毎日を1%ずつ新しく生きる! 刺激と感動のマガジン&ストア

★がついた記事は無料会員限定

2004.03.01

私の長女の事なのですが、幼い頃から不眠症気味で、現在中学2年生になります

松村 潔

私の長女の事なのですが、幼い頃から不眠症気味で、現在中学2年生になります

■占ってほしいこと
 私の長女の事なのですが、幼い頃から不眠症気味で、現在中学2年生になりますが相変わらず眠れぬ日々が続いております。何か悩みがあるのであれば眠れないと言うのも多少わかる気がしますが、そのようなものは特になく、本人も原因がわからないと言っております(過去に悩みがあった時はあります)。偏頭痛もちで、寝不足が続くと当然具合が悪くなり、学校を休む事もしばしばです。あまり長く続くため、精密検査も受けましたが、以上なしとのことで、全くお手上げ状態です。もし星から何かわかるのであればぜひぜひ教えてください。

--

お名前:娘
生年月日:1990年1月8日
生まれた時間:午前9時33分
生まれた場所:新潟県新発田市

お名前:母
生年月日:1967年12月7日
生まれた時間:17時2分
生まれた場所:青森県南津軽郡大鰐町


■回答

●月が、深い水の中に沈めようとする冥王星に対して、猛烈に反発。眠りがある種の脅威になっていて、感情はそれに素直に飲み込まれたくない。

 わたしも高校生の頃までは、不眠症がしつこくて、学校で貧血起こしたりしていました。中学生の頃も不眠が原因で心臓が痛かったです。30代まで続いた偏頭痛も、今はもう消えてしまい、不眠もなくなってしまいました。
 人間の眠りと目覚めというのは、大きな範囲で考えると、個人が生まれて、また死んでいくという構造の縮図です。毎日、夜に個人は小さな意味で死に、この個人意識の死というのは、個人を超えたより大きな活力を吸収することに通じるので、もしちゃんと眠ることができない場合には、だんだんと枯渇してしまいます。ホロスコープでは、個人の意識の発祥と、その死あるいは眠りというのは、地平線と、子午線の十字に対比すると思います。このふたつの影響の切り替えがスムーズでないと、睡眠サイクルはぎくしゃくして落ち着かないことになります。
 地平線ラインに属する東の地平線は、個人が生まれる瞬間を表していますが、これは日々繰り返され、毎日目覚めることに対応します。
 娘さんは、牡羊座の8度にあり、牡羊座がアセンダントになると、東の地平線が表す目覚めという意味が過剰に強調され、不安定になると偏頭痛なども起きやすくなります。この8度という度数は、空気の動きとか、ちょっとした気配の変化などに敏感に反応する度数で、敏感でなおかつ目覚めの力が強いとなると、穏やかに眠れない場合もありえます。もちろんこの牡羊座の8度という程度のアセンダントを持つ人はたくさんいて、敏感とはいっても、全員が不眠症を抱えているということはないはずなんですが、このアセンダントに対する天体のアスペクトがちょっと刺激的すぎて、ザワザワと落ち着かなくなっているのですね。
 もうひとつの眠りのポイントは、子午線ラインの一端であるIC。ホロスコープで見る第4ハウスの入口です。これはお墓に対応しているイメージのハウスです。
 たいてい人は夜になると家に戻って家族と一緒に眠りますが、この暗闇で家族全員が横たわっている家は、お墓のイメージでもありますね。ここには拡大を意味する木星があり、この木星の度数は蟹座の3度です。個人を超えた力に出会うというのは、個人が眠るという意味でもあるのですが、蟹座は個人を捨てて、より大きな力に帰依するというサインでもあり、アセンダントで目覚めが強調されているように、このICも眠りという意味は強調されています。ただ木星は大げさにする性質があり、さらにやはりアスペクトは、刺激の強いセットしかないので、眠りに落とす場合、一気に落とすという作用になります。アセンダントとICの関係を考えると、静かに穏やかにいつのまにか眠るというスムーズな移行はしにくく、目覚めと眠りが互いにバトルしているような印象があります。
 もうひとつ、眠りを示すICの支配星は月なんですが、この月のアスペクトはとても重要で、その人の基本的な衣食住パターンとか、気持ちの満足など、個人の充足を示す基礎的な要素を示しています。月は水瓶座の23度にあり、アスペクトとして、第8ハウスの冥王星とスクエアの関係にあり、これが睡眠に関してはちょっと問題ありかなと思います。
 蠍座の冥王星は水のサインで、なおかつ第8ハウスは水の元素に関係しやすいハウスで、いってみれば、これは沼とか池の中に強制的に引きずり込むというたとえでもわかるかもしれませんが、眠りの中への強制力。いっぽうで、個人のキャラクターを示す月は、風のサインである水瓶座で、水に濡れたくない、乾いていたい、狭いところに引きずり込まれたくないという性質で、深い水の中に沈めようとする冥王星に対して、猛烈に反発しているのですね。水のサインにある冥王星の力が強すぎるので、バランス上、水瓶座の月も強くなりすぎていて、たぶんこれが、眠りに抵抗しています。眠りがある種の脅威になっていて、感情はそれに素直に飲み込まれたくないんですね。これはたとえば、小さな頃に、暗い夜の海を見て驚いたとか、深い穴とか、あっという間に個人を飲み込んでしまうような深くて暗いものに強い印象を受けてしまい、眠る時間がくると、その都度、この抵抗感というか恐怖感のようなものが結びついてしまうということもあり得ます。眠りのイメージが、強い死のイメージになってしまうというわけです。アセンダントや月が、こうして天体のアスペクトでかき乱されていると、睡眠などもなかなかうまくいかないケースは多いと思います。
 もうこのままで、ある程度しようがないとして、あきらめて不眠とつきあうことにするという姿勢も重要だと思います。もうほんとに異常な悪夢の世界だと、わたしも高校生の頃は思っていましたが、その人なりのバランスの取り方というのがあって、体感的にそれをつかむ必要があるのではないでしょうか。

