この『買い物ワールドカップ』連載開始から、もう18年以上たっていますが、これだけ長くいろいろと買い物をしていると、数年に1度、びっくりするような服や靴、カバン、時計、クルマなどに出会います。

今回はとんでもないダウンジャケットに出会いました。もともと、ここ数年のアウターの進化、中でもダウンは素材の面からも、またテクノロジーの面からも、その進化を驚きを持ちながら見ていました。

もともと1年でもっとも寒い時期に着るモノだから、“どう暖かさを確保するか”という部分での、素材や羽根の進化に驚いていました。しかし数年前から、それとは全く違う概念のモノが現れたのです。

それは、“熱をまとう”ダウンです。今、ありとあらゆるところにテクノロジーが使われるようになってきましたが、それがついに、ダウンを始めとするアウターにまで使われるようになりました。

ただダウン自体を温めて羽織るためには、いくつかのハードルがあり、今まで簡単に手を出せずにいました。がしかし、今シーズンついに、これは、という新世代ダウンジャケットに出会いました。

そもそもダウン、それ自体を温めるには何かエネルギーが必要で、充電のわずらわしさ、またバッテリーの重さが、僕自身の購入意欲をさまたげてきました。しかし、今回のダウンは、それを逆手にとってきたんです。

なんと、ダウンを温めるバッテリーパックが、スマホ充電をもできるものなっていました。発想の転換が凄すぎて、びっくりしたのと同時に、こうやって世の中のモノは進化への階段を登るんだ、と感じました。
 

まずもって、1番重要なのはスタイリング。そこで自分が購入したいハードルを、越えてくるモノであるかが重要です。基準はカタチ、特にダウンは丈感、さらに素材と色目。
 

もう一つ言うなら、素材の質感。今のダウンに求める好みを言えば、マットでありながらしっとりとした質感。
 

さらに、もう一つダウンに求めるのであれば、それはポケットの位置と形状。シンプルかつ、手を入れやすい的確な位置と大きさ。ちなみに、このダウンジャケットのポケットの位置、大きさは自分にとって完璧です。
 

フードに関しても、ついているのであれば、かぶらない時間が大部分なので、小さめがうれしい。
 

この記事をシェア
この連載のすべての記事を見る

★がついた記事は無料会員限定

関連書籍

中西哲生『ベンゲル・ノート』

スポーツキャスターとして活躍する中西哲生は、名古屋グランパス選手時代に、ベンゲル監督のトレーニングメニュー、ミーティングでの発言などを一冊のノートにメモしていた。本書は、そのノートをもとに、世界的名将ベンゲルの理論、戦術のすべてを明らかにする。

中西哲生『不安定な人生を選ぶこと 買い物ワールドカップ2000~2002』

「成長したいなら、貯金なんかするな!」無謀な買い物ぶりで世間を騒がせる人気スポーツジャーナリストによる過激な自己投資のすすめ。「Webマガジン幻冬舎」の人気No.1連載、単行本化!