を示す土星の年齢でしょう。度数は山羊座の11.17度で、程良く閉鎖的。親しい人とだけ暮らすような姿勢に落ち着くでしょう。しかしまるで閉じこめられたようでイヤだ、と感じることも多いかもしれません。
 そもそもshizukoさんの趣味の本性は、お母さんの影響を受けてか、金星と月がそれぞれ第3ハウスと第11ハウスという、風のように動き回る場所にあって、じっとしている人に見えません。
 家に閉じこめられたいという第4ハウスの土星や他の天体群。そのくせ動き回りたい月と金星という、分裂した衝動に動かされているので、このあたりをうまく両立させるような場所がいいのです。
 それぞれの天体が表しているイメージを展開してみましょう。

●第3ハウスの射手座、金星と木星……近場でにぎやかに人が出入りする場所。しかも遠い場所の雰囲気を持ち込んでくる場所。空港の近くとかもいいです。図書館、教養施設、文化教室などが揃っているような。
●第4ハウスの山羊座0度の火星……家で野心的に仕事してみたりできる。しーんとした感じでなく、いつも燃えている。
●第4ハウスの山羊座11.17度の土星……マニアックな人々の集まり。シークレットな会議のできるような。そしてそれが、ちょっとしたお金儲けにつながる。(収入を示す第2ハウス、海王星とのアスペクト)
●第4ハウスの水星……活発な知性活動や工夫が、家でできること。
●第4ハウスの山羊座24.40度の太陽……異質な環境から持ち込まれた珍しいものがある。

 これらを全部結合したようなイメージを思い描いてください。
 これだけ家を示す第4ハウスに天体が集まると、普通の家庭で静かに暮らすという方法そのものが間違っていたのだと考えるべきです。いろんな可能性を求めて、家を移動するのではなく、家に、いろんな可能性を引き寄せてしまうほうがいいのです。
 今の時期、もっとも速度が遅く深い影響をもたらす冥王星は、shizukoさんの思春期的放浪を表す金星に重なっていて、移動したい衝動を深く刺激しています。
 2008年くらいから、この冥王星は、家を示す第4ハウスに入ってきます。冥王星は、究極の存在の根っこを意味する天体なので、これが第4ハウスに入ってから、あなたの言う安住の地(終の棲家)への定着の試みが始まります。先ほど説明した土星の年齢、すなわち57歳以後も、この時期に含まれています。
 冥王星は、移動しているハウスを完全に根底から造り替えて刷新する意味を持つので、家に関する概念に大改造が起きるのです。家に対して改造するのではなく、shizukoさんの持つ家に対する意義そのものを、根底から作り替えるという意味です。
 21世紀には21世紀の、新しい家の概念というのがあるのですよね。農本主義日本のイメージを覆して、古い日本人としてのルーツ意識に関連したような意味での、未来的な家の概念というのがあって、それを真っ先に模索するひとりがshizukoさんでもあると考えて、2008年以後、根性入れて、家について本格的に考え直してみましょう。
 「いいかげん落ち着きたい」などという怠慢な考えはやめましょう。天体が四つもあると、思い入れ強すぎるので、そっと静かに眠る場所を確保すればいいや、というような手抜きはできないのです。究極の理想の安住の地(終の棲家)は、見つかります。

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