8月9日、第2回「出口塾・自分の頭で考える日本の論点」が開催されました。
 今回も会場に使わせていただいていたのは、出口さんが社外取締役を務める、株式会社サンワカンパニーさんの東京ショールーム。
 地下鉄外苑前駅から徒歩1分と抜群のアクセスに加えて、昼間はカフェも併設された、お洒落で開放感あふれるスペースです。

 第2回のテーマは
 ■日本社会のLGBTへの対応は十分か
 ■ネット言論は規制すべきか
 ■少子化は問題か
 ■日本は移民・難民をもっと受け入れるべきか
 の4つ。
 

 今回最初にとりあげたテーマはLGBTの問題。 受講者の皆さんには、それぞれの問題についての基礎知識をまとめた資料を事前配布。当日は、出口さんが、まず問題の本質はどこにあるかを解説し、それについてご自分はどのような理由でどのように考えるかをレクチャー。そのあとは、受講者からの質問に1対1で答えていく、というスタイルです。

 ちょうど、ある自民党議員が雑誌にLGBT支援に税金を使うことに異議申立てをする論考を寄稿したことが批判を集めていた時期で、図らずも旬のトピックになりました。

 出口さんの答えは簡潔明瞭で「日本社会の対応は不十分」。

 理由は、出口さんが常々言っている「縦横で考える」です。縦(歴史)で考えれば、日本は歴史的に性的少数者に対して寛容だった。横(世界)で考えれば、G7のうち3カ国では同性婚が合法で、3カ国では法律婚に代わる連帯契約を認めている。5つか6つの自治体が、やっとパートナーシップ制度を認めているだけの日本は、いったい、トラック何周遅れなのか。

 That's all.で、以上5分足らず。

 それも鮮やかなのですが、もちろんそこでは終わらないのが出口さん。

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