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2009.01.15

生まれたばかりの娘のことでご相談です。素人ながら占星術に興味を持ちホロスコープを見てみましたところ、娘の月の状態がとても気になりました…

松村 潔

生まれたばかりの娘のことでご相談です。素人ながら占星術に興味を持ちホロスコープを見てみましたところ、娘の月の状態がとても気になりました…
■占ってほしいこと
 生まれたばかりの娘のことでご相談です。素人ながら占星術に興味を持ちホロスコープを見てみましたところ、娘の月の状態がとても気になりました。占星術的に見て、良い配置ではないと思います……。とは言え、私のつたない知識ではうまく解釈できないのですが。月は母親像や幼少期の性格形成を表すといわれていますし、私としては愛情を持って接しているつもりなのですが、接し方に問題があるのでしょうか。娘の育て方といいますか、娘のエネルギーをどのように方向付けしてあげるのがベストなのか、ご教授いただけましたら幸いです。

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ニックネーム:はむの娘
生年月日:2008年10月26日
生まれた時間:午前0時10分
生まれた場所:愛知県名古屋市


■回答

 月は、だいたい生まれてから7歳くらいまでの間の時期に、基礎的なものが形成されます。こうした基礎的な性格は、自動運転のように働くので、本人は意識しないということも多くなります。動揺したり、疲れたり、うっかりしていたり、このようなときに月の性質ははっきりと表れてきます。個人の休息や安心感をもたらす場所なので、月はとても重要です。それが生活のすべての出発点と考えてもいいからです。

 娘さんの月ですが、おとめ座の数え度数で24度の所にあります。この度数は、サビアンシンボルではメリーさんと羊という文章になっています。その手前の23度が、動物のトレーナーというシンボルなので、そこではトレーナーが思いのままにならない動物のいろんな性質を人間的になれるように訓練しているという意味を持っています。もともと乙女座は、仕事とか、実用的な作業とかを表していますから、仕事に使えるようにまるで動物のような新人を育成しているのです。
 でもメリーさんと羊の場合には、トレーナーのように頑張らなくても、羊はメリーさんについてきます。反対側にある魚座の24度は、人のいる島というシンボルですが、これは海とか島の中で人間が調和的に溶け込んでいるという意味を持っていて、乙女座の場合には、純粋に人間的な世界なので、ここでは魚座のように自然界と人ではなく、人間と羊というふうになっているわけです。乙女座のテーマの中には自己訓練という意味があるのですが、メリーさんはとても受容的で、羊も素直なのです。
 どのサインも24度の度数は果てしなく終わりがないという性質を持っています。メリーさんといつも一緒にいようとする羊を見て、ある生徒は先生に質問します。なぜ羊はメリーさんがあんなに好きなの?。それはメリーさんがあの羊が大好きだから、と先生は答えます。
 このように考えてみると、まず月の度数はとても素直なものであると考えてもいいでしょう。もちろんおとめ座ですから、仕事等には役立ちます。

 この月は、金銭収入とか、仕事等に関係する2番目のハウスに入っています。このハウスにある月は、月が示している一般人とか、女性とか、子供とか、を対象にした金銭収入を表しています。つまりは、会社の中ではなくて、お店とか、気ままに人がやってこれるような仕事です。第2ハウスはもともと物質とか、所有物を示しているので、小さい子供の頃に、所有物に関してのセンスというものが発達してくると考えてもいいでしょう。ただし、乙女座は柔軟サインなので、一つのものをしつこく所有するという意味ではなく、柔軟に扱うという意味になってきます。先程書いたように、愛着があると所有物や羊は、ついてくるという方法です。

 月の隣には土星があり、これは乙女座の数え度数19度です。土星というのは、悪い意味を持っているわけではなく、皮と骨を意味しています。どんなものでも、乾いた皮膜と、柱になる部分が必要です。土星はこのように、建物を維持するような性質を持っているので、第2ハウスに入って、月と重なると、収入の安定性、また月が表す生活の安定性というものを作り出そうとします。もともと第2ハウスは、生まれつきの資質というものに安住して、そこから外に出ないという要素を持っていますから、乙女座ということも考えて、小ぢんまりと生活しようとする姿勢を意味しているのです。第2ハウスはしばしば防衛的でもあります。

 この小ぢんまり感の強い第2ハウスの月と土星に対して、それを外に引っ張り出そうとする影響が、第5ハウスの冥王星と、第8ハウスの天王星です。第5のハウスというのは、冒険心を表しています。しばしばギャンブルとか、起業ということに関係すると言われているように、第2のハウスの自分の資質を使って、未来に対して夢を抱き、資産を持ち出していくということなのです。冥王星は強制力を持っていますから、月と土星という安定した小ぢんまりとした生き方に対して、もっとダイナミックな冒険をしようと働きかけます。射手座の30度の冥王星は、カリスマ的な精神性というようなものを意味している面もあって、羊とともにいるメリーさんに対して、もっと大きな所で影響力の強いことをしようと、働きかけます。
 例えばの話、想像してみて欲しいのですが、1人で地味に作業していて、何か作ったとします。誰かがそれを見て、もっと手広く事業とかにして、展開しようと言ったりする。第2ハウスは自分の手元でおとなしくしている。5番目のハウスは外に広げようとする。

