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2004.11.01

ストレスから夫が会社を辞めることになりそうです

松村 潔

ストレスから夫が会社を辞めることになりそうです

■占ってほしいこと
 34歳結婚7年目子供なしの主婦です。
 ストレスから夫が会社を辞めることになりそうです。24歳の時に仕事がきつくて突発性難聴になってから体が弱くなってしまったため結婚後働かずにきましたが、この状況では働きに行く必要がありそうです。これからどうなるかや働くこと自体に不安を感じています。
 どのようなことを心に留めてこの大きな変化を乗り切っていけばいいでしょうか?

--

お名前:ぴよりた
生年月日:1970年3月27日
生まれた時間:午前10時45分
生まれた場所:京都府京都市


■回答

●同じ温泉に入れるような仲間あるいは家族と、親密な交流をしてゆくというのが、ぴよりたさんの基本的なキャラクター

 ぴよりたさんの生まれた時の東の地平線は、蟹座の4度。これは「より集団的な価値に帰依するために、個人的な自我を弱気にしていく」という度数です。個人としての力を弱めることで、より大きな価値へ導かれていくのです。こういう場合には、自分は自分! と割り切ることができないので、いつもいろんな影響に引っ張られてしまう人が多いようです。
 この蟹座というのは水のサインで、水というのは情緒を示します。最近わたしは蟹座というのを、複数の人で温泉に入っている光景という風に説明します。同じ水、あるいはお湯の中に浸かって、同じ気持ちを味わうのですね。大きな蟹座は巨大なプールのようなもので、範囲の小さな蟹座は、それこそふたりくらいしか入れない小さな浴槽です。人により範囲はさまざまですが、ともかく共有するということがメインなのです。
 蟹座の支配星は月で、これは趣味道楽を意味する第5ハウスの後半、蠍座の24度にあります。蠍座も水のサインで、やはり同じ気持ちを味わうという意味なので、ぴよりたさんは、親しめる、つまり同じ温泉に入れるような仲間あるいは家族と、親密な交流をしてゆくことに基本的なキャラクターがあります。
 この月というのは小さな頃に育成した、その人の自然体とでも言えるキャラクターなのですが、そういう月の資質を繰り返すということは、安心はできるけど、人間としては発展がありません。つまりこれは眠りなのですね。眠って夢遊病のように繰り返す人生というのが、月が支配する人生。自動運動です。
 これではいけない、もっと意識的に成長しなくては、と志す段階で、こんどは太陽の力が動き始めます。植物が太陽に向かって伸びていくように、わたしたちは、月の眠った自動運動の中に安住していられず、テンションをあげて、勇気をもって太陽の方向に成長します。月は過去の温存であり、太陽は未来を開くのです。
 ぴよりたさんの太陽は牡羊座の6度にあります。占星術のサインは、水のサインの後にはかならず火のサインがやってきます。蟹座の次は獅子座。魚座の次は牡羊座。蠍座の次は射手座。蟹座、魚座、蠍座などの水のサインが、温泉とかプール、あるいは湖、海の中に住んでいることに比較すると、その後、火のサインというのは、水からあがって立って歩く。つまり自立するということを意味します。水のサインには依存と同化があり、火のサインには自立とか異化があります。
 ぴよりたさんの未来を開くには、火のサインである牡羊座の太陽を開発する必要があるのです。しかもこの太陽は、仕事の第10ハウスにあるのです。ただし、この牡羊座の6度あたりというのは、度数としてはとても若く、しかも牡羊座そのものがそもそも12のサインの中では一番始まりの位置にあり、幼児のようなものですから、なにかと打算と妥協の渦巻く俗世的な職場などではなかなか適合しません。そもそも孤立の天王星と太陽は密接なアスペクトがあるために、この太陽は東の地平線の蟹座にあたかも挑戦するかのように、非適応的、非同化的な性質を持っています。ひとりで走るという傾向が必要でもあるのです。
 この太陽と共謀しているのが、職場の第6ハウスにある海王星で、海王星は夢を表します。しかもこれは射手座の1度で、非常に戦闘的なのです。幼児期に育成したナチュラルなキャラクタである蠍座の月にかなり接近したところに、火のサインの海王星があるので、これは、月に対する誘いかけです。
 月が幼少期だとします。子供の自分を思い浮かべてください。それは水のサインの蠍座にあるので、ひとなつこく、人の話をよく聞き、ちょっとべたべたしたキャラクターです。海王星は夢であり、そして射手座の1度は戦闘的なので、たとえば童話を読んだり、また夢の中で、ファンタジーとして、戦闘的で自立的なイメージが踊るのです。たとえば幼少期にピーターパンみたいなイメージに憧れたこともあったかもしれません。しかしこのファンタジーの中のイメージは、ぬくぬくと共感の水の中に浸る蠍座の月に対して、その温床から出て、立って歩けということを要求するので、ぴよりたさんの中には、この引っ込んで水の中に住むことと、自ら出て戦闘的に行動することの葛藤というものが、もう幼少期に成立していることになります。
 そして水から出ると、牡羊座の太陽のスイッチを入れる。この牡羊座の太陽がある6度というのは、わたしは零細企業のおやじ社長、という言い方で説明したりしています。どんな仕事も全部しょってしまう。家族を支えるために、働く。何か悪いことがあると、なんでもそれは自分のせいだ、と責任を引き受けてしまう。ヘラクレス度数と呼ぶことにしています。
 ぴよりたさんの幼少期の自分のキャラクターと、そこにあらわれるピーターパンみたいなイメージの対比は、ぴよりたさんの中で、依存的に生きる。いきなり切り替わって、自分が関わる人を支えるためにヘラクレスになってしまうという、ふたつの対比を浮き彫りにしていて、その中間はないかのようです。

