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2009.04.01

何の占いをしても「淫乱」とか色事で身を持ち崩す……というようなことが診断されます…

松村 潔

何の占いをしても「淫乱」とか色事で身を持ち崩す……というようなことが診断されます…
■占ってほしいこと
 何の占いをしても「淫乱」とか色事で身を持ち崩す……というようなことが診断されます。お恥ずかしい話ですが、実際、幼い頃からませていたというか、たぶん他の人よりも性的なことに非常に関心があり、そんな自分に悩んでいました。ところが、それを実行に移すかと言うと、思春期になっても逆に自意識過剰になりすぎて、恋愛経験はほとんどなく、結婚もしましたが6年前に離婚。その後も恋愛とは無縁なまま、もちろん、「淫乱」とも無縁なままでした。ところが、この2、3年で久しぶりに好きな人ができました。家庭のある人なので、片思いでいいと思っていたのに、これまでの自分では考えられないような衝動に突き動かされ、自分から深い関係に突き進んでしまいました。頭の中では良くないこととわかっているのに、衝動に身を任せると、とてつもない開放感(性的快感ばかりではなく、自分のしたいことをしているという開放感)にみまわれます。その相手とはこの春の転勤を機に泥沼になる前に別れることになりましたが、さびしいながらも内心ほっとしている自分がいます。更年期前という年齢的なこともあるのでしょうが、別れても性的衝動はおさまらず、この先、ついに本当に色事で身を持ち崩すのではないかと、我ながら恐ろしく思っています。これは一時的なものなのでしょうか? これまでの自分の人生にないことで、当惑しています。何かアドバイスいただけたら幸いです。

--

ニックネーム:まるみ
生年月日:1966年3月12日
生まれた時間:午後0時50分
生まれた場所:東京都文京区


■回答

 その人の生まれつきの資質とか個性は、東の地平線に上がってくるサイン等で読むことが多いです。これはまるみさんは蟹座になっています。蟹座に一番関係のある支配星といわれるものは月です。月は蠍座にあって、しかも蠍座の最後の30度にあります。これは蠍座の執着する心とか、引きずるものをここで捨てなくてはならないのですが、時々それにしがみついて、すでに意味が失われてしまったのに、まだ掴んでいるというケースがあります。月があるのは恋愛とか趣味道楽の5番目のハウスです。つまりそうした遊びに関係することで、失われつつあるものに、執着しているという意味を持つのです。例えば古い伝統芸能とかにはまっている人にこのような度数が出てくることがあります。現代ではもうすでに意味がないものを手にしているということになるのです。この月の隣には夢を表す海王星があるので、想像上の中で古く失われたものにロマンを抱くとかという意味にもなりやすいでしょう。
 これは9番目のハウスにある太陽と土星に協調的なアスペクトを持っています。つまり太陽や土星の趣旨とこの月や海王星が連動しているということになるのです。9番目の部屋というのは、お勉強とか、海外とか、教養等に関係しています。学校の先生等も9番目の部屋に関係し、特に土星は歳をとってからだんだんと強まりますから、9番目の部屋に土星がある人は、あとになればなる程勉強熱心になったりします。
 9番目の部屋には土星それから太陽、火星もあります。土星は維持する性質。太陽は人生の目的。火星は勢いです。このように沢山の天体が9番目のハウスにあるので、まるみさんにとって9ハウスというのは一番大切な場所です。ここに先程の趣味性の場所での、古い失われたものに愛着を感じるという月と海王星が関わってくるので、例えば9番目の部屋の意味のひとつである海外とかでは、何か古い歴史を感じさせるような懐かしいような場所を探すとか、教養の分野であれば、そうした失われそうな古いものを探索する等ということにもなりやすいでしょう。

 肝心のテーマの性的な事に関してですが、ホロスコープの場合には相手との一体化を表す第8ハウスとか、女性であれば、男性を表す火星との関係とか、或いは男女の交流を表す金星とか火星とか。異性関係を通じてエクスタシーが広がって生きやすいという意味では、金星と冥王星、或いは金星と海王星。不適切な関係で有名になったビル・クリントンなどは、対人関係を表す天秤座に、金星、火星、海王星が重なっていて、異性関係の拡張の王道を行っている配置など、様々な項目で考えることになります。
 しかしこれらは異性関係の発展という意味で、身を持ち崩すという意味では、人生を発展させる太陽とかが大幅に破綻していなくてはなりません。むしろこちらのほうが優先点検項目です。性的な職業でもある風俗関係とかAV関係のような職業の女性の場合には、太陽に、死と再生の天体である冥王星が90度しかない、というようなケースとか、変則的なものがたくさん見られます。つまり異性関係の要素を思い切り強調して、さらに、プラス太陽が破綻するというふうになれば、異性関係によって破綻したんですね、と推理できることになるのです。太陽とか月、土星などは人生の脊髄みたいなもので、その人がまっすぐ立つための天体で、異性関係とかが狂ってきた場合でも、それが太陽とか月から見て、行き過ぎで、このままだと、自分が危険だと感じた場合には、そうした周辺的な影響力をセーブし始めます。身体のたとえであれば、手足が怪我しても、脊髄と脳の真ん中の部分が正常なら、なんとかなる。人生が崩れていくというのは、骨の髄が壊れていくということなのです。なので、場合によっては、なんら強い刺激も出来事もないのに、目的も趣旨もないために、自然崩壊的に人生が崩れていくこともあり得ます。それでも人は関係性によって生きるので、誰かに寄りかかって、つまり折れやすい木に添え木をするようにして、普通に生きている人もたくさんいます。