 でも、月に対しての冥王星の90度アスペクトというものは、月の情緒を仮死状態にするような、つまり限界を超えたものを要求してくるということを表しているので、羊とともにいるメリーさんには到底無理なことが要求されているのです。このパターンは、月が育成される7歳までに、何らかの状況で作られていくと思うので、この娘さんは時々無理なことを要求されて、一瞬フリーズしてしまうという体験をすることを想定しておくと良いでしょう。それは、友達から要求されたことかもしれません。
 冥王星は個人を超越した、トランスパーソナルな意識を表しています。まさに純粋な個人を表す月と、この個人を超えたトランスパーソナルなものの間には、90度関係が成り立っているのです。つまり、トランスパーソナルな領域に入ると、まるで人が変わったようになってしまうということなのです。その時にメリーさんが忘れられてしまうのです。射手座は壮大さを表し、乙女座は小ぢんまりしたものを表すのです。

 もう一つ、2008年に生まれてしまうと、不景気のアスペクトである土星と天王星の180度の影響をどこかで受け取らざるを得ません。これは、お金を表す第2ハウスと第8ハウスに跨っています。土星はローカルを表し、天王星は無国籍な普遍性を表しています。天王星は国の壁を越えていくのです。2008年の世界経済情勢の悪化は、アメリカから始まりました。それは国の壁を越えて、世界中に広がっていきました。このような影響力が天王星と考えてもいいでしょう。土星は、ローカルなものを表しています。経済で言えば、日本国内のようなものです。土星は、皮と骨と行ったように、ローカルな世界の秩序守ろうとします。そこに、無国籍な壁を越えた影響力である天王星が、圧力をかけてくるのです。
 2008年の世界経済の悪化と似たようなスタイルを、この娘さんは個人の人生の中で縮小的に体験する可能性があります。というのも、まさに土星と天王星は、お金を表す第2のハウスと、第8のハウスに跨っているからです。
 第8のハウスは他人の第2のハウスです。つまり結婚相手の経済状況です。結婚相手の第7のハウスを見ると、そこには無責任を表す海王星があります。つまり相手の人は結構無責任で、相手の経済状況に、壁を壊す天王星が入っているというわけです。

 娘さんはすでに書いたように、小ぢんまりと仕事をして、羊とともに和気あいあいと過ごそうとします。ところが関わった相手が、ちょうど世界中に影響をおよぼしたアメリカのように、揺さぶりをかけてきます。簡単に言えば、相手の借金を娘さんは自分の労働能力でカバーしようとする可能性があります。
 土星と月とセットになった、メリーさんの地味な生活は、このようにして、無謀な冒険に誘われることと、密接に関係した相手の経済状況等に振り回されていく可能性があるわけです。労働能力の場所の第6ハウスに、木星がありますから、そして木星は発展する力ですから、娘さんは働く能力があります。だからこそ、無責任な相手は依存してくる可能性があるのです。ただこれは、悪いことかというと、娘さんが小さい子供の頃に、乙女座の月と土星という、やや閉鎖的で小ぢんまりしすぎた傾向持つことに対して、まるでバランスを取るかのように、相手として海王星がやってくるのです。固めの人はいい加減な人に出会いやすい。それは自分に欠けたものだから、と考えるわけです。片方が極端になると、反対側の片方も極端になってきます。両方の性質をうまく取り込むと、極端にならなくなってきます。水瓶座の海王星は、人がいいけどあまり実際的ではないという程度で考えておいてもいいでしょう。娘さんは実際的なことが幼少期から発達してくるので、こうした人が面白いと感じてしまうのです。

 この構造は小さい子供の頃に、7歳までに、縮小的な形で体験すると思います。そこでひとつの型ができ上がるのです。魚座の天王星のような相手、つまり全然無縁なところからやってきて、それでいて新しい縁ができる。水瓶座の海王星のような相手、つまり壁を越えて自由に行き来する自由性はあるが、どこかまだ実際性が欠落している。射手座の冥王星のような相手、精神的にカリスマ的な強い影響力を発揮しようとする相手。これらがみな西側、すなわち相手としてやってくるのです。それに対して、娘さんは乙女座の月と土星。自分の身近なところだけを見ていて、おとなしく生きようとしているキャラクタ。子供の頃に展開される対人関係とか、間接的に影響を与えてくる世界情勢。これらを、娘さんがどのように受け取るかによって、この構造は構造としては変わらないにもかかわらず、その意義とかは随分と違ったものになってくるでしょう。
 月の状況が悪いというふうに判断することはできません。むしろ、アスペクトは沢山あったほうがいいのです。その方が人格的にバラエティーができます。第6ハウスの山羊座の木星は、真面目に働く人なので、身近なところで真面目に働く人がいて、その人の影響を強く受けていきます。これが立て直し力を育成します。私が説明したことは幾分か参考になると思いますので、これをもとにして育児されるとよいと思います。

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