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2006.07.01

主人からのDVにも対抗できず、悩んでいます……

松村 潔

主人からのDVにも対抗できず、悩んでいます……

■占ってほしいこと
 私の場合、普通に両親に育てられたのですが、小さい頃から根本的な無償の愛情を両親から感じることができませんでした。これは、どのように克服すれば良いでしょうか?自分自身に自信がない為、主人からのDVにも対抗できず、悩んでいます。あるがままの自分を受け入れるにはどうすれば良いでしょうか?

--

ニックネーム:パキラ
生年月日:1978年4月1日
生まれた時間:午前10時55分
生まれた場所:愛媛県宇和島市


■回答

●感情抑制の山羊座の月という女性的な立場を選択したため、専制君主的な度数の太陽は、夫とか父親に託された。

 太陽と月は、「男性と女性」「社会性と私的な要素」など、二項対立的なシンボルとしてよく使われます。
 バキラさんは、太陽が牡羊座の11度、月が山羊座の17度で、90度の角度を持っています。太陽は火のサイン、月は土のサインなのですが、これを両立してひとりで消化するのには苦労すると思います。幼少の頃に育成してきたのは山羊座の月のほうで、土のサインというのは具体的、実際的、また地味という傾向が強いので、感情を抑制しがちです。月が山羊座というのは、基本的にはちょっと息苦しいのですね。子供の頃から大人的なものを身に着けようとしてきたのです。
 もうひとつの男性的な要素というのは牡羊座の11度で、かなり無謀な支配的度数です。バキラさんが今28歳だとすれば、この太陽が強く発達する時期に入っていますが、この太陽の資質を自分で発揮するとなると、太陽のある第10ハウスが社会的な立場をあらわすこともあって、対社会的に押して押しまくる行動性を発揮しなくてはならなくなります。
 月は感情の抑制し、さらに第7ハウスにあるので、関わっている相手の深入りで、自分のテリトリーが崩壊する。太陽は社会的に積極的だけれど、あれかこれかという判断法で、折衷的な妥協がなく子供っぽい。このふたつをひとりでやるとなると、強度の二重人格にならざるを得ないので、いまのところ、文面から察するかぎり、バキラさんは感情抑制の山羊座の月という女性的な立場を選択したようです。
 となると、もうひとつのワイルドで、専制君主的な度数の太陽は、夫とか父親に託されていきます。バキラさんの手にかかると、おとなしい夫も、物分りの良い父親も、だんだんと、殴る蹴るの男に化けてしまうかもしれません。どうしてこんなことするの? という質問をすると、相手がいらいらしながら、おまえがそうさせるんだ、と答える可能性はあります。

●なんでもつい深刻に、極端に考えてしまう性格。

 バキラさんの心の中に、男性イメージとはこんなものだ、というひとつのスタイルが刻印されています。それは妥協なく、人と調和的な道を探らず、ワイルドにどんどん進んでいく、マイウェイ的な人物像です。このイメージを書き換えないと、それが形になってしまうという事態が終わることはありません。
 太陽と月の対立程度なら、まだおとなしいんですが、ここに冥王星が関与しています。冥王星というのは、通常の常識的なラインを踏みこえて、強烈なエネルギーを引き出してしまいます。非常に遅い公転周期なので、あきらかに世代的な特徴と言えます。バキラさんの同年代の人に、この天秤座16度の人はたくさんいると思うのですが、天秤座の16度というのは、サビアンでは、「流された船着場」とあらわされます。つまり、船が陸地に戻る場所が壊れてしまい、船はどこに戻っていいのかわからない状態です。対人関係で、何が当たり前で、何が当たり前でないのか、判断の基準が流動して、わからなくなっていくのです。
 しかも冥王星は、常識的なライン、つまり判断の床を踏み越えるので、太陽と月というのがこの冥王星とT字スクエアになっているバキラさんは、太陽も月も冥王星の力に巻き込まれます。無謀な男も、またそれを受け入れる女も、両方に「ここでストップ!!」という歯止めがなくなって、極端から極端に行くのです。
 両方が止めてほしいけど、止めどころの判断がつかない――船着場がなくなっているからです。「自分自身に自信がない為、主人からのDVにも対抗できず」という言い方になっていますが、自信があれば対抗できるのかというと、自信があるとよけいに煽る場合もあるわけで関係ないです。むしろこの歯止めのなさに原因があるのではないかと思います。底なし沼ですね。ちょっと怖いです。なんでもつい深刻に、極端に考えてしまう性格なはずで、ほどほどにというのがあまりないと思うのですね。

●一方的な男性と、それを無防備に、裸のまま受けてしまう女性の図。無意識化された記号をもっと意識化して考える必要がある。

 幼少期に育成してきた感情抑制の月ですが、実はこれも17度なので、シンボルとしては「ヌーディズムの女性」という度数になります。西欧ではタロットカードがありますが、17番のカードは、やはり地上に裸の女性がいて、星の力がその女性に降りてくるという図柄。世界中にある、天の七つのうち、あるいは八つのうち、ひとりの娘が天下るというプレアデス神話、羽衣伝説などの神話と同一のことを描いたカードだと思うのですが、洋服というのは、つまりは人格とか殻とかをあらわす社会的な防具ですよね。それが失われて、生々しい裸のまま、というのは、やはり影響をそのまま無防備に取り入れてしまう特性があります。17という数字がどうしてそうなるのかというと、17は1足す7ということから、8の数字の一族で、そもそも8は溜め込むという意味があるので、奇数の17になると、外に開かれ、外から来たものをコンデンサのように溜め込むという意味になるのです。外の影響に対して裸でいるという意味なのですね。バキラさんの図は、一方的な男性と、それを無防備に、裸のまま受けてしまう女性ということになってしまうので、しかも冥王星で極端化という展開になり、このあたりは、普通の人間として生きるには、もう少し何か緩和する手段を講じないといけません。
 行為で解決しようにも、深層に、この殴る夫、裸で受け止める女性という絵が、まるであぶら絵のようにこってりと描かれて置かれているかぎり、何度でも復元されます。自分が知らず知らず極端化している、ということをまるで他人のように、気がつく必要があります。こういうのはオートマティックに出てくる心理なので、はっきりと自覚するのには時間かかると思います。わたしの知ってる人にも、こういうバキラさんのような極端なアスペクトの人がいますが、何人かの人が巻き込まれてしまい、その人につい行き過ぎの物言いをしてしまうのです。そういう場合、言われた当人は相手が極端な言い方をするタイプの人だなと思うはずですが、実はそうではないです。こういう人には、まるで崖から落ちるように、周囲がそういう反応をしてしまうのですね。人の性格とか人格というのは、関係性で作られているので、相手によってみんな言動が変化します。道に穴が開いていると、不注意に歩いている場合、その穴に落ちてしまう。いろんな人が、このバキラさんの穴に落ちてしまうと思います。
 度数でいうと、27度は向上心をあらわし、なくしたものを取り戻す意になります。
 バキラさんの場合、言葉の水星は、牡羊座の27度で、これは幼少期の家庭をあらわす第4ハウスの支配星です。あきらかに、暗い穴は、子供の頃、親との関係で作られたので、これについて、掘り下げてみると良いです。幸い金星と水星はくっついていて、これは芸術的な表現とか、言語表現でもあります。わたしはよく絵を描いて分析する会をしますが、絵を描いてみたり、また文章を書いてみたりして、無意識化された記号をもっと意識化して、それについて考えてみるのが良いと思います。意識化されたものは、もうオートマティックな機械として機能しないのです。

 

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