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2002.07.01

2002年6月下旬 だらしな脱出できるかな日記

藤田 香織

2002年6月下旬 だらしな脱出できるかな日記

■6月15日(土)

昼食:14:30 ファミマのおにぎり(紅鮭)+コロンクリーンズ牛乳
夕食:22:30 タイ風カレー、温野菜、ヒレカツサンド、シーフードマリネ、ポップコーン、レアチーズケーキ、赤ワイン、焼酎、冷緑茶などなどなどなど

 本日は数少ない友人4人と中野坂上のK宅で久々の集会。どれくらい久しぶりかというと「だらしな日記によると1年3ヶ月ぶりだよ!」と友人Tが教えてくれた。そんな確認作業までしなければ、咄嗟にこの間いつ会ったのかさえ思い出せないにもかかわらず友達でいられるなんて、大人になったよなぁと思う。
 高校生ぐらいまでは友達=毎日のように会ってる人、だったのに。1年以上会っていなくても何ら違和感がなく話ができるって凄いことだなぁとしみじみしつつ、でもやっぱり高テンションモードに突入し、ガンガン食べて呑みまくる。あうー。
 途中でナンシー(関)の訃報話になり、口々に「どれほどショックだったか」について語り合う。彼女の文章を「芸能人の悪口」だと思う人とは、恐らく私は「友達」にはなれない気がする。知り合いでもないのにこの喪失感は一体何!? あんな人は二人といないよ! 誰も代わりになんてなれないよねー! とファンの集いのように話した後、ナンシーを偲んでみんなで「記憶スケッチアカデミー」ごっこを決行。実は今月頭に幻冬舎のT氏とガースに会ったときも青山の小洒落たオーガニックレストランで記憶スケッチをやったのだが、そのときはまさかナンシーがこんなことになるなんて思ってもいなかった。
 それはともかく、順番にお題を出し合い「ドラえもん」「メーテル」「猫」「セミ」「大仏」などを記憶だけを頼りに紙にスケッチしていく。が、私は自慢じゃないが美的センスがないどころかマイナスなので、頭の中にある「記憶」を絵にすることが本当にままならない。
 特に「ガチャピン」なんて、これまでカウントできないくらい見て来たはずなのに、絵にしてみると可愛気ゼロの不気味な物体になってしまった。もはや生命体なのかどうかさえ怪しい感じ。いや実際ガチャピンが生命体なのかも疑問だけど。
 「30過ぎた独身女5人が集まって何をやってるんだ、オレたちは!」という疑問が、それぞれの頭の中にあったかどうかは神のみぞ知る。

友人たち作「ガチャピン」。彼女たちは全員某レコード会社勤務。音楽センスと絵心は別物であることがうかがえる。
フジタ作「………たぶんガチャピン」。言い訳する気にもなりません。いやー、難しいってば、ガチャピン!

本日の読書

「新ゴーマニズム宣言11 テロリアンナイト」(小林よしのり著 小学館¥1100)……お馴染みゴー宣最新刊。思えばゴー宣がSPA!で連載されていたとき、まだ私は20代前半の会社員で、電車の中でよく読んだっけ……と思わず遠い目になってしまった。戦争と平和、宗教と政治、原理主義とテロリズム。わかった気になっていることを「ほんとにわかっとんのか、おりゃー!」と突きつけられる恐るべき本。

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