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2003.09.01

もう星占いを趣味で続けて15年になります

松村 潔

もう星占いを趣味で続けて15年になります

■占ってほしいこと
 もう星占いを趣味で続けて15年になります。
 いまは独身バツイチママで頑張っている27歳です。
 ところで、私自身の「運の悪さ」自体は自分でホロスコープを解読してとっくに理解済みですが、やっぱり他の人のホロスコープを見て私なりに解読しようとしても、ヨードの読み方がピンときません。私の人付き合い下手は周知の事実ですが、もし私にヨードのいう天才っぽい部分があるとしたらどのへんに可能性があるでしょうか。松村先生の著書は全部もっています。どうかいつもの辛口で率直で面白い文体でのお返事を期待しています(≧▽≦)☆

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お名前:にゅんちゃん
生年月日:1976年4月2日
生まれた時間:午後21時37分
生まれた場所:福島県会津若松市


■回答

●行動特性にちょっとしたキレの悪さが……

 今回は、一般的な質問でなくて、占星術をやってる人の質問を取り上げてみました。時々こんな質問がくるので、時々答えることにします。
 さて、文末に、わたしの解読が「辛口」と書いてありますが、辛口でやってるつもりぜんぜんありませんでした。ソフトなつもり……って、違っていたのかな。
 にゅんちゃんの相談に、運の悪いホロスコープと書いてあったので、運の悪さ検証です。
 生まれた瞬間の、この世への押し出し力は、東の地平線。アセンダントと言われるこのポイントは、蠍座の27度で、これは水のサインの最後となり、火の射手座に対する準備をする最後の5度の範囲ですね。火(すなわち自立)を目指そうとするけど、水(すなわちパラサイト、融合)という資質からまだ離れていません。つまり生まれてきた時に、爆弾のように飛び出したわけではなく、なかなか母胎から出てこない、母胎に引っ張られつつ出てきたというところです。
 このスタイルが大人になっても、すべてにおいて働くので、行動特性にちょっとしたキレの悪さは出てきます。このアセンダントの支配星は冥王星で、第11ハウスにあり、教えたり教えられたりする知的探求心の天秤座10度ですから、一番適正にあったこととは、公認の第10ハウスでなく、まだ未来的で非公認な場の第11ハウス。勉強会みたいなところで教えたり研究したりするということですね。
 第1ハウスにある海王星は、射手座で、しかも現代社会の知的制限を突破した、古代文明にも現代文明にも通じるような、広範なレベルでの知恵の開発に関わるもので、それはかなり能力として出てきやすいのですが、第1ハウスの表看板はアセンダントの蠍座の終わりですから、こういう射手座的な資質が、顔見ただけではわかりにくいということですね。

●占星術をやっている人は、意識のありかた、タイミングのとりかたなど操ることで、状況は変わってくるのでは?

 社会的な立場を示すMCは、乙女座の9度です。
 個人的な自我の限界を突破しようとすると、準備不足なため、限界点で引き戻されます。生まれた時のアセンダントと、MCには共通点がありますね。飛び出すには、まず水に浸されて濡れているアセンダント。限界を突破しようとして怖い目にあうMC。これがにゅんちゃんの言う運の悪さの第1ポイントでしょうか? しかし、こういうのは研究者とか勉強している人という場合には、あまり関係ないんですけ。
 MCの支配星は水星で、これは太陽とともに、趣味・道楽の第5ハウスにあります。
 不発の太陽と、しがらみに足をとられる水星。この不発やしがらみは、どうも冥王星・火星とのハードアスペクトに関係ありそうですね。これが第2ポイント。火星を見ると、蟹座の第8ハウスというのは、家族や親しい人との関係に没入するという配置ですが、度数はそれに対して反動があって、仲間との関係に貢献するかと思えば、それを揺すぶって壊したいという気分の交互な入れ替わりが起きやすい。また、先に説明した天秤座の第11ハウスの冥王星というのは、この蟹座・第8ハウスとはあきらかに対立した配置で、ファミリー的な結束を持たない他人との関わりを意味する。つまり、にゅんちゃんが第5ハウスで、個人的に興味を持ったものを展開する時に、結束した集合と、結束しない集合の間をゆらゆらと行きつ戻りつして、そこの腰が据わらないから、太陽は不発になりかねないというところですね。
 でも、牡羊座と天秤座の180度のほうがあきらかに仲がいいので、そしてこの太陽と冥王星の180度というのは、高度な意識との独自のルートを持っているので、さらに広範な知恵の海王星と共同体制を作っているので、持ってるものはかなり良さそうな感じです。
 太陽と冥王星の180度、海王星の度数などは基本的に平凡でない、大きなヴィジョンの世界に向かうことを意味しているのですが、しかしMCという具体的な職業の立場とか、実際の仕事ぶりの第6ハウスの孤立した牡牛座13度の月などは、飛ぼうとしても強い衝撃を受け、仕方なしに自分の小さな範囲のところでおさまるという意味を持つので、中身は壮大なんだけど、日常の実像はおとなしい範囲におさまるという対比がありますね。
 でも、これらは年齢が後になると、事情は違ってくるでしょう。とくに40代以降はおもしろそうです。要するに、こういう天体配置は、生まれた時の条件づけでしかなくて、その資質を吐きそうなほどはっきりと認識すれば、やりかたを変えることはできるからです。占星術をやっている人は、意識のありかた、タイミングのとりかたなど、いじりまわすことができるので、状況は変わってくるのでは?