●家族のために、自分が立ち上がる?

 月と海王星の組み合わせというのは、感受性がきわめて敏感で、それが健康のハウスでもある第6ハウスに関係しているので、健康面では、いつでも過敏なアンテナが立っています。しかしこれは体が良くないという意味ではありません。うまく管理することもできるし、敏感だということは、反対に言うと、精神面や感情面によって、こんどは体を治すということも可能だということなのです。
 夫が会社をやめるので、かわりに働かなくては、という話ですが、ぴよりたさんが、太陽のほうにスイッチを入れてしまうと、これはやりすぎ、そして天王星とのアスペクトで、自立が極端化する、という意味も含んでいます。しかし月も太陽も、ふたりともぴよりたさんなのですから、人生の中で両方を生きた方がいいです。となると、家族のために、自分が立ち上がるということをしてもいいのではないでしょうか。むしろそれをしたくて、無意識に夫が会社を辞めるようにし向けたということはないですか?表層の自我では思いもしなかったようなことを、もうひとつの自分がしている。牡羊座の自分というのは、何かしたくてしようがないのです。
 太陽はごしごしと気力を出して、積極的に動かないことには働かないです。しかし働き始めるとわりにパワフルです。とうてい自分にはできそうにない、と言いながら、はまってしまうと、こんどは休む気なんかない、といいかねません。幼少期の印象、つまり池の中に住む水の精としての自分、空中から飛んできたピーターパンみたいな存在の出会い。この絵の中で、こんどは、水の精から、空を飛ぶほうに配役を変えるということもしてみたほうがいいのではないでしょうか。
 もう一度いいますが、月、海王星が健康のハウスに近い人の場合、きわめて敏感ですが、それが健康が良くないという意味ではなく、ふつうの人とは違う工夫をすればむしろ有利なこともある、ということです。
 また、難聴になってしまったという話ですが、確かに、ぴよりたさんの図では、五感に停止のアスペクト、火星・土星があります。こういう場合、目、耳、口など五感のどれかに機能不全になりやすい可能性があるのです。身体性の中に入ることを拒否している面があるんですね。これは牡羊座の力が強いためのもので、体のリズムよりもはるかに速度の速い活動力を持っていて、身体がついてこれないのです。牡牛座の火星土星だけでは、五感の機能不全とは読まないでしょうが、牡羊座が過剰に強いと、やはり牡牛座があらわす五感は落ち着いて発達してきません。しかしいつまでもではないでしょう。こなれてきます。また五感の停止は、アラームとして使うといいのです。難聴とか、何か問題が出てきそうな気配があったら、もうやりすぎだよ、という警告だと考えてください。牡羊座の興奮性は、たいていの場合、体のリズムを無視することが多くて、ぴよりたさんの場合、ゆっくりと進めるという工夫を後天的に身につける必要があるのです。わたしの場合には、中学生や高校生の頃、集中しすぎて、目を開いても何も見えず白い空間が広がっていただけという体験をしましたが、牡羊座が強すぎると、精神(牡羊座)から身体(牡牛座)へ、意識が降りてこなくなってしまうのです。
 また三十代半ばから火星が強く働く年齢に来ますが、ぴよりたさんは、牡牛座、蠍座などが強く、なかなか物欲も高いです。とくに火星はビジネス世界の頂点にあるような度数です。なので働いてお金たくさんあったほうがいいです。積極的で欲張りな自分像に同化するか。それとも体弱くて働けないんですという自分像に同化するか。両方ともあなたの中に内在しています。両極なんで、変身すると周りはぎょっとしますよね。きっと。
 

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