毎日を1%ずつ新しく生きる! 刺激と感動のマガジン&ストア

★がついた記事は無料会員限定

2006.06.15

私のホロスコープは、ひょっとすると…

松村 潔

私のホロスコープは、ひょっとすると…

■占ってほしいこと
 松村先生 こんにちは
 時々、「ホロスコープが破綻している」という表現を見かけます。どういう場合が「破綻している」と言えるのでしょうか?
 私のホロスコープは、ひょっとすると「破綻している」タイプにかなり近いのでは……? と感じるので、破綻度を占って頂きたいと思います。宜しくお願いします。

--

ニックネーム:水玉
生年月日:1965年2月24日
生まれた時間:午前10時0分


■回答

●健常者とは?

 ホロスコープが破綻という言い方をするのは、わたしの癖かもしれません。「規格外である」「揺れている」「変動してい」「おとなしくおさまらない」「などという特徴でしょうか。
 何か新しい出来事を起こすというのは、占星術の天体のアスペクトでは、いわゆるハードアスペクトがあると可能になります。ここで昔から言われている、安楽なイージーアスペクトという調和的な配置だと、新しいことをする力を持たないので、歴史的にも、改革者といわれる人の図は、目を覆いたくなるほどハードアスペクトが多いです。このハードアスペクトというのは、90度、180度などです。
 ほかにも破綻を示すものはいろんな要素があります。
 破綻と、破綻でないものをわける基準はどこにあるか? という点では、あまりはっきりしていないというか、わたしが勝手に読んでいることになります。
 こないだ週刊誌で、辺見庸氏が、健常者幻想を持つ者の暴力というのは危険だということを言ってましたが、自分はまともだと思う人は、まともでないように見える人を批判したり非難したりします。自分をまともだと思い込みたい意思が強いほど、そのぶん攻撃性を高めるのです。しかし、心理的、人格的な面では、実はこの世に健常者なんてひとりもおらず、自分の異常性を自覚していれば、その特徴がみえみえな、異様だといわれた人に対しても優しくなれますし、自分の問題を他人に押し付けてしまうという悪癖をやめることができます。
 ホロスコープを読むというのは、ますます、この工業製品の規格のような、健常者的な「架空の」基準がなくなり、すべての人の偏り、病、神経症、個性、対になったメリットとデメリットのセットなどを浮き彫りにしてしまうようなところがあります。みんなおかしいんのですが、しかし、そのおかしい面がそれぞれ違うということです。考えてみれば、健常者と判定するためには、人の人格や内面、性格というのを見てはならず、それらは存在しなかったことにして、すべての人を肉体的に見る必要があると思います。病院で血液検査するように肉体的にチェックする。それだけを問題にする。これに徹することができたら、健常者というものは存在しえると考えることができます。

●斬新さの天王星と、根底力の冥王星と、90度というハードなアスペクト 水玉さんは満足感が継続しない人、不安定な人

 本題の水玉さんのホロスコープは、破綻しているかということですが、要求水準を十分に満たしていると思います。
 女性の感性というのは、天体としては二種類あります。
 生活の継続とか主婦としての女性を示すのは月。これは身体の周囲を取り巻く「気」の球体のようなものでもあります。つまりオーラですね。水玉さんは、射手座の15度に月がありますが、アスペクトとしては、斬新さの天王星と、根底力の冥王星と、90度というハードなアスペクトのみで、つまりはバケツに穴が開いたみたいに、気の球体に抜けがあります。
 こういう場合、気分の継続ができないので、何かしていても、急に空しくなったり、また感情が不安定になりやすいということになります。充実感、楽しいかどうか、こういう感情で感じるものはみな月がベースになるので、水玉さんは満足感が継続しない人なんですね。
 もうひとつの女性要素である金星は、新しい刺激を求める天体です。月が普段着なら、金星はよそいきで、この金星も、拡大天体である木星と海王星の90度しかなくて、まったくまとまりがつかないです。金星はみずがめ座の24度にあるので、対人的に、一対一という狭い範囲のものでなく、もっと多くの集団にアピールするとか、非個人的な要素が強く、しかしそれが執着心の牡牛座の木星、固定的な関係の蠍座の海王星などによって、きれぎれに分断されてしまうので、態度の統一性がないんです。公平かと思うと、自分のことしか考えなくなったり、誰にも深入りしないかと思うと、急にどろどろに没入したり……です。
 ただ、この金星のあてにならなさというのは、問題ありません。というのもそもそも金星はよそいきで、継続性というものを要求されていないからで、オプション的な、面白さがあればいいという天体なのです。しかし月のほうは生活の継続性や安定性を要求される面ですから、それが突発的に穴が開いて、時々異常な感情にも支配されてしまうというのは、なかなか困っているはずです。最近では2001年から2003年くらいまで、土星と冥王星の180度がこの月を襲撃しましたから、そのころのストレスは想像を絶するものがあったのではないかと思います。人によっては心療内科にかからねばならないほどだったでしょう。
 金星と月は女性を示す天体ですから、その意味では水玉さんは、女性として不安定な人だということになります。