●にゅんちゃんが、「自分のホロスコープは運が悪い」と言ってるけど、わたしにはあまりそうは見えない

 という長いまえふりがあって、やっと質問にたどり着きました。ヨッドなんですが、これはある特定の天体が、150度にあるふたつのポイントの天体とからんで、Yの字になることですね。一つ目の150度のアスペクトは、個人の動機の側から訓練することを意味しています。
 もうひとつの210度の側にあるアスペクトは、外界から調教されることを意味します。つまりヨッドというのは、内と外から、新しい資質を後天的にしつけられることを意味していて、ともかく「しつけ」ということを意味するアスペクトだと考えればいいわけです。しつけというのは、犬のしつけでもわかるように、違うことをすると、両方の頬をつかまれて、怖い目でノーと言われ、意図の通りに振る舞うと、よーしよしよしっ(畑まさのり風に!)と頭を撫でられて、基本的に勝手な行動は許されない。
 にゅんちゃんの月は、孤立しているように見えますが、冥王星と海王星のあいだでヨッドになってますね。月が本来の牡牛座の、限界を踏み越えないようなほどほどの行為で終始しようとすると、冥王星と海王星の連合が、うなるような低い声でノーと言うのですね。月は、冥王星プラス海王星の意図の上でのみ行動を許される。で、定番の意味として、冥王星と海王星のセクスタイルは「未来的精神革命、スピリチュアルムーブメント」みたいなものです。ちょっとこの言い方もう古いけど、「フォトンベルトが来るよー、プレアデスのアルシオンが輝くよー、2012年に世界は変わるよー」というような世界ですね。射手座の13度の海王星は、こういうのが死ぬほど好き。天秤座の10度の冥王星はそういうコンセプトのもとに、教師になれと言ってる。
 牡牛座の月だけが異質に、ほどほどに自分の実力範囲でお仕事して、お金もほどほどに入るのがいいと言ってるんだけど、冥王星と海王星に調教されて、精神革命の波をお金儲けとか生活手段と直結できたら、よーしよしよしっ(しつこいけど、畑まさのり風に!)と言われるわけです。
 ちなみに、占星術は運命論とは違います。その中で珍しく運命的なものを示すのが、アンチ・バーテクスで、山羊座の12度にあり、お金もうけの第2ハウスにあるので、マニアックな探求みたいな種類の方向でお金儲けしろ、と言ってます。月も、冥王星と海王星にしつけられるのだし、つまりは旧一般職はやめましょうと言ってるようなものだね。職場運が悪いとしたら、それは海王星と冥王星がノーと言ってる妨害のようなものです。海王星と冥王星にほめられるような方向の仕事なら、妨害は起きない。
 ヨッドは天才かというと、これは疑問があるけど、ただひとつの方向でしか力を発揮できないような制限が加わると、そのひとつの方向では一般よりもはるかに発達しやすいということになりますよね。牡牛座の月はー……と説明される一般的な牡牛座の性質を、ことごとく塗り替えて、にゅんちゃんのホロスコープの限界を突破させようとしているのだね、これは。
 で、時期的なことですが、2003年の3月に進行の新月が起きてますね。牡牛座の9度。自分に余裕があれば、人を助けることができる。余裕がなくて、自分の生活まで捨てて人に貢献するのは嘘くさいけど、自分の幸せを確保して、その上で、人に対して助けるような仕事をするという意味ですね。仕事の第六ハウスで起きているわけだから。で、この新月は職業的な立場のMCと正確なトラインなので、かなりいけそうです。で、進行の月はこれ以後ぐんぐんと上昇していて、2004年の秋にディセンダントに達します。ここで、過去14年間の潜伏期、修行期が終了し、デビュー。にゅんちゃんが、「自分のホロスコープは運が悪い」と言ってるけど、わたしにはあまりそうは見えない。要するに、時期的にぱっとしない期間を通過していただけで、なんせ14歳の時に地下に沈んだので、こういう若いときに沈むと、人格形成期にそこにあるわけで、自分の性格がずっとそうなんだと思いこんでしまう、あやまった自己イメージができてしまうんですね。なので、4年以後はもっと派手に行ってもいいんじゃないかと思う。で、経歴のピークに達するのは、海王星が好きそうな2012年切り替え期。にゅんちゃんが一番お呼びの時期。楽しそうでしょ? 余談ですが、わたしは何人か、テレビにもでているような現職政治家のカウンセリングしたことがありますが、その人たちの共通見解も2012年切り替え説。その時に準備して行動していると言ってました。 

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