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2008.10.01

趣味で個人的に占星術を学んでいます…

松村 潔

趣味で個人的に占星術を学んでいます…

■占ってほしいこと
 趣味で個人的に占星術を学んでいます。自分の出生チャートを調べるうちに、自分が根暗で自信が無く(月金星土星合)、怠惰で(木星のハードアスペクト・6室海王星)、行動を起こすのには他人にきっかけを作ってもらえないと動けない事(惑星が全て西側)などが、ホロスコープを通してはっきり見えてきました。こういった弱点の部分は痛い程に自覚があり、本来ならば就職を決めなければいけない時期にも関わらず、仕事に対してこれといった願望もなく、未来のビジョンも見えないままです。死にたいとも思うのですが、両親に先立つのは申し訳ないと、ただ毎日仕方なく生きているような感じです。逆に、ソフトアスペクトもあることにはあるのですが、こちらは殆ど実感ができません。私はどういった職業につけば、良い点を活かせるでしょうか。また、ハードアスペクトを克服し人生に活かすにはどういった点に気をつければ良いでしょうか。そして今後、太陽の年齢域に入ったり、プログレスの太陽が魚座に入るとどういった影響が出てくるでしょうか。教えていただきたく思います。よろしくお願いいたします。

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ニックネーム:H.H
生年月日:1987年1月26日
生まれた時間:午後4時10分
生まれた場所:茨城県つくば市