 まるみさんの場合に異性関係で身を持ち崩すような条件に当てはまるような部分があまりありません。太陽は、堅く維持する土星と重なっていて、しかもアスペクトが沢山あって、発展力があります。プレッシャーが強くかかっているとはいえますが。
 従って、他の占いで言われた色事で身を持ち崩すという話が、どこから出てきたのか私にはさっぱりわからないのです。むしろ、お勉強とか研究等を表す9番目の部屋と、やはり学習能力を表す三番目の部屋の間で、鋭い緊張感を持つ世代アスペクトができているので、問題が起きるとしたら、学習分野とか、移動旅行等の分野です。 もう一つは、女性としての愛情をあらわす金星ですが、これはあまり深入りしない水瓶座にあって、親しみやすいけれども入り込まないという意味になってきます。異性関係に対する関心というのは、女性を表す金星と男性をあらわす火星等の組み合わせで考える場合もありますが、水瓶座と牡羊座のセットになっていて、しかしながら火星は、知性を表す水星と一緒にあるために、しばしば知性的な方向でエネルギーを使われてしまいます。
 ホロスコープでは、まるみさんの月がある趣味道楽の5番目のハウスは、しばしば恋愛と言われますが、私はこれにはあまり同意できず、というのも5番目のハウスは相手がまだ存在しないハウスなので、一人の思い込みということが多く、あまり受け手がいないのです。なので1人で遊べるものであれば可能であるというハウスです。
 先程人生の発展力というのは太陽であると説明しました。この太陽は堅い土星に支配されているために、決まったコースから脱線することを禁止されている場合が多いのです。その結果、三番目の部屋の極端性を表す冥王星とか、新しさを表す天王星等の刺激によって、冒険的な方向への揺すぶりというものが、あたかも反動のように働きかけてきます。同時に、拡大意識を表す木星というものが、この太陽と土星に対して脱線をさせるように働きかけます。しかし木星が脱線方向に働きかけても、太陽にかかる土星のガードは堅く、すぐに本道に戻っていきます。
 木星は広がっていく意識を表します。木星があるのは人間が形を失っていく、無限の方向に開かれていく12番目のハウスです。この木星は双子座で、つまり意識の広がり方は双子座的に広がっていくという意味になります。これは知的な興味、刺激、関心が拡散することなどです。第三ハウスの冥王星、天王星という、強い刺激を求める天体と、この12ハウスの木星が、リスキーな方向へ向かわせようとする力を発揮しますから、いつでも、太陽と土星は、逸脱させようとする勢力にさらされているわけですね。でも、これらの逸脱はみなやはり性的な方向ではないと思います。
 なので、人生の一時期にちょっとはまることがあったとしても、それが建物全体を壊すほどの影響があるでしょうか。たとえば木星は大体46歳から55歳くらいに強く発揮されます。まるみさんは現在43歳です。あと3年ぐらいすると、木星の勢いが強くなり、人生の中で最もコースが脱線する世界に入っていきます。でも、木星の度数は双子座の23度で、これは様々な素材の中から、エッセンスとなるもの抽出して、それを育てようとする度数です。12ハウスは形がなくなっていくハウス。つまり、形に囚われず、もっとも重要な本質を求めていくという度数です。例えば大量の雑多な資料の中から、一番大事だと思われるものを引き出すようなものです。これが太陽と土星を脱線させます。土星というのは型式だけでも維持しようとしますから、時にはあまり意味がないことでも続けて行くところがあります。例えば規則としてこれだけのことを用意しなくてはならないという時に、先程の木星の脱線方向への誘惑とは、学校の勉強のようなたとえであれば、全部の教科をしなくてはならない時に、重要だと感じ、育てたいと思うものを重視して、勝手に科目を編集してしまうようなものです。面白そうなものだけをするとか、規則からすると余分なものと定義されていることに関心を抱く。異端的なものに走る。ほんとうはこちらのほうが重要だと思うのに、禁止されている。そういうことに関心を抱くということです。

 これらは知的な分野においての脱線だと思うのですが、9番目のハウスに立っている太陽と土星の柱が強力なので、46歳以降周縁性の回転が大きくなって、軸がぐらつくことになっても、軸そのものが倒れることはないでしょう。この先、ついに本当に色事で身を持ち崩すのではないかと、我ながら恐ろしく思っていますという話ですが、太陽、木星などは柔軟サインで、柔軟サインが多い人は心配を遊んでいるという傾向は強まりますから、やっぱりそういうことを考え心配して遊んでいるという話になりますね。
 わたしはまるみさんの発言の「身を持ち崩す」という言葉が、まるみさんの中で、ひとつのキーワードとして、ぐるぐる回っているところに、太陽と木星の90度の特徴を見て取ります。つまり本流はしっかりあるが、しっかりあるぶんだけ、マインドの遊びとして、余分なことに関心を向けたくなり、バラエティをほしがり、その衝動が強まりすぎると、軸が倒れるかも、つまり身を持ち崩すかも、という印象が襲ってくるのだと思います。こないだ久しぶりに、薔薇の名前という映画を見ました。ここでは異端審問官によって、異端の思想の人が火あぶりになる光景が出ていました。まるみさんの太陽・土星は正統派。そして木星は異端。異端に興味津々の正統派というような感じで考えてもいいかもしれません。

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