●個人意志の鎮魂ができる20代半ばになるまでは、落ち着かない生活が続く。お母さんが、娘さんの月をさらに揺すぶっている傾向も。

 娘さんのアセンダントの支配星の火星は、対社会的な主張を示すMCの近くにあって、しかも引き続く社会的な立場の第10ハウスに5つもの天体があるので、実はかなり主張が強く、野心的です。この主張とか野心の充足がないかぎり、ホロスコープとしてのバランスや安心は得られないと思うので、20代半ばになるまでは、落ち着かない生活が続くのではないでしょうか。個人意志の鎮魂ができるのは、ほんとに20代半ばからやっとという感じなので、それまでは眠りに抵抗しながら、活動的に働く感じになりやすいと思います。
 もうひとつ、これはよくあることなんですが、お母さんが、娘さんのこの月をさらに揺すぶっている傾向はありますね。よかれと思ったことが逆効果になる、という傾向を持っているので、かまいすぎないほうがいいと思います。娘さんの眠りを妨げる原因となるアセンダントの過敏さと、月の不安定さというのは、実はそれを緩和する相手と結びつくことでいくらでも緩和できる方法はあるんです。アセンダントや月に対して、穏和な関係にある天体を持つ人と、友達、恋愛相手、結婚相手などの関わりを作ることで、急に変わってしまうケースはよくあります。
 時には、これは相手が人でなくても、ペット、土地、組織などとの関係でも影響が出てきます。なので、ずっとこの傾向が続くことは少ないし、あとはホロスコープとして、過剰に強調された側面を、思い切り使い切ることで、落ち着かせるということが大切なのではないでしょうか。

 

★がついた記事は無料会員限定

記事へのコメント コメントする

コメントを書く

コメントの書き込みは、会員登録とログインをされてからご利用ください

おすすめの商品
  • ピクシブ文芸、はじまりました!
  • 文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作!
  • 無理しないけど、諦めない、自分の磨き方
  • 時短、シンプル、ナチュラルでハッピーになれる!
  • ビジネスパーソンのためのマーケティング・バイブル。
  • 有名料理ブロガー4名が同じテーマでお弁当を競作!
  • ドラマこそ、今を映すジャーナリズム!
  • 砂の塔 ~知りすぎた隣人[上]
  • 小林賢太郎作品一挙電子化!
  • あなたがたった一人のヒーローになるためには?
文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作!
ピクシブ文芸、はじまりました!
エキサイトeブックス
今だけ!プレゼント情報
かけこみ人生相談 お悩み募集中!