半世紀以上、5000人の女性と向き合ったAV業界の生ける伝説代々木忠(よよぎただし/愛称:ヨヨチュー)監督が性を語った話題の新書『生きる哲学としてのセックス』。

『生きる哲学としてのセックス』(代々木忠・著、840円+税、小社刊)

この度、そんな代々木監督を敬愛してやまないAV男優:森林原人さんが発起人となり、「代々木組」と呼ばれる男優や関係者の皆さん(市原克也さん、片山邦生さん、佐川銀次さん、東良美季さん、二村ヒトシさん、日比野達郎さん、平本一穂さん、吉村卓さん / あいうえお順)が結集、未だかつてない読書会が開催されることが決定しました。

本を読み、語り合い、代々木監督の作品を見て、自分の性ともう一度対話してみる。普段は語る/考えることに尻込みがちな問題を、しっかりと考えるチャンスです。

なお、読書会後のオフ会は発売からわずか2時間で定員〆切! 読書会も既に50人以上が参加表明している、大注目のイベントです。お申し込みはコチラ(外部サイトに飛びます)から。

<イベント詳細>
【日程】2018年12月8日(土曜日)
【人数】限定100名
【内容】
① 参加条件は『生きる哲学としてのセックス』を読んでいる18歳以上(当日持参していただきます)
② スモールグループ(4~6人)に分かれて、感想や疑問点を話し合います。その際、各テーブルに出演者の男優が順番に回っていき、話しに参加します。(60分)
③ 『生きる哲学としてのセックス』で取り上げられていた代々木監督の作品を上映します。(45分)
④ 上映作品にまつわるエピソードや、当事者として感じたことや見えた景色を出演者間でクロストークします。その中で、「代々木さんから教わったこと」を各自が発表します。(60分)
⑤ ③④を踏まえ、『生きる哲学としてのセックス』の理解を深めていただき、新たに抱いた疑問点や気づいたことを再度スモールグループで話し合っていただきます。その際も、各テーブルに出演者の男優が順番に回っていき、話しに参加します。(60分)
⑥ 参加者からの質疑応答、感想アンケートへのご記入(30分)

【タイムテーブル】
12:30 入場開始
13:00 開催の挨拶後、スモールグループでの話し合い
14:00 代々木作品の上映会
14:45 休憩
15:00 出演者によるクロストーク
16:00 2回目のスモールグループによる話し合い
17:00 質疑応答、感想アンケートへの記入
17:30 閉会の挨拶後、退場

【出演者】
市原克也、片山邦生、佐川銀次、東良美季(『虚実皮膜』の著者)、二村ヒトシ
日比野達郎、平本一穂、森林原人、吉村卓(敬称略、あいうえお順)

【参加費】
5,000円
※18歳以上であることが確認できる写真付身分証と『生きる哲学としてのセックス』をご持参ください
※身分証を忘れた方は、代々木作品の上映時間中は退出していただくことになります
※『生きる哲学としてのセックス』を忘れた方は、その場で購入していただくようお願いします
【場所】
都内の貸会議室
※お申込み後のご入金が確認出来た方のみに、詳細を伝えさせていただきます。

【注意】
・出演者のクロストーク部分をYouTubeなどにアップする可能性があります。
・記入していただいた感想は、アテナ映像のホームページなどに掲載されることがあります。

※お振込後のお客様都合によるキャンセル・ご返金は出来かねます事をご了承くださいませ。

◆◆◆以下は森林原人さんからのメッセ―ジです◆◆◆

 皆さん、こんにちは。男優の森林原人です。

 このたび、50年以上に渡りセックスに本気で向き合ってきた代々木忠監督の著書『生きる哲学としてのセックス』(幻冬舎新書)を課題書とする読書会イベントを開催したいと思います。

 このイベントは、発起人である僕が敬愛する代々木さんの教えを、より多くの方に広めたり理解を深めていって欲しいという思いから始まりました。

 AVで描かれているセックスはファンタジーと言われています。僕も講演会や性教育の場ではそう言います。「AVの真似をしてもセックスはうまくならないよ。なんなら相手を傷つける可能性もあるから気をつけて」と。

 でも、本音はちょっと違います。

「AVにもファンタジーじゃない本気のセックスもあるんだよ。それは、虚実皮膜の世界で、実際にしている男優も女優も、仕事でしているはずなのに本気になっていて、カメラに撮られるという前提すら忘れてしている時があるんだよ。それは映画やドラマじゃ見れない、本気の本当のセックスなんだよ。それを撮ることが出来る数少ない監督の一人が代々木忠さんって人で、代々木さんの作品だけはAVだけどAVじゃないんだ。いや、AVの元祖が代々木さんなんだから、本来のAVは、他の表現媒体では描くことが出来ない本気のセックスを見せることが出来る唯一の存在で、代々木さんのAVこそがAVなんだ。AVってすごいんだぜ」