●テンションが低くなればなるほど、義務的な意識で煽る

 男性的な要素としては、こんどは太陽を見てみます。
 これは人生を作り出す力を持つ太陽で、ここには厳格な基準の土星がそばにあります。そもそも太陽は魚座の6度。つまり大きな目的のためには犠牲になってもいいと考える奉仕的な精神があります。土星は天王星と180度のアスペクトを持つために、堅く、ダンドリを重視します。増やすことを嫌う天体セットです。金星が増やす天体ばかりに占められているのに比較して、太陽は減らす天体ばかり。
 あてにならない、形のはっきりしない、いらないものをたくさん拾ってくる女性と、それを補正するために、こんどは逆に妥協できない堅い、無駄を嫌うキャラクタを持つ男性が結合しているわけで、この堅すぎと、やわらかすぎという両極のぎくしゃくした結合は、かなり個性的です。
 魚座、水瓶座、射手座というところに重要な天体があるので、おとなしく主婦になるというよりは、多くの人を扱う公共的な立場の生き方をしたほうが適しているわけですが、しかし月の感情的な実感がどんなことをしていても、ある日無意味に感じられ、それを補正するために、太陽の側では、決めたことは絶対に動かさないと頑固に言い張るということを繰り返すので、適切なバランス点を見つけるのに苦労します。
 テンションが低くなればなるほど、義務的な意識で煽る……つまり水玉さんが積極的に煽っている時というのは、実は本人のテンションが一番低くなっている時なんだという複雑な回路は、他人はなかなか気がつかないでしょう。単に自分に言い聞かせてるだけになります。
 誰でも、誰かに何か言おうとするとき、相手に言ってるふりして、自分に言い聞かせているわけですよね。

●周囲がおかしいと、自分は安定できる

 自分の中にある男性的な太陽と、女性的な月にキャラクタのギャップがあるので、この両立が苦しいときには、たいてい結婚相手とかに、片方を丸投げしてしまいます。水玉さんの場合、固めの、段取りにうるさい男性と結婚したら、自分はあてにならない女性だけを演じることができるので、それはシンプルです。しかしそのぶん、相手は怖い人になってしまいます。
 破綻度を、1から10までの範囲で採点するとしたら、水玉さんの図は、7くらいまでは行ってる可能性はありますね。
 自分の破綻を緩和するには、破綻する状況を扱うといいんです。前から見ていると危険な図の人が、保険会社、軍事研究家、警察の刑事課、裁判所などにいたりして、それなりに安定しているのを見てきました。周囲が平穏だと、自分がおかしくなっていきますが、周囲がおかしいと、自分は安定できるのです。少なくとも、そのふりをすることができるわけです。
 やはり工夫しだいではないかと思いますが、どうでしょう?。

 

★がついた記事は無料会員限定

記事へのコメント コメントする

コメントを書く

コメントの書き込みは、会員登録とログインをされてからご利用ください

おすすめの商品
  • ピクシブ文芸、はじまりました!
  • 文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作!
  • 無理しないけど、諦めない、自分の磨き方
  • 時短、シンプル、ナチュラルでハッピーになれる!
  • ビジネスパーソンのためのマーケティング・バイブル。
  • 有名料理ブロガー4名が同じテーマでお弁当を競作!
  • ドラマこそ、今を映すジャーナリズム!
  • 砂の塔 ~知りすぎた隣人[上]
  • 小林賢太郎作品一挙電子化!
  • あなたがたった一人のヒーローになるためには?
文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作!
ピクシブ文芸、はじまりました!
エキサイトeブックス
今だけ!プレゼント情報
かけこみ人生相談 お悩み募集中!