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2003.02.01

スペインに旅行に行った際、一人の男性と出会いました

松村 潔

スペインに旅行に行った際、一人の男性と出会いました

■占ってほしいこと

 2002年9月にスペインに旅行に行った際、一人の男性と出会いました。初めて会う人なのに、前から知っていたような懐かしい感じの人に思えました。
 お互いにもっと知りたいという思いから、1ヶ月間彼と一緒に暮らすことになりました。断腸の思いで、私は日本に戻ってきましたが、彼とまた一緒に暮らしたいと思う気持ちが強く、どうにかスペイン移住ができないかと考えています。
 外国で暮らすことは私には可能でしょうか。将来彼と結婚することは可能でしょうか。

彼 pepito
1970年4月26日 出生時間不明
スペイン マドリッド生まれ

--

お名前:りえ
生年月日:1973年7月4日
生まれた時間:午後1時45分
生まれた場所:京都府京都市北区


■回答

●場所としてスペインは吉。しかし、それも持って生まれた性分が手伝って一時的なものになるかも?

 女性の生き方ということを考える際、占星術では女性を示す天体の月と金星を見ます。このふたつの対比を考えると、その人のスタイルが推理できるのです。
 月は安定して繰り返される生活を示し、金星は新しい楽しみを意味します。月はご飯、金星はおかず、と対比させると、古いたとえだけど、わかりやすいはずです。結婚して毎日の子育てとか、料理洗濯などをして、華やかさが欠けるけれど、決まった行為の繰り返される安心感を作り出すのは月で、これだけだと新しい刺激も女性としての楽しみもないと感じることになります。一方で金星は、夢のある期待感に満ちた楽しい天体ですが、ここには戻るべき安心できる場というものがなく、やはり月と金星両方が満足してはじめて女性の生きかたの充足感が得られるということになります。
 それでりえさんの図を見て、月と金星の比較をしてみたいのですが、月を「部屋着」、金星を「よそいき」というふうに考えることにして、まずはとても目立つ金星を考えます。
 りえさんのホロスコープでは、この金星は頂点にあり、自己演出の獅子座に、さらに火星、海王星などの組み合わせで、グランドトラインができており、これはりえさんの女性的な資質である金星が非常に高められた感じで働くことを意味しています。問題はこの金星のある度数、獅子座の4度は、獅子座の示す火の元素の情熱や内面の高まりに対して、現実の壁がぶつかってくる面があって、そもそもぶつかってくる理由は、周囲の現実を無視するということから来ています。しかし、アスペクトはかなりの数で、この金星は洗練されていますから、夢や期待を追いかけて冒険しようとする性質は十分にここから推理できます。
 もうひとつの普段着とか部屋着の月ですが、おとめ座の3度にあって、これは第10ハウスの終わりあたりにあります。そもそもおとめ座は個人の節度などを示すので、几帳面な印象の強いサインですが、この月はいて座の海王星とスクエアのアスペクトしかなく、この節度というものを海王星はかき回します。つまりは安定した生活とか、繰り返しということが耐え切れない人なのです。金星と月の対比で考えれば、海王星は夢を示すので、夢のために、あるいは華を求めて自分の安心できる暮らしを捨ててゆくということを示しています。
 金星があまりにも強すぎ。そして月がそれに比較して弱すぎ。この対比からわかることは、いまりえさんが書いているように、スペイン男性とスペインに住むということを決めたとしても、その後も変動があるはずです。つまりスペインに住み、スペイン男性と暮らすことになったら、それが日常と化す時期はすぐにやってくるでしょう。その暮らしそのものが月の管轄する「繰り返し」になった段階で、金星は次の夢を追いかけたくなるのです。
 で、男性との運は太陽でみるのですが、りえさんの太陽はかに座の12度。これは海外を示す第9ハウスにあるので、外国人と結婚するのは適しているとみなすことになりますが、おひつじ座の火星とのスクエアしかないために、その決断は性急で衝動的。しかもかに座の12度は周囲の人が理解しないと、だんまりをきめこんで、頑固に自説を守り通すところがあります。牡羊座は新しいチャレンジ。かに座はなじんだ世界。月と金星の対比と同じようなことが、この太陽にも言えて、新しいチャレンジに衝動的に飛び込み、安心できる場を喪失しがち、という意味になるのです。
 金星が主体の生き方をしているが、生活を示す太陽と月はサポートが弱い。これは外面的に華やかであるけど、日常の生活は不安定で、見た目よりはさびしいものがある、という組み合わせにとれますから、この点を注意して、ある程度は自分の安心拠点を大切にする姿勢が必要ですね。でないと、果てしない放浪が待っている結果にも。
 スペインに移住した場合、人生傾向がどうなるか考えてみます。自主的な天体である太陽は、東の地平線近くに移動し、積極的で自主的な人に変貌します。また火星は第10ハウスに移動するので、主張がはっきり、時には棘がたつくらいに強まります。金星が持つグランドトラインは、仕事として発揮できます。自分のセンスが金銭的な価値を生み出すのです。たぶん全体に日本よりは、スペインのほうが幸運だと思うのですが、生活の安定という意味では、場所がどこであれ変わらず、幼少期からの癖で、変動は多くなると思います。