■回答

 占星術でソフトアスペクトと言われているものは、図形としては三角形、あるいは六角形の一辺である角度となります。六角形も、三角形がふたつ組み合わされているので、基本は三角形と言えます。次に、ハードアスペクトというのは、正方形の図形の一辺ですから、ソフトアスペクト、ハードアスペクトというのは、つまるところ、三角形と四角形の違いということに尽きます。
 ピラミッドの形は、横から見ると三角形で、上から見ると四角形です。三角形は生産性、休みない運動性などをあらわし、四角形は、大地に根付くように、着地させるとか、確実にものにするという意味です。イメージで言うと、遊び歩いて楽しく続くのが三角形だとすると、四角形は、実現のために努力するというような違いがあります。
 で、占星術の悪い習慣として、何事も起きずこれまでのことがスムーズに続くことを良いこと、新しい局面が出てくるものを悪いことというふうに言う癖がついているので、これを個人の生まれた図にそのまま当てはめる読み方をしてしまうこともよくあります。これは間違った読み方です。瞬間の図で出来事を占うホラリー占星術などで、ハードなアスペクトを不可と読むのは、変更があるという意味だからに過ぎません。私は今日買い物をしたいけど、うまく行きますかという質問に対して、ノーと言ったときに、それは否定されたように感じますが、買い物をするどころでないような楽しいことがあって買い物をすっかり忘れてしまいましたという場合にも、これは当初の質問に対してはノーという回答になるわけです。
 で、個人の出生図としては、ハードとソフトが半々くらいがちょうど良いと思います。ソフトばかりだと、突破力がなくなる。ハードばかりだと、緊張感が高すぎるというところです。
 H.Hさんの場合、確かに見事なまでに、西側ばかりですね。東側は自主性ですが、これはある意味、自分に閉じていることをあらわしています。他人を決して受け入れないというケースはよくあります。人と関わるということは、自分の意志を曲げざるを得ないことがあり、その意味では、西側は人と関わるために、自分の意志を少し弱めているという読み方をします。
 で、人生を作り出す力の太陽は、冥王星によって遮られているために、意志の挫折というふうにいっけん見えますが、これが他者のハウスである7ハウスにあるために、そういう人と出会うという意味のほうが強いです。またもしこれが自分だとしても、4ハウスの蠍座の冥王星というのは、家族的な関係とか、親密な関係の意志によって、7ハウスの水瓶座の太陽、すなわち血縁でもない、目に見える結びつきでもない、見えないネットワークのようなものに逃げようとするのを食い止められるという意味になります。疎遠で密度の少ない関係よりも、親密で濃い関係に拘束されやすいという傾向で、それはそれで悪くないような気もします。
 このホロスコープで、なかなかいいと思うのは、月、金星、土星のシャープな重なり合いですね。しかも楽しい5ハウス。土星は必ずしも暗くないです。それは殻のようなもので、保護する力です。つまり月と金星が、貝の中身のような柔らかいものだとすると、土星は殻で、その柔らかい水分を含んだ部分を保護しているのです。つまりこの月と金星の重なり、5ハウスをいつまでも続けることができるような維持装置がついているとみなすのです。
 5ハウスは楽しいことを意味しますから、それを他の人よりも長く続けることができます。普通、何かのことを長続きさせようとしたら、やり過ぎを押さえるはずです。やり過ぎがあるとすぐに破綻します。土星は、長く続けるために、こういうやり過ぎを押さえ込んで、細く長く続けようとするのです。十万円渡されて、これでどのくらいの期間暮らせるかと言われた時に、土星は倹約して長く暮らせるようにする、他の長続きしない天体ならば、すぐに使ってしまって、数日で終わってしまう。という対比で考えてみると良いでしょう。
 さきほどの太陽が外に出ようとする時に、密接な関係の家族的なものに食い止められやすいと考えましたが、その後、月と金星が5ハウスという遊び場で、長く遊びを続けているというふうに考えるわけです。仕事の6ハウスは、自由な天王星と、夢想的な海王星がありますから、どこかに就職して長く勤めるようには見えません。むしろ気ままに、必要な時に働くような姿勢でしょう。
 社会的には、頂点のMCで考えますが、ここに火星があり、それは牡羊座の13度ですから、まだ新しすぎる主張です。どういう新しい主張をしているのかというと、土星から120度のアスペクトが伸びていますから、H.Hさんの自由で気ままな暮らしの維持の中で形成されてきたコンセプトを、社会的に打ち出すのです。さらにこの新しいというか、新しすぎる主張は、水星ともアスペクトが。水星は、水瓶座の15度で、これは、重要な未来的なヴィジョンを持ち込んでくる接点の度数です。そして、男性と女性というジェンダーが一体化している度数でもあります。未来的なイメージを、自由な楽しい気ままな暮らしの中で探索し、それを自分の生き方として、社会に主張してゆき、会社員にはなかなかならない、というような感じです。
 何か現代的ではないかと思います。それで、H.Hさんがことさら言うことが暗いのは、いまの時期というか、ここ数年がスランプ期だからですね。自分の落としどころがわからなくなっていて、漂流しているんです。この難破船みたいなものが安定場に到着するのが、来年の六月です。そこで事態は好転するでしょう。
 太陽の年齢期に入ると、太陽のサイン、ハウス、アスペクトの影響が急激に強く出てきます。もう書いたように、血縁でもなく、目に見えるものでもないような、友情、連帯、共鳴という形で結びつく対人関係やネットワークに向かおうとするのが太陽の水瓶座の6度です。そのことに対して、4ハウスという共同体的な親密さを持ち、蠍座という濃い情念を形成している度数の冥王星がストップをかけるのです。たとえでいえば、移民をしようとしている人に対して郷里の人が反対をしているというようなイメージです。家族から見ると、まるっきり縁のなさそうな違和感のある相手と結婚しようとして、家族が感情的に反発しているとか。でも、これは相手しだいで変わってしまいます。たとえば相手の天体が、天秤座の13度前後に強い天体があると、かろうじて、H.Hさんの太陽にトラインのアスペクトを作ります。すると、家族の4ハウスの入り口に相手の天体が入りつつ、7ハウスの太陽にも丸い影響を持ち込みますから、話の緊張関係が急に鎮まってしまいます。ホロスコープの影響は、関係性によって、どんどん変化するのです。
 H.Hさん自身が自分で持っている、ある種の古い社会に対する反発感は、鋭く出せば対立が高まり、もっとのんびり出せば、そのぶん尖らなくなってきます。ホロスコープそのものはそんなに悪い図でもないし、むしろ、わたしは月、金星、土星の場所が、なかなか良いと感じています。いずれにしても、いまの暗い発想は、時期的にそう思わざるを得ないような停滞の穴にはまっているからに過ぎないでしょう。

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