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2002.02.15

2002年1月31日 だらしな脱出できるかな日記

藤田 香織

2002年1月31日 だらしな脱出できるかな日記

■1月31日(木)

体脂肪37.0%
朝食:13:00 納豆ごはん(黒豆有機納豆、葱、ご飯1膳半)、玄米茶。
夕食:21:00 銀座グレープガン● 何だかわからない赤ワイングラス3杯、ブラックオレンジジュース1杯、濃厚カルボナーラ一口、前菜類いろいろ。
夕食:23:30 銀座エ● 何だかわからないウィスキー水割り2杯。たこ焼き3個。チョコ。
夕食:25:00 西麻布ガーディナスシノ● オリジナルチキンサラダ900、岩手地鶏のグリル1800、有機野菜たっぷりのシノワ風温野菜1500、シーフードやきそば700、何だかわからない赤ワインボトル2本(3人)、ウーロン茶。

 本当ならば前回で終了するはずだったこの日記。
 それを「ホラーサスペンス大賞の授賞式・パーティに行って、ローストビーフの写真を載せたい!」という理由だけで「後記」と題して今回の延長を決定、したはずだった。にもかかわらず……どうにか仕事を追えて、ようやく出かける用意をしよう! と思って時計を見たら、どういうわけか時計の針は既に6時を指していた。授賞式開始は6時半。
 なぜだー! なぜなのだー! さっき見たときは4時だったに!! 慌てて風呂に入り、繋がりかけた眉毛を剃ったり、指毛を剃り、髪を洗って、全身を洗って、歯を磨く。バスタオルを巻いただけでリビングに飛び出したら、もう時間は6時半だった。タイツをはくからと思って脛毛を剃るのをやめて時間短縮したのに!!
 とりあえず、会場で待ち合わせた担当のガースに電話をかける。ガースは大賞受賞者の五十嵐貴久氏の担当でもあるので、当然すでに会場にスタンバっているはずだった。
 1回、2回、コール音が鳴る。
「はい菊地です」
「あ、フジタです」
「フジタさん! 今どこですか?」
「すみません……家です……」
「……………」
 すっかり愛想をつかされてしまったが、気を取り直して(誰が?私が?ガースが?)二次会の会場で合流させてもらうことにする。ちなみに話に聞くところ、心配されていたローストビーフはちゃんとあったらしい。くそー、食べたかったなり(授賞式の意味をわかってるんだろうか>俺)。
 速攻で化粧して、髪をまとめて、準備をして家を飛び出し、21時銀座着。2次会場は有名なワインバー。オッシャレーな女性誌なんかにもよく取り上げられている。プライベートで行く可能性は全くない店だ。入り口でガースと合流し、会場となっている2階へ。主催社の幻冬舎と新潮社を中心に、各社の編集さんと挨拶→名刺交換というめったない社交を繰り返す。妙なテンションになっていた私は、「今日は“ダラ”いないんですか?」と聞かれ、いい気になってオッシャレーな店オッシャレーなカウンターでポケットホースを走らせてしまった。思い出しても恥ずかしい。
 約2時間後、場所を移動して銀座の文壇バーへ。文壇バー! 夜毎妖しい夜の蝶と有名作家のおじ様が密着した時を過す場所! 当然私は一度も行ったことすらない。っていうか、どこにあるのかも知らないし、そもそも文壇バーと呼ばれる店が何件あるのかさえ知らない。でもどういうわけだか、行きなれてるはずの(そうでもないのか)編集さんたちも迷いまくる。どこをどう通ったのか全く記憶もなく、もう2度と行けない場所の店で約1時間半。ママがどこからかとってくれたたこ焼きをつまむ。働いている女の子たちは、みんなめっちゃ細くて、ウエストなんて私の太ももより細いぐらいだった。女子と生まれてきたからには、こう生きたい! と結構本気で思う。
 それから五十嵐さんと、五十嵐さんの旧知の編集者である幻冬舎の舘野氏と、ガースの4人で「腹減ったー!」と西麻布のシノワへタクシーで移動。深夜2時を過ぎているにもかかわらず、がんがん食べまくる。ローストビーフの写真のかわりに、と焼きそばで写真撮影。えらい違いだけど、自業自得なのでしょうがない。それにこの店、値段のわり(ご馳走になったくせにこの言いよう。いや、自分でも行きたいぐらいの価格ってことで)すごーく美味しかったので満足満腹。途中「好きな芸能人は誰か」という若人の合コンでも今どき話題にしないようなネタで盛り上がる。五十嵐氏と舘野氏2人して「優香!」「あ、いいねー!」などと言うので、それがどんなに間違っているが、ガースとくどくど注意する。
 深夜5時帰宅。六本木からわずか25分で到着。もちろん化粧も落とさず、服も着替えず、だらしなソファで爆睡。

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