旅好きな香川さん。
ついに、タイムトラベルにまで……!?
香川さんが説明してくれる相対性理論が、めちゃくちゃわかりやすいぞ!
それにしても、Youtubeは、知識の宝庫だなあ~。

 自由研究

 どうも、連載100回を目前にしてすっっっっっかり1ヶ月近くエッセイをサボっておりました。香川です。夏休みの宿題は貯めて貯めて、貯めたまましれっと卒業式を迎えちゃうようなポンコツなワタクシ。それでも毎週楽しみに読んで下さる読者の皆さま、大変申し訳ございませんでした。特に言い訳はありません。
 単純に特に書くネタもなく、日々歌っていたら夏が過ぎてしまった……。それだけのこと。連載して2年半が経つこのエッセイをこんなにサボったのは初めてのことで、いつ編集さんから「先生!今週の原稿まだですか!?先生!!」とノリスケ叔父さんばりの催促の連絡が来るかとドキドキしていたが、結局何ひとつ連絡はこなかった……。原稿を特に期待されていないこの感じ、いささか残念である。
 しかし書くと決めてはじめた旅エッセイ。ちゃんと書かなければ!!とサザエさんを眺めながらPCの前に座ったものの、気がつけば火曜日になってしまった。(何故?)

 週刊ジャンプが出る度に「やべぇ……」エッセイ書かなきゃ……と焦りながら、まずはジャンプを読みはじめる日々。余裕綽々で書けるようになりたいものである。マジでごめんなさい!!

* * *

写真:iStock/Torsakarin
 

 エッセイこそ更新していないが、この夏も色々と旅をしてきた。
 あるときは岡山の山奥で、またあるときは東京の都電の車内でも歌った。わが地元広島は、豪雨災害の影響で、最近ではちょっと雨や台風が近づくと新幹線が止まったり高速道路が通行止めになったりする。まだまだ油断できない状態だ。それでも色んなお祭りやイベントもあり、僕も元気に歌わせてもらった。ありがたいことだ。
 それにしても毎日暑くて暑くて仕方がない。エアコンはほぼ24時間つけっぱなし、冷たいうどんやそうめんばかり食べていたら、気づけば夏バテをしてしまった。
 夜寝ていても暑さですぐに目覚めてしまう。それにレコーディングなどをしたあとに眠ろうとしても、長時間ヘッドフォンをしていたせいか、脳が覚醒しっぱなしで良く眠れない。世の人達は、眠れない夜をどう過しているのだろうか。
 僕はもっぱらスマホをいじってしまう。結果、ブルーライト効果でどんどん眠れなくなるのだ。しかし使い方によっては眠気をさそうコンテンツもある。動画をあまり全力で観るのはオススメしないが、癒やし系動画やヒーリング系音楽はちゃんと眠気を誘い、気がつくと夢の中へと導いてくれる。
 YouTubeで『眠れない夜に聴く曲』と検索してみてほしい。トップに1400万回も再生されている究極の睡眠導入音楽が表示されるはずだ。どういうメカニズムになっているのか分からないが、聞いているうちにスーーっと落ちていく感覚を味わえる不思議な音楽である。おすすめだ。
 そんな感じで動画を探してネットサーフィンしているうちに、ある動画を見つけてドハマりしてしまった。それは、“宇宙系動画”。そして、そこから派生する、【相対性理論】についての説明動画である。
 これは本当に難しくて、頭を悩ませているうちにすぐに眠ってしまう。しかし非常に興味深い内容で、ロマンがある。なので最近の僕は、夜な夜なアインシュタイン先生の“相対性理論”について勉強中なのである。せっかくなので、今回は相対性理論について知らない方のために、つたない知識でかみ砕いて説明してみようと思う。

 まずは“相対性”とはなんぞやということである。

 Q1.電車が60kmで走っていたとする。反対側からも60kmの電車が来て、猛スピードですれ違ったら、そのすれ違う速度は? → A.120km
 Q2.電車が60kmで走っていたとする、後ろから90kmの電車が追い抜いてきたら、追い抜きの速度は? → A.30km
 Q3.電車が60kmで走っていたとする。真横にも60kmで走っている電車がいたら何kmで走っているように見える? → A.0km(止まって見える)

 つまりこれが「相対速度」というものである。

 では次にこれを“光の早さ”に置き換えたらどうなるだろう。光の速度は“秒速30万km”だ。1秒間で地球を7周半できる速度である。ものすんごく速い。
 では、光の速さで走る電車同士(秒速30万km同士)がすれ違ったら、相対速度はどうなるだろう。計算上では相対速度は“秒速60万km”になるはずだ。しかし、これがなんと不思議なことに、“相対速度は秒速30万kmのまま”なのである。同じように、光同士が同じ速度で併走したとして、通常の電車なら隣の電車は止まって見える。(相対速度0km)しかし、光同士が併走しても相対速度は秒速30万kmのままなのである。

 実に不思議である。正直意味が分からない。これを【光速度不変の原理】というらしい。光の速度は、決して、遅くも、早くもならないんだとか。良く意味はわからないがそういうことなんだとか。そして、それじゃあどうなるかというと、計算が合わなくなる。合わなくなったらどうなるのかというと、なんと“時間がその帳尻を合わせる“というのである。
 つまり、「時間」というものは早くなったり遅くなったりするものなんだとか。

 この相対性と時間についての話は、「相対性理論」の入り口に過ぎない。あまり詳しく書くとややこしいので省くが、宇宙空間を光の速度でぶわーーーー!と移動して、ぶわーーーーー!!と帰ってきたら、地球に帰ってきたときに「みんなおじいちゃんになってたーーー!!」みたいな浦島太郎的なSF映画が、理論的には実現するということだ。つまりタイムマシンは作ることが可能なのである(過去には戻れないけど未来には行ける!)。
 すごい。実にロマンのある話だ。そしてこんな難しいことを何百年も前の人が見つけてしまったことが信じられない。映画『BACK TO THE FURTHER』のようにタイムトラベルができる日が、本当にいつの日かやって来るのかもしれない。
 余談だが、新幹線や飛行機でも、「乗っている人」と「乗っていない人」とは、ほんの少し、時間の流れが変わっているらしい。0.000000...1秒みたいな微々たるものだが、言ってみれば、少し未来にタイムトラベルしているのだ。と、いうことは、移動の多い僕は、少しずつ未来にタイムスリップしているのかもしれない。
 明後日はまた、新幹線で東京へ。ハロー未来のみんな。過去の広島から0.000000...1秒先の未来の東京へ、のぞみデロリアンでのタイムトラベル。

 実にロマンがある。どうにかタイムスリップして、来週のジャンプを早く読みたい。いやー眠たい。おやすみなさい!

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