 僕は、代々木さんから教わったことで世界が変わりました。今までより広い視野で世界を見渡せるようになりました。それは、代々木さんの言うところの“俯瞰の目”を持てるようになったからです。流されている自分も、自分を流していく流れも、客観的に見れるようになったのです。

 なんで、セックスをしてそんな風になるんだと疑問に思う方もいるでしょう。むしろそういった方の方が多いのではないでしょうか。セックスって、色々あるけど、つまるところ欲望の行為だと捉えている人がほとんどです。セックスって欲望の行為で、そこに神聖な価値や愛の意味が始めからあるわけではありません。

 でも、どんな行為よりも欲望が表出する行為であるから、そこに人間の本来の姿を見ることができます。食や睡眠より根源的であるとも言えます。セックスって、行為の一つに過ぎないのですが、そこにはセックスでしか感じられないものがあります。代々木さんの言うところの“たかがセックス、されどセックス”なのです。

 己惚れていると思われるのを覚悟で言えば、僕は、一般の人よりセックスのことがわかっていると思っています。それは経験人数が多いからではありません。代々木さんから教わったからです。正直、僕の自信の拠り所はそこにつきます。代々木さんの組で男優をやれたことだけで、セックスのことが他の人よりわかるようになったと思っています。代々木さんの組って本当に特別で、そこにいることは人生を変える経験でした。代々木さんの教えは“本物”だから多くの人に知ってもらいたい。それにつきます。

 “本物”の教えを受けたのは僕だけではありません。僕以上に長い間、深く学んでいる方も数名います。『生きる哲学としてのセックス』に出てくる男優の方々は、各自がそれぞれに代々木さんの教えをその身に刻み込んでいます。それを多くの方に伝えたい。それで、男優の皆さんに声をかけさせてもらい、協力してもらうようお願いしました。机上の空論でも猿やモルモットの生殖ではなく、同時代を生きる人間の実体験に基づいたセックスの話をしてもらいます。代々木さんの現場で何が起きているのかを、当事者が話します。

 代々木さんが言うには、「セックスは言葉で教わったり考えたりしてもわからない。実際にやって理解していくんだ」とのことです。本来なら、代々木さんの本を読んでセックスしてみるのが一番腑に落ちる方法ですが、なかなかそうもいかない人も多いでしょうし、代々木さんの本に書いてあることが絵空事に思えてしまう人もいるかもしれません。同じ業界にいる人達ですら、代々木さんの組で起きることを信じない人がいるぐらいですから、一般の方がそう思うのも仕方ないことです。

 そこで、代々木さんの教えや哲学と、実際のセックスの橋渡しに、この読書会がなればいいなと思っています。『生きる哲学としてのセックス』の副読本的役目を、この読書会が果たすよう心がけます。

 セックスを今まで以上に深めたい方や、セックスが何なのか悩んだり迷っている方。それと、セックスを捉え直すきっかけや糸口を探している方。皆さまのパートナーや大切な方との関係が深まるきっかけに、この読書会がなると思います。

【お申し込みはコチラ(外部サイトに飛びます)から】

【代々木忠 / よよぎただし】

1938年、福岡県生まれ。華道家から極道を経て、ピンク映画の助監督となる。日活ロマンポルノで活躍。80年代に入るとアテナ映像を設立し、AV監督として『ザ・オナニー』『性感極秘テクニック』シリーズなどでその名を轟かす。これまでの監督作は500タイトルを超える。愛称は「ヨヨチュー」。著書に『プラトニック・アニマル』『オープン・ハート』(ともに幻冬舎アウトロー文庫)などがある。

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代々木忠『生きる哲学としてのセックス』

御年80にして現役のAV監督、代々木忠。彼は半世紀以上にわたり「女が本当にイク姿」にこだわりカメラを回してきた。その出演者には、26歳にして男性体験1008人の女性、衆前で犯されたい元総理大臣の姪など「イケない」悩みをもつ女性が多数いた。異世界の話のようだが、彼女達が抱える闇は現代を生きる我々全員に無縁ではない。不倫もセクハラも、真のオーガズムを知れば無くなるのだ。日本人よ、もっとセックスをせよ。熟年たちの精力増強に効く「性器呼吸」も収録。性に悩む全ての男女へ捧ぐ革命的一冊。