●国外脱出は勧められない

 もうひとつ気になることを日本での出生図の中で指摘しておきますが、第4ハウスは家庭を示しています。で、ここには保護の木星があるので、国内での生活には基本的に幸運がもたらされます。が、第4ハウスの入り口にあるのは水瓶座で、その水瓶座の支配星は第12ハウスにジャンプして、アスペクトのない孤立をしています。第12ハウスは、実際的な意味では、喪失とか消失を表します。つまり保護のある場所から抜け出して行った先は、天王星の示す孤立などです。とくにこの天王星の度数は、潜伏するとか、日陰的な世界なんです。安定性の月が夢の海王星とスクエアのみで生活のあてのなさを表し、男性運の太陽は衝動的な火星とのスクエアで乱暴な男性とのかかわりで、相手から受けた衝撃で、心理的にちょっと傷つきやすい傾向ということも考えると、実はわたしは個人的に勝手な印象で言いますが、国外脱出はあまり薦められないです。確かにスペインの国そのものは、りえさんにとって状況はいいのですが……。女性としての華のある輝かしい金星のアスペクトがおそらく人生をすべて支配しているメインの要素だと思うので、この表の華やかさと、裏側の不安定感がますますコントラストを強くしてしまうと思います。

●相手の男性とはどうか?

 行かないほうがいいよと、はっきり言ってしまうのも、ちょっと言いすぎかなと思ったので、駄目押し的に相手の男性との相性もチェックしますね。
 相手のスペイン男性は、月が山羊座の6度にあって、これをりえさんの太陽と火星のスクエアが、T字スクエアという厳しい配置にします。りえさんの月はもともと海王星とスクエアしかなかったのに、相手の男性の火星がふたご座5度からスクエアにして、月、海王星、火星のT字ができます。この月をどうして見たのかというと、「よそいき」つまりデートしていたりする時には金星などの満足感で考えればいいのですが、毎日一緒に暮らす繰り返しとしては月が重要で、それは繰り返される日常の生活を示しています。ちょっと新鮮さが消えて、毎日一緒にリラックスしてかかわる時、もうあまりかっこつけない感じで相手と対する時には、月でみるといいのです。で、互いの月を互いの天体がハードな天体に巻き込み、さらに火星がそこに関与しているので、喧嘩分かれやすいのです。互いが相手の感情を傷つけるからです。
この月どおしの関係性は、つきあってみて、一緒に暮らしてみないことには、なかなかわからない要素です。よそいきでなく、部屋着で相手を互いに見た時に、りえさんとスペイン人男性には衝突があります。
 このあたりのことを参考にしてみてください。 

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