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2007.07.15

2007年6月下旬~7月上旬 だらしな脱出できるかな日記

藤田 香織

2007年6月下旬~7月上旬 だらしな脱出できるかな日記

6月18日(月)<ヒミツのチョクヒツ>

「今日の午後イチが本当の本当の本当のギリギリです!」と言われた某原稿を上げて、書店に出かけた午後4時30分。最近、単行本はネット書店で買うので、主に漫画の棚を中心に見回り、1冊の少女漫画をお金を出し合って買おうと相談している推定小学5年生女子を横目に嫌味なほどざくざく大人買いして近くのミスドで早速読みはじめた午後5時過ぎ。隣のテーブルでは推定高校1年生の女子3人組みが、なにやら盛り上がっておりました。
「楽しそうだなー」とチラ見すると、テーブルの上には甘すぎず、しかしそれなりに小洒落た感じの便箋が。便箋! 久しぶりに見たよ便箋! 最近、若人たちの間でメールではなく「手紙」が何気に流行ってるのはハロプロエッグの福田花音ちゃんのブログで知ってはいたけど(ヲタ発言ですみません)、ほんとなのねぇーとしばし見守り態勢に。
 するとどうでしょう。キャハキャハ笑いながらそれぞれに手紙を書き終えた3名は、おもむろにその便箋をセーラー服やらYシャツやらの形に折り始めたではないですか! うひー!! な、なつかしーー!! 高校時代、友だちや好きだった男子に、授業中書いた手紙をこうやっていろんな形に折って渡したなー。あぁ蘇る青春! 20年以上の時を越えてまたこんなモノが流行ってるなんてビックリだ。
 帰宅後、興奮のあまり、大量に放置してある終了ゲラを使って思わずあれこれ折っちゃったですよ。意外と覚えてるもんですね。「折手紙」。
 しかし気になったことも1つ。手紙を折り終わった女の子のうちのひとりが「やっぱチョクヒツはいいよねー。メールよりあげるのも貰うのも嬉しくない?」と言っていたのだ。
「チョクヒツ? ちょ! マテコラ! それを言うならジキヒツじゃアルマイカ?」と瞬時に反応しかけたのだけれど、落ち着いて考えてみると、それは所謂「直電」的ワカモノ言葉なのかもしれず、その判断がつかない自分に老いを感じた現在午後8時。
 どうなのー。ねぇ誰か教えてー!

朝食:10:30
アイスカフェオレ、小倉あんぱん

昼食:17:30
ミスドでフレンチクルーラー、ポン・デ・抹茶あずき、アメリカンコーヒー

夕食:23:00
自家製かき氷(いちご+練乳)、ホットコーヒー、プラム大量

本日の夕食。最近どハマリしているかき氷とプラム1パック。栄養バランスというものを一切無視したメニュー。一般家庭ではありえなさそう。
懐かしの「折手紙」。時計回りに上からリボン、牛乳瓶、Yシャツ、セーラー服、封筒、で、真ん中はタケノコ。あと星とか船とかも折れた気がするんだけど。
こちら、今回初挑戦してみた「ハート」。でも例え今中高生だったとしても、こんなアカラサマな形でラブレターは渡せないだろうなー。

<本日の読書>

「ラ・ロンド」(服部まゆみ著 文藝春秋¥1762)……(最終話で)34歳になる舞台女優の妙子と、11歳年下で大学院生の恋人・孝。35歳の売れない画家・克己と舞踏を学ぶため上京してきた18歳の藍。さらに、克己の実兄で藍の叔父でもある私大で哲学を教える有泉で、有泉の妻・鴇子と、その姉で藍の母親である瑠璃らが織り成す恋愛物語。こうして登場人物たちの関係を説明しようとすると、なんだかこんがらがってくるけど、読んでいるときには混乱することもなく、ぐいぐい引き込まれてしまった。なんか最近、恋愛小説でアタリが多い! しかも、特別ロマンティックなわけではない、地味恋愛系話で。これも良かったです。おススメ!

「お父さんは神経症-大原さんちのムスコたち」(大原由軌子著 文藝春秋¥1000)……「大原さんちのダンナさん-このごろ少し神経症」「大原さんちのムスコさん-子どもが天使なんて誰が言った!?」に続くパニック障害を抱えた夫と子供たちとの暮らしを綴ったコミックエッセイ第三弾。最近、こうした家族が鬱だったり神経症だったりする話を描いたエッセイ漫画は多いけど、本書は深刻すぎず、さりとてそうした家族から目を逸らさずに受け入れていく著者の目線がいい感じ。ほのぼの綺麗な絵柄も好感度大。「夫」の大原広軌氏、なんか知ってるような……と思ってたら、藤臣柊子さんと共著で「精神科に行こう!」を書いてた人ですね。あわせて読むと「なるほどー」感も倍増です。

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